ひるブラ「樹海の“元気スポット”〜山梨・青木ヶ原樹海〜」 2014.09.30

生字幕放送でお伝えします≫雄大な富士山のふもとに広がる一面の緑。
青木ヶ原樹海です。
≫広さおよそ3000ヘクタール。
東京・山手線内側の半分近くもあるという広大な原生林です。
≫この森の中には私たちを元気にしてくれる手つかずの大自然が広がっていますよ。
本当に気持ちいいですね。
≫なんか癒やされてちょっと眠くなっちゃうぐらいな木漏れ日がきていますね。
鳥の声なんかも聞こえてくるんですよね。
≫チュンチュンといろんな鳥の声が聞こえてきます。
≫この青木ヶ原の大自然手つかずの自然を楽しんでもらえるようにこうした遊歩道が整備されていまして大体30分から2時間くらいのんびり歩けるコースが何本も整備されているんです。
≫本当に歩きやすいですよね。
モトさん、気持ちよさそうでしょ。
≫天気で、本当に気持ちよさそうだね。
樹海って遊歩道があるんだ?≫そうなんですよね。
数年前から整備が進んでいましてただ、この遊歩道から出てはいけないんですね。
自然保護のため、遊歩道の中から。
それでも、こんな大自然がすぐ間近に広がっています。
≫広いから出たら迷っちゃうよな。
≫本当に広いんですがそんな樹海のとっておきの楽しみ方を今日はご紹介します。
≫モトさん、実は樹海はこれからの秋の時期がベストシーズンなんですよ。
というのも、たくさんの動物に出会える可能性が高くなるんですね。
冬を前に動物たちが活発に動き回るのでもしかしたら今日も生中継中に横切るかもしれません。
≫こちらを見てください。
この動物たちの写真すべて樹海で撮影されたものなんですね。
≫こうした動物がいまして。
≫シカもいます、ニホンジカ。
そして、ヤマネ、ムササビフクロウもいますね。
≫よく、遊歩道にフクロウの羽が落ちていました。
≫たくさんいますがそんな中でも、今回、樹海のアイドルともいうべきかわいい動物がいるんですよ。
≫なんだ?≫やっぱり気になりますか?モトさん。
≫気になるよ。
≫どこにいるかといいますとあちらにいますので。
≫この遊歩道沿いにすんでいるんですよね。
私のライバルかなって思うぐらいの。
≫そういうとこの動物は警戒心が強いからなかなか見ることできないと思うよ。
≫そうなんですよね。
そのかわいい動物がいるのは、こちら。
岩に開いた穴ですね。
≫モトさん、ここにはこんな動物がいます。
≫モグラ?≫モグラじゃないです。
ヒメネズミです。
尻尾が長くて全部で15cmくらいなんですけど木に登ったりチョコチョコと動き回る本当にかわいいネズミなんだそうです。
今日はこのヒメネズミに出会えるように強力な助っ人をお願いしました。
樹海のネイチャーガイドの外川さんなんですけども。
ネイチャーガイドは1時間500円でこの樹海をいろいろ案内してくれるんです。
≫それは安心だよね。
ガイドがいると。
≫そうなんです。
外川さんの今日は立ち会いのもと穴の中をのぞいてみたいと思います。
本当に運がよければヒメネズミちゃんに会えるかもしれません。
≫夜行性だから寝てるんじゃないの、穴の中で。
≫基本的には夜動くんですがお昼前も動くことがあるそうです。
中にいそうな穴を外川さんに事前に選んでいただきましたので。
≫その穴をのぞくためにこちらをご用意いたしました。
小さいカメラこれを穴の中に入れてちょっと、見てみたいと思います。
森を傷つけないようにゆっくりと、右のほうですね。
今、穴の中に入りました。
≫いないよ。
≫中は結構、広いんですよね。
≫木の枝があって、石があって…。
何か動物がいると木の実とかを集めていたりするのでその痕跡もあるかもしれませんよ。
≫木の実が1個落ちてるけど…。
≫外川さん、これは動物が運んだものでしょうか。
≫そうですね。
動物が運んだものかもしくは、外からころころと中に入ったものかどちらかですね。
≫いないよ、とりえあず。
≫生放送中の奇跡の出会いを信じてしばらくここにカメラを置いて待ちたいと思います。
≫なので、外川さんにこのカメラを持って観察をしていただきたいと思います。
≫外川さん、カメラお預けしていいですか。
本職は動物の写真家なので。
外川さんよろしくお願いいたします。
外川さん本職が動物写真家なのでこういったことは慣れているということで自信を持って、任せろと言ってくれましたのでお願いします。
≫行ってきます、お願いします。
ヒメネズミも気になるんですが樹海にはもっと小さい生き物がいるんですね。
