水曜ミステリー9「弁護士 水木邦夫 残り火」 2014.10.29

〜何するの!?痴漢!この人痴漢です!ちょっと待ってくださいよ!触ったじゃないですか!触ってないですよ!私も見たわ。
私も見ました。
何言ってるんですか?おい何なんだよテメエ!触られたの?触られました。
見てた?触ってました。
誤解ですよ誤解!降りろよ!ちょっと…放してくださいよ!こっちこいよ!何なんだよアンタ!ちょっと!僕はこの歳まで普通に暮らしてきました。
やましいことがまったくなかったわけではありません。
でも真面目に生活も仕事もやってきたつもりです。
まさか…まさかこんな事件に巻き込まれるなんて…。
職場の同僚も父も僕がやってないと信じてくれ…。
やってないものはやってないんです!僕は…僕はやってません。
本当です…どうか皆さん信じてくださいお願いします。
立花。
立花!孝之お前やってないんだろ?どうして戦わなかったんだ?
(水木)立花さん申し訳ありません。
私の力不足です。
世の中がおかしいんです。
罪のない者が罰を受けるこんな世の中がおかしいんだ。
なあ孝之!孝之…。

(悲鳴)〜やめて!〜いや!キャーッ!!どうしました?大丈夫ですか?あぁちょっとそこのキミ。
コラ!待て!待て!おい!絶対逃がすな!待て!相浦!相浦!ふざけんなこの野郎!確保!信子ナスの味噌汁が上手にできたよ。
よいしょ。
うん…うん。
うんうん。
(玄関チャイム)はいはい。
さあどうぞ。
先生ご無沙汰してます。
いやいやこちらこそ。
ささ。
さてどうされました?立花さん。
実は…。
どうしてもお願いしたいことがありまして。
この相浦純也を救っていただけませんか?連続通り魔事件の犯人として捕まりました。
ええ…しかしなぜあなたが?母を助けてくれた青年なんです。
大丈夫ですか?あぁ…。
大丈夫ですか?すみません。
はい。
母さん!どうしたの!?ううん…。
ちょっと下ろしますね。
あっはいはい。
すみません。
大丈夫?どうした?おばあちゃん転んじゃって。
ケガはないみたいなんですけど…。
お前からも礼を言って。
この子がね私のことず〜っとおんぶして荷物もねこう持ってくれたの。
そりゃ悪かったね。
どうもありがとう。
いえ。
あの何もないんだけどさちょっと上がってってよ。
あっありがとうございます。
でもあのじいちゃんが寝たきりで面倒みなきゃならないから失礼しますそうですか…そんなことが。
母はそれから2か月ほどして亡くなりました。
歳も歳でしたし。
それはお悔やみ申し上げます。
お願いします。
純也君は人殺しなんかできる人間じゃありません。
それが私にはよくわかる!孝之と同じ冤罪です。
殺人の罪なんかを着せられて今どんな気持でいるのか…。
息子と同じように死を考えたりしないだろうかと。
立花さん。
はい。
私はもう弁護士を引退しました。
引退?女房が死んで私の人生は終わったんです。
(流しの水音)信子:情けないわねまったく。
私が好きだった人は今のあなたじゃないわ。
無実の罪を着せられた人のために情熱を燃やす。
それがあなたの仕事だったんじゃないの?私はそんなあなたが好きだったのよ。
忘れないで信子…。
(流しの水音)ああ。
〜〜やってみるか。
立花孝久さんの依頼を受けてあなたの弁護人となった水木邦夫です。
立花さんは知ってますね?はい。
立花さんはあなたの無実を信じています。
私もその言葉を信じています。
一緒に戦いましょう。
よろしくお願いします。
二三確認させてください。
あなたは今3つの事件の被疑者として起訴されています。
最初の事件のあった4月の25日の午後11時頃。
2番目の事件のあった5月の14日午後9時頃。
どちらもキミは自宅にいた。
夜少し出かけたかもしれないが確かではない。
警察にはそう証言したとあります。
間違いないですか?はい。
もう少し具体的には思い出せませんか?警察に何度も聞かれましたけど。
最初の事件のあった現場付近でキミの汗のついたハンカチが押収されております。
それについて思い当たることはありますか?あの…散歩中に落としたんだと思います。
自宅からは結構距離がありますよ。
仕事もしてないし別に友達もいないし気がついたら遠くまで来てるときもありました。
そういうときは自転車で?はい。
