趣味Do楽 はじめての四国遍路旅(最終回) 第8回「結願(けちがん)」 2014.09.30

かぼちゃの厚さをそろえれば火が均等に入りおいしく仕上がります。

(テーマ音楽)四国霊場八十八か所。
弘法大師空海が霊場を開いて今年で1,200年を迎えると言われています。
遍路の礎を築いた空海。
後の弘法大師です。
「空海の足跡を歩いてみたい」。
今多くの人々が四国の地を訪れています。
1,400kmに及ぶ巡拝の道を巡ります。
(益子)きれいだね〜。
(信田)きれいですね〜!こんにちは益子直美です。
こんにちは信田美帆です。
今私たちは香川県にいます。
見て下さい後ろ!瀬戸内海一望できてきれいですよね。
ここは屋島といって源平の合戦があったとっても有名な所なんです。
益子さん歴史に詳しい。
一応四国に来るからちょっとだけ勉強してきました。
すごい歴女じゃないですか!まあね〜。
それよりもいよいよ四国八十八か所最後です。
そうなんです。
今回最後の四国遍路の旅は結願を目指します。
それでは最後の旅にまいりましょう。
「はじめての四国遍路旅」。
第8回は「結願」。
結願とは「終わり」という意味。
遍路では88のお寺を回り終える事を意味します。
益子さんと信田さんは屋島をスタート。
最終目的地第88番札所大窪寺までおよそ30kmを2日かけて歩きます。
さあいよいよ86番志度寺。
そうですよね。
来たね〜。
あれ五重塔じゃないですか?うんあれだね。
志度寺。
きっとそう。
じゃあもうこっちだね。
お〜着きました。
志度寺。
着いた〜。
五重塔がきれいだね。
さっき遠くから見てたやつがこんなに間近に。
第86番札所志度寺。
開創は625年。
四国霊場屈指の古刹です。
あれ?益子さん。
こっちにももう一つ何かありますよ。
ほんとだね。
本堂があって大師堂があって…。
何か祭られてるのかな?「閻魔堂」?閻魔堂…うわっ。
本当に閻魔様だ。
閻魔様だね。
子供の頃に「うそつくと舌抜かれちゃう」っていうね。
だから怖いイメージしかない。
何で祭られてるんですかね?ん〜何かあるのかね?地獄をつかさどるとされる閻魔大王。
なぜ閻魔大王が祭られているのでしょうか?
(2人)こんにちは。
ちょっとお伺いしたいんですけど今大丈夫ですか?はい大丈夫です。
なぜこの志度寺に閻魔堂があるんですか?志度寺はすごい閻魔様とゆかりの深いお寺で志度寺の「志度」というのは今「志す」に温度の「度」で「志度」なんですけど昔は死ぬの「死」を書いて「渡る」…「死を渡る寺」で「死渡寺」だったんですね。
そういった意味でここのお寺はあの世とこの世に一番近い場所だと信じられていたので閻魔堂が建てられたという歴史があります。
それが志度寺の閻魔様というのはすごいいい閻魔様…優しい閻魔様なんですね。
優しい閻魔様がいるんですか?そんな事聞いた事ないですよね。
(十河)亡くなって閻魔様の所に行った時に「お前はまだまだやる事があるだろ。
自分の生まれ育った町志度に帰り志度寺を直しなさい」と閻魔様に言われて生き返ってきてお寺を直したという話がいくつもお寺に伝わってるんですね。
そういう亡くなった方を許してくれるのが志度寺の閻魔さんなんですね。
怖いイメージの閻魔様とはまた全然違う…。
優しい閻魔様ですね。
許しの閻魔様。
冠には11体の観音像が彫られています。
この閻魔像空海が遍路道を開いて今年で1,200年を記念し毎月17日から5日間一般公開されています。
副住職が2人に是非見てほしいと案内して下さったのは…。
わ〜すごい。
見事な枯れ山水で。
これは誰でも拝見できるんですか?
(十河)誰でもご覧になって頂く事ができます。
室町時代に造られたという庭無染庭。
寺から見える瀬戸内海に極楽浄土のイメージを重ねたと言われています。
この庭を見ながらお遍路さんは亡き家族や友をしのび結願に近づく遍路旅に思いをはせるそうです。
次の札所第87番の長尾寺まではおよそ7.5kmの道のり。
この日の気温は36℃。
無理をせず休憩を取る事が大切です。
なんか正面においしそうな看板が見えてきちゃった。
「桃」?桃…。
なんか入れるよ。
売ってる。
あっお遍路さんがいるよ。
え?あっほんとだ。
ちょっと入ってみましょうか。
うわ〜こんにちは〜。
こんにちは〜。
あっお遍路さんが。
うわっ食べたい。
うわっすももおいしそう!香川県の山あいは果物が特産。