そちらを見に行きたいと思います。
≫気持ちよさそうだな日が出てて。
≫結構見通しもいいんですよねこの遊歩道。
歩いていると、この時期ちょっと木の実なんかもありました。
木の実、こういうふうに下に落ちているんですよ。
≫まだ青いですけどドングリですとかね。
モトさん、こうした木の実を求めて動物たちが動き回るのでこれからの秋、歩くのも楽しいですよね。
≫足元も楽しいですけどね。
目線を上げても気持ちいいですね。
≫ちょっと紅葉が始まっていますね。
≫本当だ。
紅葉が…。
≫ちょっと先のほう赤く色づいてきてはいまして。
≫夜は寒いということだな。
この辺は。
きっと、だから早いんだよね。
≫ちょっと冷え込みますね。
朝も少し涼しいですね。
≫朝、昼、夕方とか時間帯によってこの樹海の見え方は全然変わるのでどの時間帯に来てもそれぞれの楽しみ方があると思いますよ。
≫本当に光の具合が朝と違いますから、今も。
≫2人のデートコースみたいになってるけど、いいね。
≫楽しいですよ、本当に。
さあ、小さな生き物がたくさん見えるポイントに着きました。
モトさん、分かりますか?≫アリとか言ったらおもしろくないんだけど。
≫正解は、下を見てください。
≫アリではないです。
≫モトさん、下を見ていかがですか、分かります?≫コケが生えているだけじゃない。
≫そうなんです。
正解はコケなんですよ。
≫このコケがすごいんですよ。
樹海はコケのパラダイスなんですよ。
分かっているだけでも100種類ものコケ類が生えているんです。
≫すげえ。
≫ここはコケのパラダイスということで樹海の土、酸性が強くてこのように木が生い茂っているので強い日ざしがさえぎられてコケには絶好の条件がそろっているんです。
このコケ、ただコケかと思うかもしれませんが種類によってそれぞれ個性、特徴があるのでそれを今日、ご紹介したいと思います。
コケに詳しいネイチャーガイドの舟津川さんに教えていただきます。
よろしくお願いします。
≫いろんな人が出てくるね。
≫それぞれ、得意分野があるんです、ガイドさんは。
舟津川さんのおすすめはコケを間近で見ることです。
≫見ていきましょう。
まずは、舟津川さんが一番好きなコケから紹介したいと思います。
ちょっと、奥にあるコケなんですけど、こちらヒノキゴケの仲間ですね。
ちょっとフワッとした感じですね。
≫きれいでしょ。
全然、ほかのコケとも少しずつ色が違うんですけどこれが、雨が降って雨が上がって木漏れ日が差し込むとエメラルド色に輝いて、宝石箱をひっくり返したみたいな感じになるんですよ。
≫続いてのコケいきましょうか。
続いてはこちらなんですがイタチゴケの仲間なんですね。
コケって、地面に生えているイメージがあるんですけど木に生えているんですよこちらのコケ。
≫木の幹の上のほうにずっと、生えていく木登りゴケなんていうふうにもね。
≫ちょっと、変わってますよね。
≫このコケを実際、遊歩道から優しく、触ってもいいんですよね。
優しくですよ、みなさん。
すごい、ふわふわしてます。
≫どんな感じですか?≫やわらかくてふさふさしてる感じですね。
≫かわいいでしょ?≫すごい気持ちいいです。
≫ふわふわしてそうだね。
≫とってもふわふわしてますよ。
≫コケなんかこんな一生懸命見たことないな。
通り過ぎちゃうもんな、普通。
≫そうなんですよね。
続いて、いきますか。
ムチゴケの仲間なんですがそれが、こちらです。
コケとほかの植物の組み合わせ分かりますかね?≫この辺り、見てください。
≫かわいいでしょ、これも。
≫小さい箱庭のようじゃないですか。
≫これは木の赤ちゃんですね。
ここにもモミの赤ちゃん。
ヒノキの赤ちゃん。
いっぱい、たくさんの生き物が共生しているところですね。
≫ムチゴケっていうのは向こうにあるやつですか?≫この辺に生えている緑のですね。
≫さんご礁に似ているような形ですね。
≫じっくり見ると、それぞれ個性、特徴がありますよね。
≫舟津川さんコケを見に来る方もいらっしゃるそうですね。
≫樹海はコケの宝庫だということをだんだんと皆さんも分かってきたので最近、コケ女とか若い女性以外にもコケおばさんもいるんですがコケにはまっちゃってずっと動かない方とか写メ撮ったりとかいろんな楽しみ方がありますのでコケを見に来るだけでも価値があると思います。
≫ずっと眺めていたいんですけれども。
≫ほかの魅力もありますから見にいきましょうか。
舟津川さんどうもありがとうございました。