ではキミの逮捕の直接原因となった3件目の事件について伺います。
5月の26日のことをよく思い出してください。
はい。
キミはその日夜10時半頃コンビニに買い物に行った。
そうですね?はい。
いらっしゃいませそれからコンビニを出て歩いていたら女の人の悲鳴が聞こえた。
それで橋の方を見たらスーツの男がぶつかってきたんです。
スーツの男…確かですか?はい。
顔は?見ませんでした。
いちばん気になっていたことがあります。
どうして凶器のナイフにキミの指紋がついていたのですか?拾ったんです。
そのことは警察にちゃんと言いましたか?ヘタな嘘だと取り合ってもらえませんでした。
またここで先生のお姿を見られて嬉しいです。
うん。
この事件を最後の仕事にしようと思ってる。
最後?戸田君にはまた頑張ってもらわなくちゃいけない。
よろしく頼むよ。
はい。
おお茶柱が立ってる。
そうですか。
(ノック)はい。
助手の戸田裕子君です。
いろいろとお力になれると思います。
よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
立花さん。
はい。
先ほど相浦純也君に会ってきました。
どうでしたか彼の様子は?彼の証言はアリバイを含め非常に曖昧です。
裁判になれば心象を損ねるでしょうね。
彼はね何かを隠してるんじゃないかと思うんです。
まさか…。
重い罪を着せられようとしていたら普通はもっと必死になって何をしていたかを明言するはずです。
何をですか?うんそれがわからない。
しかし何か大切なことを心に秘めているのは確かです。
それが冤罪を晴らすカギになるかもしれません。
私もお手伝いします。
させてください。
あの…。
はい。
ここ相浦さんのお宅ですよね?はい。
あの…。
ああすぐ隣の服部淳美といいます。
あの服部さんはいつ頃からこう…。
ああ私去年離婚して戻ってきてそれからなんです。
純也君がねこんなことになってしまって誰か純蔵さんのお世話をしなくちゃと思って通ってるんです。
純蔵さんというのは純也君のおじいさんですよね?ええ。
純也君のことさぞ心配なさってるでしょうね。
さあどこまでわかってるのか。
と言いますと?ああどうぞこちらへどうぞ。
純蔵さんお客様が来てくださいましたよ。
どうもはじめまして。
立花と申します。
純也君のことでご挨拶にまいりました。
純也…あの子はいい子です。
ついさっきも私をトイレに連れていってくれましてね。
純也…純也。
お客様だよ。
大丈夫よ。
純也君1人で世話してたんですか?介護ヘルパーをつけようとしたこともあったみたいなんですけどなんか嫌な思いでもしたんでしょうね。
純蔵さん絶対に嫌だって言い張って。
だからってあんな寝たきりの老人の世話を1人でするなんて。
おじいさん思いの優しい子ですからね。
それで純也君は仕事を辞めるしかなかったみたいなんですよ。
失礼ですけど生活のほうは?純蔵さんの年金でやっておられるようです。
幼い頃交通事故でご両親を亡くした純也君を純蔵さんがずっと育ててこられたんです。
純蔵さん他に身寄りないんでしょうか?たしか実家が蔵前のおもちゃ屋さんで純蔵さんの弟さんがそこを継いでるって聞きましたけど。
弟さん?ええ。
純蔵さんのほうは地方公務員になってこちらに越してきたって話でした。
そのおもちゃ屋さんは今も蔵前にあるんですかね?さあそこまでは…。
あっ火が火が!
(玄関チャイム)
(由紀菜)はい。
(裕子)私水木法律事務所の戸田と申します。
困ります突然来られても。
少しお話伺うだけですから。
何もお話しすることはありません帰ってください。
無実の青年の一生がかかっているんです。
冤罪の可能性があります。
お願いします!入ってください。
ありがとうございます。
失礼します。
はぁ〜。
誰?弁護士さん。
戸田と申します。
こちらの方は?磯田孝太郎さんといいますおつきあいしてるんです。
あっそうですか。
それで弁護士さんが彼女から何を聞こうっていうんですか?できたら事件のことをはじめから。
何度も警察に話してるのに…。
申し訳ありません。
事件のあった日の夜妙正寺川沿いの道を歩いていたあなたは後ろから来たパーカー姿の男性に追い抜かれた。
これは間違いありませんか?はい。
そして待ち伏せされて襲われた。
やめて!キャーッ!!