「幻のすもも」。
じゃあすごい貴重。
400円!一回の御朱印を…。
超えました。
(2人)「白桃」「すもも」「黄金桃」…。
アイスクリームにする事に。
この店特製の桃のアイス。
いい匂い。
この冷気を感じながら。
ん〜!おいしい〜!おいしい。
桃食べてるみたい。
食べました?ハハハ!じゃあ一緒だ。
何でここに入ったんですか?いいとこにありますよね。
一緒ですね。
歩き遍路ですか?そうです。
12回!?何でそんなに回ってるんですか?どうなんでしょうね。
その時は達成感がやっぱりね。
「やった〜」いうのがどうしてもあるからね。
少ししたら「また歩きたい」と思うんですか?「また行ってみようかな」と。
それだけやね。
帰り際店のご主人から桃とすもものお接待を受けました。
益子さん幻の…。
やった〜!ありがとうございます!どうですか?あまっ!甘い!ほんとだ。
すももって酸っぱいと思ってた。
飯田さんの家は200年以上も歩き遍路さんにお接待を続けています。
心の籠もったお接待に益子さん信田さん元気を回復。
行きますか。
元気出ましたね。
いや〜うれしいお接待。
うわ〜体にしみる!ほんとに。
あ〜元気出た!猛暑の中2人は再び長尾寺を目指します。
わ〜着いた着いた。
2時間ほどかかって第87番札所長尾寺に到着。
このお寺は弘法大師空海が唐への出発前無事を祈ったお寺です。
予約しました。
お食事ができるんですよ〜。
うわ〜すご〜い!とってもスペシャルな。
お遍路さんのお目当ての一つがこの寺ならではの料理。
失礼いたします。
「八寸」でございます。
うわっきれい。
長尾寺名物野菜中心の懐石料理。
「お遍路さんに地元の野菜で力をつけて結願に向かってほしい」と13年前から始めました。
この料理を作るのはご住職の妻木村典子さん。
(木村)いわゆる…こちら純粋な精進ではなくておいしいものは取り入れようと思ってますけども基本的に新鮮なお野菜中心の菜懐石。
これははもに見えますけれども生麩です。
はも麩。
下の皮の部分がのりなんです。
上に焼きまして照り焼きにしてお酢の物に…。
これはうちで取れたトマトのレモン煮。
すごくあっさりとレモン。
こんなにいろいろ彩りよく…。
(木村)今日多分最後まで召し上がって頂きますと50近くのお野菜頂ける…。
もう少しずつですからね。
これを食べて最後まで。
あと1つ頑張って…力つけて下さい。
(益子信田)ありがとうございます。
いやすご〜い。
ご褒美だね。
「何とかここまで来た」と。
でも特に女性にはうれしいですよね。
ちょっと内臓も疲れてるから胃にも優しい。
私ちょっと気になるんだこれ。
何ていったっけ?卯の花の酢…。
酢であえたものと言ってました。
酸っぱいのかな?うん。
どうです?酢?爽やか。
あ〜でもねほんとに疲れた体にしみ渡る。
酢のおいしさが。
初夏の料理。
旬の野菜がたっぷりです。
わ〜風が気持ちいいですね。
あ〜食事もおいしかったね。
おいしかったですね。
お野菜いっぱいとれて。
体に優しいし。
見た目にもすごくきれいでね。
結構汗かいちゃったからミネラル出ちゃう分を食事でまた摂取できて。
いやつかの間の時間だったね。
そうですね。
この懐石料理事前に予約が必要です。
1日目のお遍路はここで終わり。
明日はいよいよ最後の札所の大窪寺に向かいます。
さあ今日いよいよ最終日ですよ。
ね〜。
いよいよ結願。
眠れました?う〜んなんかね今までの道のりの事を思い出してたらちょっと眠れなくなったね。
ありますね。
でも行きましょう。
行こう。
ラスト頑張ろう。
2日目。
長尾寺から88番の大窪寺まではおよそ15km4時間半の道のり。
県道?大窪寺へは県道からのルートと林道から行くルートがあります。
2人が選んだのは絶景ポイントがある林道。
何かあったかな?あそこをもしかして入る?入ってくって事ですか?山の中に。
うわ〜女体山大窪寺…。
よしラスト気合い入れて。
行きましょう。
覚悟して行こう。
はい。
「遍路ころがし」とはお遍路さんが転がりそうになるほどの急な坂道の事。
うそ。
ないですよ。
うわっまた風が吹いてくるね。
こんな時にかぎって。
さっきまで吹いてなかったのに。
最後の試練だよこれきっと。
なんかお大師様のメッセージだ…。
そうですね。
今まで晴れていた山の天気が一変。
霧と風が出てきました。
めっちゃ急。
おお〜。