モトさん、樹海ならではのおもしろい風景はコケだけじゃなくて植物の生命力を感じるものもあるんです。
こちらをご覧ください。
私たちのいるところから少し手前のところなんですがこうした古木に実は新しい生命が芽生えているんです。
この樹海の地面というのは溶岩がむき出しで、土壌の養分が少ないんですね。
その僅かな養分がほしいということで枯れた木のところにコケが蒸しましてその水分を使って新たな別の木がこのように生えているんですよ。
≫そうなんですよ。
生きるためにね。
≫力強く生きていてそのエネルギーを感じますよね。
こうした光景は樹海の至るところで見ることがこの遊歩道沿いからも見ることができるんです。
磯山さん、モトさん先ほどのヒメネズミがどうなったか気になりますよね。
≫呼んでみましょうか。
外川さん。
≫いかがでしょうか?どうでしょう、外川さん。
≫ヒメネズミがいる気配はするんですけどもう少しですね。
≫何か痕跡とかありそうですか?≫穴にいることは確かなんだよね。
≫そうですね。
ヒメネズミが木の実を食べたあとを発見したんですね。
こちら、分かりますかね。
≫奥に白いのが…。
見えますかね。
≫見えます。
あれが木の実なんだ。
奥のほうに持っていって安全なところでネズミちゃんがお食事をした跡なんですね。
≫間違いなくこの穴にいたということですね。
≫そうです、痕跡はあります。
≫外川さん、引き続きよろしくお願いします。
≫はい、分かりました。
頑張ります。
≫出てきてほしいですね。
樹海のパワーはまだまだありますよ。
実はこちらこんなものにもあるんです。
こちら、天然酵母で作られたパンなんですね。
この樹海の土壌から採取した酵母でできたものです。
≫酵母が土壌から、樹海の土から採取できたんです。
取り出すことができました。
≫こちらのパンを割ってみましょうか。
分かりますか。
ふわふわしているんですよ。
本当にやわらかいんです。
≫食べてみないと分からないな。
≫そうなんですよね。
食べたいんですけどこちらでは飲食禁止ということであとで食べたいと思います。
≫自然保護のため飲食はできませんので。
目で楽しんでください。
≫この樹海の酵母は特に菓子パンに向いているんだそうですね。
砂糖がたくさん入った生地の中でも発酵力が衰えない強い酵母なんですね。
≫非常にパワフルな酵母なんですが富士山科学研究所というところと地元のパンの組合が協力して開発中です。
生産体制が整い次第販売が始まるということですので皆さん、もう少々お待ちください。
≫パン、大好きだからがぶっと、それいってみたいね。
≫樹海のパワーを楽しみにしていただきたいと思います。
≫続いてなんですが岩の持つ不思議なパワーをご紹介します。
モトさん、樹海で方位磁石やっても役に立たないっていううわさ聞いたことありませんか?≫樹海、入ったら出てこれないというイメージがあるんだけどあまりに見ていると違うんだよね雰囲気が。
磁石きかないんでしょ、でも。
≫実際にやってみたいと思います。
ちなみに、今北なんですが指している方向合っています。
正確です。
こちらを、この岩の上に置いてみるとどうなんでしょうか…。
分かりますか。
≫回っちゃった。
≫全然違うところに。
北はあっちなんですよ。
≫今、赤いほうこれが北を指してますけど本当はあっちの方向なんですよね。
≫ちょっと浮かせると分かります。
浮かせると戻るんです。
置くと、ほら。
≫これが岩の持つ不思議なパワー磁力なんですね。
溶岩は、鉄分が多くて鉄分が多く集まっているポイントではこうした磁力が影響するんですね。
ただごくピンポイントなんですよね。
≫なので、こうやって胸のほうに持ってくるとまたすぐ戻るんですよ。
正確な位置に。
≫じゃあ、大丈夫だ。
≫だから、安心して楽しむことができます。
≫大丈夫です。
安心してください。
モトさん、これから樹海の一番元気なスポットに行きたいと思いますので来てください。
≫元気が出ますよ。
番組がそろそろ時間も少なくなってきてヒメネズミはどうなりましたでしょうか。
外川さん、そろそろいかがですか?≫見せたいんですけどね…。
≫結局いなかったの?≫出てきて。
≫先ほど、準備しているときはこの穴の近くで何か小さな物影が動くのを私たち、見ているんですけど。
≫皆さんに見せたいですね。
≫やっぱり警戒心強いからね小さい動物は。
気配を感じたら出てこないよ。
≫外川さん、もうちょっとだけ粘っていただいていいですか?≫はい、頑張ります。
≫よろしくお願いします。