(裕子)パーカーの男の顔は見えなかったんですか?フードを被ってたし暗かったので。
今の私とあなたの距離よりも近かったはずですよ。
はぁ…ちょっとアンタ。
なんか失礼だな。
すみません。
もう一つお聞きしたいんですが。
相浦純也さんは悲鳴が聞こえたので見たら走ってきたスーツ姿の男性とぶつかった。
血のついた登山ナイフはその男性が落としたと言っています。
そんなの嘘です!もう一度よく思い出していただけませんか?いい加減にしろよこれじゃまるで尋問じゃないか。
帰れよもう帰れよ!わかりましたでは失礼します。
どうもありがとうございました。
お力になれたかどうか。
いや助かりました。
あっそういえば変なことがあったんですよ。
変なこと?ええ。
純也君が逮捕される前なんですけどねここを通ったらあの庭に人影があったんです。
(立花)人影ですか。
(淳美)なんか純蔵さんだったような気が…。
でも長いことあの状態なんでしょう?あ…やっぱり見間違いだったのかしら。
純蔵さんが庭に?ええ。
少し気になったので介護サービスにも寄ってみたんです。
お手数かけます。
当時担当してた人の話だと純蔵さんやっぱり自分一人では歩ける状態じゃなかったそうです。
じゃあどうしてそんな状態で介護サービスを切ってしまったんでしょう?純也君がね仕事を辞めて純蔵さんの世話に専念するって言ったそうです。
立花さん。
はい。
お願いしたいことがあるんですが。
なんなりと。
純蔵さんには弟さんがいらしたんですね?ええ蔵前でおもちゃ屋をやっているとか。
その方と連絡を取ってもらえますか?わかりました。
申し訳ない。
なにぶん初公判が迫ってるもんで。
はい。
(土川)被告人相浦純也は両親が事故死したのち祖父である相浦純蔵に引き取られ2人で暮らしてきた。
しかし祖父が寝たきりになってから生活が荒れ始めた。
祖父の年金を頼りに仕事も辞め家に引きこもるようになった。
そんな生活を続ける被告人には友人もなく恋人もいない。
(土川)以上被告人にはまったくアリバイがないこと。
夜間に自転車で出歩く姿を近隣の住人が何度も目撃していること。
未遂に終わった3件目の被害者の目撃証言等から被告人の犯行であると確信をいたしました。
他にも第1の事件石本利香殺害の現場付近で押収されたハンカチから被告人のDNAが検出されております。
第2の事件塩見真理絵殺害では目撃者が現れました。
そして第3の事件においては被害者の血がついた登山ナイフに被告人の指紋がくっきりと刻まれております。
以上3点をもってすれば一連の連続通り魔の加害者が誰なのかは自明の理であります。
最後に申し添えておくことは相浦純也の逮捕以来通り魔の犯行はピタリと収まりました。
それはなぜでしょうか?理由は1つです。
犯人が警察に捕まったからです。
では弁護人どうぞ。
まず申し上げたいことは2人の犠牲者を出した通り魔と第3の事件つまり香月由紀菜さんへの未遂事件は別の事件だということです。
根拠は犯行の手口です。
2人を冷酷無比に殺害し悠々と逃げおおせた犯人が被害者の悲鳴あるいは振り回したバッグに動転するでしょうか?やめて!香月由紀菜さんの事件では不幸な偶然が重なり凶器のナイフに被告人の指紋が付着しました。
しかし第1第2の事件と被告人とを結びつけるものは何でしょう?第1の事件のハンカチ。
これは単なる落とし物にすぎず第2の事件で目撃された服装などの証言は非常にありふれたものであります。
以上をもって弁護人は被告人の無罪を立証したいと考えております。
すみませんすみません。
ちょっとお店探してまして。
相浦さんっていう方が昔このあたりで…。
わかんないから中で聞いてくれる?中?あのすみませんすみません。
昔このあたりで相浦さんっていう方がおもちゃ屋をやってたはずなんですがご存じないですか?ああ相蔵屋ね。
ご存じなんですか?相蔵屋…。
それはね。
はい。
糸田警部補に尋ねます。
第3の事件で犯人は殺害に失敗しました。
それはなぜだと思いますか?それは被害者の香月由紀菜さんが一連の通り魔事件を報道で知っていて警戒していたことがいちばんの原因だと思います。
目の前に現れたフードを被った男を見てとっさに悲鳴をあげバッグを振り回しました。
そのために相手が突き出したナイフが左手に当たっただけで済んだのです。
被告人を逮捕した決め手は何ですか?被告人がコンビニの防犯カメラに映っていたこと。
そして被害者本人による証言。
何より現場近くに残されていた登山ナイフに被害者の血痕と容疑者の指紋が付着していたことです。
なるほど。
疑いようがありませんね。
終わります。
弁護人反対尋問をどうぞ。
香月由紀菜さんの事件について被告人はこう述べています。
悲鳴を聞き橋の方を見たらスーツの男がぶつかってきた。
キャーッ!!そのとき落ちていた登山ナイフを拾い刃先の血を見て怖くなりすぐに捨てたということです。