山頂まで100mほどはこうした急な岩場が続きます。
さすが美帆ちゃん体操選手。
お願いします。
はい。
気を付けて下さいね。
OK。
これをうまく利用して…私足が上がんない。
ゆっくり。
ゆっくり来て下さいね。
とんでもない道だね。
大丈夫ですか。
ありがとう。
あ〜着きましたよ。
おお〜!すご〜い。
見えた〜!見える〜。
これ讃岐平野?高松の…。
絶景。
少し視界が悪いですが山頂から讃岐平野を一望できます。
やっぱり最後にこんな難所が待ってたんだ。
でもご褒美だね。
はい。
この景色ご褒美です。
山頂から大窪寺まで今度は急な下りが続きます。
結願の地まであと1km。
お大師様と共に歩んだ同行二人の旅ももう少し。
あっ何か見えてきた。
見えた?あ〜やっと開けた。
着いた〜。
もしかして着いた?着きましたよ。
着いた〜!よかった。
あ〜ほんとだ屋根が見えた。
よし。
あ〜足ガクガク。
あ〜いよいよラストの山門。
ついに結願の地第88番札所の大窪寺に到着。
「弘法大師空海の足跡を歩いてみたい」。
年間数十万人のお遍路さんがこの大窪寺を目指すのです。
(読経)本堂と大師堂への最後の参拝です。
(読経)お大師様ありがとう。
ありがとうございました。
助けてもらった。
長い遍路の旅を共に歩んできた金剛杖ともここでお別れ。
88のお寺を無事回り終えた証しとして金剛杖を奉納する事もできます。
ここで最後の…四国霊場の礎を築いた弘法大師空海。
遍路を終えたお遍路さんがお大師様に結願を報告するため足を運ぶ場所があります。
それは…。
和歌山県にある高野山です。
高野山は来年弘法大師空海が修行の場として開いてから1,200年を迎えます。
昔から1日も絶える事なく続いている風景。
御膳の入った唐櫃が奥の院へと運ばれていきます。
この御膳は弘法大師空海にささげる食事です。
弘法大師空海は今もこの高野山で生き続けていると言われています。
益子さん信田さんが旅の最後に頂いた郷土料理は…。
うわっおいしそう!大窪寺周辺でお遍路さんに人気の料理。
もともとは田植えや稲刈りのあとに食べられていました。
遍路で疲れた体に優しい郷土料理です。
ん〜!う〜ん!あ〜おいしい。
おいしいですね。
無事に結願を終わらせる事ができたね〜。
終わりましたね。
どうだった?通して。
いや〜やっぱり途中すごく苦しいなっていう場所とかあったんですけどやっぱり歩いてる時の人とのつながりがすごくいい経験できたなと思いました。
本当に歩いていく時に四国で出会った皆さんの懐の大きさ…。
本当に私はまだまだ未熟者だなと思ってとにかく今は「感謝」の2文字が本当に思い浮かんでこれからもっと精進していかなきゃいけないなって。
すごくいい時間だったね。
なかなかこんな時間つくれないですよね。
身も心もなんか要らないものが削れてすごくすっきりしたような気がするよね。
そうですね。
私たちこれでまたすてきな女性になれた気がしますね。
それが煩悩なんだってば。
まだまだですよ我々は。
謙虚にいきましょう。
そうです。
そして四国お遍路の詳しい事はこのテキストに載ってます。
是非見て下さい。
こちらのテキストでは四国遍路の旅の情報を詳しく紹介しています。
2014/09/30(火) 11:30〜11:55
NHKEテレ1大阪
趣味Do楽 はじめての四国遍路旅[終] 第8回「結願(けちがん)」[解][字]

益子直美さんと信田美帆さんが四国八十八か所霊場を巡る遍路の旅はいよいよ最終回。第88番札所大窪寺に着いた2人は金剛づえを奉納して無事初めての遍路旅を終えた。

詳細情報
番組内容
タレントの益子直美さんと信田美帆さんが四国八十八か所霊場を巡る遍路の旅はいよいよ最終回。「結願(けちがん)」とは八十八か所霊場をまわり終えること。2人は第86番札所志度寺で「えんま様」の伝説を聞き、第87番札所長尾寺で季節の野菜がいっぱいの料理を楽しんだ後、第88番札所大窪寺を目指した。最後の難所の「遍路ころがし」を乗り越えて大窪寺に着いた2人は金剛づえを奉納して無事初めての遍路旅を終えた。
出演者
【出演】益子直美,信田美帆

ジャンル :
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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