モトさん、樹海の一番元気の出るものお見せしましょう。
勇気をもらえますよ、あの木です。
これ、腹筋の木という木なんですけれども。
≫形が変わってますよね。
≫腹筋しているように見えませんか?下にいきそうになって上にまた伸びるという。
≫倒れるかなってフェイントだな、一種の。
≫そうなんです。
一度足場が崩れ、倒れたものがまた上にまっすぐ伸び始めたというガッツのある木なんですね。
樹海は土が少なくて深いところでも30cmくらいしかないんですね。
だから、木は根を深く張れないんですよ。
あのように根をむき出しにして頑張って立っているので変わった形の木が育っていくというわけなんです。
腹筋の木の名付け親に来ていただきました。
ネイチャーガイドの小佐野さんです。
こんにちは。
≫よろしくお願いします。
≫こちら、腹筋の木本当に見ているだけでも元気がもらえますね。
≫恐らく、こういうふうに倒れたんですね。
倒れた時点では、何が起きたのか分からなかったと思うんです。
ただ、考えてみたらこのままだとまずいからどうしたらいいか。
上に伸びるしかないだろうということで、私はこれはもう1つの名前ネバーギブアップの木とそう呼んでいます。
だから子どもたちにはこれを見たら絶対にこの木は諦めていないよね、頑張ろうよねそういう話をいつもしています。
≫自然から教わりますね。
≫モトさん、樹海には変わった形の木が多いんですが、こちらの木まだ名前は決まっていないんですが、この木下からのぞいてみるとおもしろいですよね。
≫すげえ、らせん階段?≫ずばりそうなんですよ。
こういうふうに樹海の楽しみ方というのは木からもあるんですよ。
≫なぜこうなったのかは分からないんですけども樹海のパワーでしょうかね。
こうした、いろんな木がありますから自分で名前をつけて楽しむのもいいかもしれませんね。
≫それ楽しいかもしれないな。
名前をつけるの。
≫小佐野さん、どうもありがとうございました。
≫ところでなんですがヒメネズミどうなったんでしょうか。
≫こうなったら意地でも見たいな。
≫諦めずに見ましょう。
外川さん、いかがですか。
≫必死に今、撮影してくれてます。
≫頑張ってますけどちょっと今日は都合が悪いみたいです…。
≫ヒメネズミにも都合があるからな。
ちゃんと交渉してなかったんじゃないの撮影前に。
≫そうですね連絡してなかったので。
≫難しそうですかね、外川さん。
≫今日はちょっと無理かな。
どうかな…。
≫外川さん、すいません長い時間ありがとうございました。
モトさん、残念です。
このまま見れないのも残念なので以前に撮影したヒメネズミの映像を一応、ご用意しておきましたのでご覧いただきたいと思います。
こちらです。
≫あ、いた。
≫見えました。
夜に撮影しました。
ちょこちょこ、動き回って。
穴から出てきたところです。
≫かわいいかも。
≫かわいさが分かりましたか。
≫両手で今、木の実を食べているのかな。
夜行動するからな夜だったら撮れるかもしれないな。
≫こんなふうに木にも登っていて、元気な姿を見たかったですね。
≫見たかったんですけどもね。
≫ただ、遊歩道沿いの穴にすみ着いていることが多いので、もしかしたら皆さんいらっしゃったときに出会いがあるかもしれません。
≫注意して見ていただければと思いますよね。
本当に奥まで行ってもすてきな景色ばかりなんですよ。
≫どこに歩いても木を見ても、岩を見ても穴を見てもきれいですけども。
モトさん、いかがでしたか?元気になれましたか?≫樹海のイメージがちょっと変わったですね。
なんかすごく迷う、怖いっていうイメージあったけどこれ、楽しいよな。
2014/09/30(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「樹海の“元気スポット”〜山梨・青木ヶ原樹海〜」[字]

富士山北麓に広がる樹海を散策し、たくましく生きる動植物を発見!ユニークなコケや奇妙な形の樹木、溶岩の岩穴に生息する小動物など、樹海の大自然からパワーをいただく!

詳細情報
番組内容
【ゲスト】磯山さやか,【コメンテーター】モト冬樹,【司会】広瀬雄大 〜山梨・青木ヶ原樹海から中継〜
出演者
【ゲスト】磯山さやか,【コメンテーター】モト冬樹,【司会】広瀬雄大

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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