この被告人の訴えを聞き入れなかったのはどういう理由からですか?被害者の香月由紀菜さんはパーカー姿の男に襲われたと証言してるんです。
これだけでも被告人が嘘をついていると言わざるをえません。
被告人が嘘をつくならばなぜスーツの男ではなくパーカー姿の男だと言わないのでしょうか?自分が目撃されていたことはわかっているのですからスーツ姿と言うよりもパーカー姿と言ったほうが信憑性が増したのでは?おっしゃっている意味がわかりません。
つまり被害者は報道などで通り魔事件の犯人の服装を知っておりその先入観から犯人がパーカー姿の男だと思い込んだのではないかということです。
異議あり!弁護人は憶測を証人に押しつけようとしています。
終わります。
ほう隣のお店のご主人が。
はい。
相浦純蔵さんと弟の光蔵さんの幼なじみだそうでいろいろと教えてくださいました。
純蔵は生真面目で商売に向いてないし本人も気乗りしないってんでおう弟の光蔵が店継いだんだが…。
はあ。
それがどうしようもないドラ息子でさおもちゃの相蔵屋さんは光蔵さんが後を継いだんですがしばらくして潰れてしまったらしいんです。
光蔵さんは借金を残して店を出てしまい今も行方知れずとのことでした。
行方知れず…。
はい。
光蔵さんにご家族は?奥さんと息子さんがいたようですが…。
何とかして話を伺いたいもんですね。
どうして先生は光蔵さんの行方にこだわってらっしゃるんですか?純蔵さんとはとうの昔に縁が切れた人じゃありませんか。
実はね純也君が隠している秘密と何か関係があるんじゃないかなと思ってるんだ。
秘密と…。
純蔵さんと純也君との2人の生活。
2人だけの暮らしっていうのが何か気になりましてね。
わかりました。
捜してみます。
お願いします。
証人。
証言台の前へお願いします。
それでは伺います。
あなたのアパートの表から妙正寺川の道が見えるんですね?はい見えます。
第3の事件の日誰か通りましたか?小さなコンビニ袋を提げたパーカー姿の男性と少し遅れて女の人が歩いていました。
その2人以外に人はいましたか?誰もいません。
えぇ…そのあと悲鳴を聞いたんですね?はい。
あなたはどうされましたか?もちろん駆けつけました。
そこで何かを見ましたか?もみ合っているような人影を見ました。
そのうち1人が反対側に逃げていきました。
あなたは何があったのだと思いましたか?通り魔だと直感しました。
なぜですか?通り魔はパーカー姿だとニュースで知っていたのでとっさに思い出したんです。
(土川)もう一度お尋ねします。
あなたのアパートの前でパーカー姿の男性を見たときには通り魔を連想しなかったんですね?はい思いもしませんでした。
それはなぜだと思いますか?たぶん…コンビニの袋を持っていたからだと思います。
なるほど。
もしコンビニの袋を持っていなかったらどうでしょうか?通り魔を連想したと思いますか?したと思います。
女性の前を歩いていましたし。
するとコンビニの袋はカムフラージュであったと。
異議あり。
終わります。
では弁護人。
反対尋問をどうぞ。
あなたとパーカー姿の男とはどのくらい離れていましたか?20mくらいだと思います。
これは被告人が持っていたものと同じ小さなレジ袋です。
事件が起きたのは夜です。
遠くを歩く男性が確かに袋を持っていたとすぐにわかったのですか?白っぽいものだということはわかりました。
ではいつコンビニのレジ袋だと思いましたか?それは警察の人に聞いたので。
つまり事件のあと警察から犯人がコンビニで買い物をし袋を持っていたと聞かされそのときになって初めて男が持っていた白っぽいものがコンビニの袋だと気づいたとこういうことですね?そうです。
するとあなたがパーカー姿の男を見て通り魔と思い浮かべなかったのはコンビニの袋を持っていたからではないということになりますね?それは…。
ちなみにこれは薬局でもらったレジ袋です。
あ…。
続けます。
もしも男が何も持っていなければ通り魔だと思いましたか?わかりません。
あなたは男が何かを持っていようが持っていなかろうが不審な様子が見られなかったので通り魔とは思いつかなかった。
そういうことじゃありませんか?異議あり。
弁護人は自分の考えを証人に押しつけようとしております。
いえそのときの証人の気持を確かめたいだけです。
異議を認めます。
弁護人は質問の仕方を変えてください。
わかりました。
町沢さん。
あなたが駆けつけたとき悲鳴をあげた女性はどうしていましたか?うずくまっていました。
女性には何と声をかけたんです?大丈夫ですか?と聞きました。
女性は何と答えました?ただうなずいただけです。
あっ腕から血が出ていたので救急車を呼びました。
そのあとは?通り魔にやられたと言うので警察にも電話しました。
通り魔にやられたとその女性が言ったのですか?ええ…。
よ〜く思い出してください。
通り魔か?とはあなたのほうから言った言葉ではありませんか?まさか…通り魔ですか?例の通り魔にやられたんでしょう。
違いますか?
(町沢)確かにそうです。
私のほうから聞きました。
通り魔が出たのか?そしたら女性が「そうだ」と答えたんです。
終わります。
ではここで休憩を入れて20分後に開廷します。

(裕子)あっ…待ってください。
あのときもお会いしましたよね?事件のことで何かご存じなんでしょうか?いえ私は…。
気になることがおありだからここにもいらしたんじゃありませんか?私見ちゃったんです。
何をです?お隣の痴話ゲンカ。
痴話ゲンカ?磯田:由紀菜に近づくな!何なんだよお前よ!迷惑なんだよ!!毎日毎日よ。
(磯田)コイツはな今俺とつきあってんだ。
二度とつきまとうなそれはいつ頃ですか?事件の1週間くらい前だったかしら。
事件の日純也君が見たスーツの男でしょうか?顔は見えなかったから。
今つきあっているという言葉が気になりますね。
ええ。
考えられるのは彼女との交際を望んでいる男あるいは…。
交際していた男ですかね。
川勝雅樹です。
私水木法律事務所の戸田と申します。
水木先生の手伝いをしている立花です。
弁護士さんね。
磯田孝太郎さんからあなたのお勤め先をお聞きしました。
弁護士さんあのね僕が磯田孝太郎を訴えたいんですよ。
えっ?どうすればいいんだろうな…。
実際被害を被ってるのは由紀菜のほうなんだ。
川勝さん役所からファックス届いてます。
はいすぐに行きます。
すみませんではちょっと…。
それでは証人は宣誓してください。
宣誓。
良心に従って真実を述べ何事も隠さず偽りを述べないことを誓います。
香月由紀菜。
今宣誓してもらったとおり質問には記憶のとおり正直に答えてください。
あなたがもし嘘の証言をした場合偽証罪に問われ処罰されることがあります。
気をつけてください。
はい。
改めてお聞きします。
あなたを襲った犯人の服装を教えてください。
よく覚えてません。
警察にはパーカー姿だったと証言してますね?襲われたときは気づきませんでした。
ではいつ気づいたんですか?犯人が逃げるときに。
駆けつけた町沢さんの話だとあなたはそのとき顔を覆ってうずくまっていたということでしたよ。
その姿勢でどうやって見たんですか?それは…。
裁判長この尋問を中断してここに新たな証人を呼びたいと思います。
スーツを着た男とあなたの現在の恋人である磯田孝太郎さんとが言い争ってる姿が目撃されていました。
その男性は川勝雅樹さん。
お願いして裁判所に来てもらってます。
この事件の重要証人として申請したいと思います。
裁判長!突然の証人尋問は不当です。
弁護人弁護人は正規の手続きを踏むように。
裁判長弁護人は川勝さんの証言が被告人の一生を左右するものと考えます。
被告人は最悪の場合死刑になる可能性があります。
私は相浦純也さんを無実と考えてます。
改めて証人申請の手続きをとりたいと思います。
香月さん本当の話をしてくれませんか?お願いします。
ごめんなさい!私…。
通り魔には襲われてません。
(ざわめき)静かに!静粛に!何があったんですか?あの夜…。
何?別れるならここで死んでやる!死ねば。
キャーッ!!どうしました?そのあと通り魔かと聞かれたのでとっさにそうだと答えてしまいました。
あなたは身の危険を感じてはいなかったんですね?気の小さい人ですから。
通り魔の犯人として被告人が捕まったことをどう思いました?嘘をついたけど2人も殺してる人が捕まったなら結果的にはよかったと考えました。
よく話してくれました。
どうもありがとう。
検察官どうぞ。
あなたが今話したことは真実ですか?はい。
あなたは今まで警察官や検察官を騙して捜査をかく乱させて他人に罪をなすりつけていたんですよ。
異議あり。
証人が嘘をついたのは元恋人をかばうためであり駆けつけた男性の言葉に惑わされたためであります。
その単純な嘘を見抜けなかったのは警察検察の怠慢です。
異議を認めます。
検察官は言葉の使い方に気をつけてください。
わかりました。
質問を続けます。
あなたの事件は別に犯人がいたかもしれませんが他の2件は被告人の仕業だと思いますか?思います。
なぜですか?逮捕されたあと新たな通り魔事件が起きていないからです。
弁護人どうぞ。
それはあなた自身の考えですか?検事さんから教えてもらって気づきました。
裁判長このような証言の誘導思い込みによる捜査が従来からの冤罪事件を生み出す大本になっているものと私は考えます。
これで香月由紀菜を襲ったのが通り魔だという検察の描く構図が崩れましたね。
あとは純也君のハンカチが最初の事件現場付近に落ちていたことと純也君が自転車で夜の街を走り回っていた理由です。
もう一歩ですね。
水木先生相浦光蔵さんのご家族の行方調べてみました。
みつかったんですか?あここですね。
あ…。
あのすみません。
失礼します。
あ悪いねまだ店開いてねえんだよ。
いや客じゃないんです。
藤川達夫さんですか?ああそうだけど。
相浦光蔵さんのことを少し伺えないかと思いまして。
誰だいアンタたち。
光蔵さんはあなたのお父さんですよね?行方不明になられて以来お父様とはご連絡を取ってらっしゃらないんですか?相浦光蔵は父親なんかじゃねえよ。
とうに縁を絶ったただの他人だよ。
なんで今更あんな男捜すんだい?相浦純也君の裁判のことはご存じですよね?光蔵が純也の事件に関係してるのかい?ああいえそういうわけではありません。
光蔵さんが事件の謎を解く手がかりを何か持ってらっしゃるんじゃないかと思いまして。
だったら当人に聞けばいいじゃねえか。
純也はあの男の居所を知ってるはずだよ。
えっ?それはどういうことですか?どういうことって1年前くらいかな…。
純也のヤツがフラッと訪ねて来てよ。
こんにちは。
おお!珍しいな。
おじさん。
なんだい?この前光蔵さんがうちを訪ねてきたんです。
光蔵さんずっと後悔しててじいちゃんの前で頭下げて泣いたんです。
僕もびっくりしちゃって。
それでおじさんにも迷惑かけた許してほしいって言ってました
(立花)どういうことなんでしょうか?純也君が光蔵さんと息子さんの仲を取り持とうとするなんて。
う〜ん…。
長らく行方を絶っていた光蔵さんが純蔵さんのもとを訪ねた。
純蔵さんがそれを受け入れた。
そして動けない純蔵さんに代わって純也君が動いた。
ということでしょうか?店を潰して借金を残し逃げた弟の光蔵さんを兄の純蔵さんが許した。
それを純也君も知っていた。
うんそうなりますね。
じゃあその光蔵さんは今どこにいるんでしょう?ごめんください。
ごめんください。
(淳美)は〜い!どうぞ。
申し訳ありません突然。
とんでもないです。
服部さん。
はい。
以前純蔵さんらしき人影が庭に立っているのをご覧になったそうですね。
そんな気がしたんです。
考えたらそんなはずないんですけど。
日付はわかりませんか?ああいつだったかしら?あっ幼なじみの誕生日でお祝いの電話をした日だったからたしか5月の20日だと思います。
5月の20日…。
ああ純也君が逮捕される1週間前ですね。
ええ。
あどうぞこちらに。
あっはい。
純蔵さんこんにちはお客さんよ。
お休みでしたか。
あら?私窓なんて開けたかしら?え?いつ?ああちょっと不用心…。
被告人証言台へ。
では弁護人。
あなたは寝たきりになった純蔵さんを介護するため仕事を辞めざるをえなかった。
そうでしたね?はい。
寝たきりのおじいさんを介護するためという言葉に偽りはありませんか?純蔵さんは歩けますね。
純蔵さんは一時は寝たきりだったかもしれないが今は動けるくらいに回復した。
しかしそれと同時に認知症を発症し徘徊が始まった。
そうじゃないんですか?香月由紀菜さんも本当のことを話しましたよ。
さ今度はあなたの番です。
あなたが立っているこの場所は真実を話すための場所なんです。
すみませんでした。
あなたは何度も街をさまよっていましたがそれは徘徊する純蔵さんを捜すためだったんですね?最初の事件で発見されたハンカチはあなたが現場付近で落としたもの。
そうです。
どうしてそれを言わなかったんですか?言えば警察に呼ばれたり施設に入れられたりすると思ったんです。
元気だった頃祖父は自分の家の畳の上で死にたいと言っていました。
その願いを叶えてあげたかったんです。
終わります。
それでは検察官反対質問をどうぞ。
どうもわかりませんね。
あなたは2人への殺人罪1人への殺人未遂罪に問われていたんですよ。
おじいさんの徘徊はそれでもなお黙っているほどの理由ですか?僕にとってはそうでした。
死刑になる可能性だってあるんですよ。
僕は祖父に感謝しています。
両親が亡くなってからたった1人で祖父は僕を守り育ててくれました。
大切な家族です。
2人きりの暮らしをずっと守っていたかったんです。
牢獄の中からじゃ守れないでしょう。
僕は誰も傷つけていません。
それが真実なんだからきっと明らかになると思っていました。
では被告人。
これで本件の審理はすべて終了しました。
被告人から何か言っておきたいことはありますか?はい。
逮捕されたとき僕には仕事も友達もアリバイもありませんでした。
あるのは不利な証拠だけでした。
それなのに水木先生は無罪を信じてくれて一緒に戦おうって言ってくださいました。
それだけが支えでした。
水木先生…。
ありがとうございました。
これで裁判には勝てるはずだ…。
だがな信子。
うむ…。
(玄関チャイム)先生!おう戸田君どうしたんだ?実は光蔵さんの写真が1枚みつかったんです。
光蔵さんの写真が?はい。
立花さんが藤川さんに掛け合って一緒に探してくださったんです。
先生に早くお見せしたほうがいいということで届けてくださいました。
ほう。
立花さんが?はい。
ふ〜む。
これが光蔵さん。
皆さんどうか信じてください。
助けてください…どうしてお前は頑張らなかった…。
これより被告人相浦純也に対する殺人及び殺人未遂事件の判決を言い渡します。
主文。
被告人は無罪。
静粛に願います。
続いて判決の理由を述べます。
長くなりますので被告人は着席してください。
裁判所が証拠により認定した事実は次のとおりです。
被告人は平成26年5月26日午後10時30分頃東京都中野区沼袋西3丁目4番地21号の河川付近の道において香月由紀菜当時27歳に対しナイフによって左手を切りつけ入院加療1か月を要する傷害を負わせたが…。
〜じいちゃん。
戻ってきたよ。
あぁ純也か。
おかえり。
ごめんください。
ごめんください!はい。
先生どうもありがとうございました。
じいちゃんのこと秘密にしていてすみませんでした。
相浦さん。
キミのその秘密を聞かせてくれませんか。
これ…。
純蔵さんの弟光蔵さんの写真です。
あの方は光蔵さんですよね。
ヘルパーさんを断ったのは兄弟が入れ替わっていることを知られないためですね。
それでキミが仕事を辞めて1人で介護を始めたんですよね。
純蔵さんは…。
キミの本当のおじいさんはどこですか?どこですか?キミの本当のおじいさんはどこですか?どこですか?庭に埋めました。
あの場所に?はい。
ご病気で亡くなったんですよね。
去年のことでした。
光蔵さんが疲れきった様子で訪ねてきたんです。
それを見たじいちゃんがもういいって。
もういい?ずっと怒ってたんです光蔵さんのこと。
でも哀れに思ったんでしょう。
光蔵さんに「もういい。
ここで休め」って。
僕には自分が亡くなったら代わりに面倒をみてやってくれと。
なんとか最期くらい温かい場所で看取ってやってくれ。
自分の年金を使ってなんとか生活してくれと。
気づいたらもうどうしようもなくて。
兄貴にも迷惑かけて。
許してくださいじいちゃんの遺言でした。
光蔵さんが徘徊を始めたのはそれからまもなくのことでした。
〜キミにとっては大変な重荷だったでしょう。
(純也)僕にできることは他にありません。
じいちゃんの最期の願いだから何があっても絶対守ろうと思ったんです。
自首してくれませんか。
光蔵さんがつらい思いをしないよう私が責任を持ちます。
おじいさんを庭から出してあげましょう。
キミ自身も罪を償わなければなりません。
水木先生…。
〜相浦純也。
死体遺棄と年金詐欺の疑いで署まで同行してもらう。
どういうことですか?先生密告の電話があったんです。
密告?ま待ってください。
純也君は今…。
いいです。
これでいいんです。
純也君!光蔵さんをよろしくお願いします。
〜密告…。
密告…。
裕子:実は光蔵さんの写真が1枚みつかったんです。
光蔵さんの写真が?はい。
立花さんが藤川さんに掛け合って一緒に探してくれたそうです。
先生に早くお見せしたほうがいいと届けてくださいました。
ほう立花さんが…おおあったあった!ほれ。
ありました?ありがとうございます。
それしかねえぞ。
これが光蔵さんですか?〜これ以上罪を重ねさせるわけにはいきません。
お願いしますやり遂げさせてください。
いけません。
〜あの女性は野上小夜さんですね?孝之を…。
孝之を殺した女です。
何するの?痴漢!この人痴漢です!ちょっと待ってくださいよ!孝之はあれほど無実を訴えたのに警察はその言葉に耳を貸しませんでした。
私は父親です。
別の見方をしました。
別の見方?孝之は誰かにハメられたんじゃないか…。
触ったじゃないですか!触ってないですよ!私も見たわ!私も見ました!何言ってるんですか?おい何なんだよテメエ!触られたの?触られました。
見てたの?触ってました。
誤解ですよ誤解!降りろよ!ちょちょっと…。
放してくださいよ!こっち来いよ!何なんだよアンタ!孝之が死んだあと私は野上小夜のあとをつけました。
毎日毎日…。
〜あの男拘置所で自殺したんだって。
びっくりじゃない?勤務態度がどうたらこうたら言って私のクビ切ったんだよ?ありえなくない?私がバイトだからってさ。
笑っちゃうよ。
ねぇねぇすごくない?私が痴漢だって騒いだときのアイツ演技過剰だよね?クビ切って首吊って忙しい男だよね〜!だよね〜!踊ろう!うん!〜3人はクラブで知り合った飲み仲間でした。
私は全員の素性を調べました。
母が2か月前に亡くなって時が満ちたと思いました。
罪ある者に罰を。
罪ある者に罰を。
やめて!やめて!ところが3人目の野上小夜の行方がわからなくなった。
孝之さんの痴漢冤罪事件で前面に出たのは野上小夜ただひとりでした。
ですから警察は石本利香塩見真理絵の関係性が見えずに連続通り魔と判断したんです。
しかし当事者である野上小夜は別ですよ。
次は自分かもしれないと怯えたはずです。
引っ越してしまいどうしても居所がつかめませんでした。
私は必死に捜しました。
相浦純也君の無実を知ってるのは私です。
冤罪という言葉が…。
自殺という言葉が頭に浮かびました。
あの心優しい彼には生きていてもらいたい。
無実を晴らしてもらいたい…そう思って。
私のところにいらしたんですね。
どうしておわかりに?光蔵さんの件で密告できる立場にいるのがあなたしかいなかったからです。
あなたも光蔵さんの写真を見て純蔵さんと光蔵さんが入れ替わってるのを気づいたんじゃありませんか?あなたは野上小夜の所在を突き止め殺すつもりでいた。
しかし純也君が自宅に戻っていたらまた警察の疑いが彼に向く。
そこで密告電話をして純也君をまた拘置所に戻した。
アリバイにあそこほど完璧な場所はありませんから。
皮肉なもんですよ。
純也君が無罪になってからあの女がみつかるなんて…。
やめなさい!息子のとこへ行かせてください。
もともとこうするつもりだったんですから。
やめろと言ってるんだ!あなたは2人の女性の命を無残に奪ったんですよ。
その罪を償わずに逃げるつもりですか?孝之さんはそれで喜んでると思いますか?大切な子供を無残な形で失う親の気持はあなたがいちばんよく知ってるはずでしょう?死んで逃れることは許されません。
あなたは殺人という重い十字架を背負って生きる義務があります。
罪を悔やんで生き続けることがあなたにとっての償いなんです。
立花さん。
私あなたの弁護を引き受けようと思いました。
いや!何と言おうと引き受けますよ。
水木先生。
冤罪で息子さんを亡くしたあなたがどんなに苦しくつらい日々を過ごしてきたか警察や検察にもわかってもらいたいんです。
あ〜っ!あっ…。
あ〜っ!ああ…。
(嗚咽)立花孝久といいます。
人を2人殺しました。
信子また忙しくなりそうだ。
あれ?先生!うん?お早いですね。
ああ。
2014/10/29(水) 21:00〜22:48
テレビ大阪1
水曜ミステリー9「弁護士 水木邦夫 残り火」[字][デ][解]

冤罪を多く扱った元弁護士・水木(伊東四朗)の前に立花(渡辺いっけい)が現れる。捕まった通り魔犯は冤罪だと主張。救って欲しいとの願いを受け、法廷に戻る決意をする!

詳細情報
番組内容
冤罪を多く扱う敏腕弁護士だった水木邦夫(伊東四朗)の前に、立花孝久(渡辺いっけい)が現れる。連続通り魔犯として逮捕された相浦純也(山中崇)は冤罪だと主張。救って欲しいと願う立花もまた、冤罪で息子を失った過去を持つ。再び法廷に立つことを決意した水木は純也の担当弁護士に。純也が現場付近ですれ違ったという人物像と、被害者が語る犯人像が食い違う中、水木は純也が大切なことを心に秘めているのではと感じ始める。
出演者
 水木邦夫…伊東四朗
 立花孝久…渡辺いっけい
 相浦純也…山中崇
 水木信子…水野久美
 土川検事…相島一之
 戸田裕子…奥山佳恵
 香月由紀菜…三津谷葉子
 相浦純蔵…品川徹
 町沢博一…上杉祥三
 服部淳美…大島蓉子
出演者つづき
 糸田政彦…冨家規政
 武藤泰三…久保晶
 立花の母…森康子
 藤川達夫…井上肇
 野上小夜…小野麻亜矢

放送形態
※解説放送あり
原作脚本
【原作】小杉健治「残り火」(双葉社)
【脚本】林誠人

監督・演出
【監督】渡邊孝好
音楽
【エンディング曲】
「FLY」
歌・作詞・作曲:BoA
編曲:Jeff Miyahara & Takashi Fukuda
(avex trax)
データ放送
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ホームページ

http://www.tv-tokyo.co.jp/mystery9/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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音声ガイドあり
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