そして…時間の経過で生まれたゴミを重ね合わせた作品「ゴミ男」。
こんな形で時間を表現するのって面白いわねぇ。
あっ今日は燃えるゴミの日だったわ。
(パパイヤ鈴木)う〜ん確かに黒い斑点がありますね。
こんな感じですよね。
でもレンコンって。
おかしいのかな?私レンコンをそもそも切れてるものしか見た事ないんで…。
出た。
(尾崎)ちょっと買わないかな。
何か汚いというかもっときれいになってるものがあるかなってちょっと探しちゃいます。
なるほどね。
実はね僕は知ってるんですけども新鮮なレンコンはこういう黒い斑点が付いてるんですよ。
そうなんだ。
新鮮であればあるほど糸も引くんです。
(尾崎青木)へぇ〜。
えっそうなのか。
知らなかった。
だからこういう事を知っておくと食品を買う時にね役立つ訳なんですが…。
という訳で今日のテーマはですね食品選びがテーマなんですけどもふだんどうやって食品を選んでるかという事なんですね。
(足立)僕は学生なので金銭的にもそんなに余裕がないからちょっと安めのものを…。
値段ね。
値段で選んでます。
私はまず絶対見るのは消費期限ですね。
期限。
見ます見ます。
それぞれ基準があるんですけども食品を選ぶ時にどうしたらいいのかという事でですねそろそろ専門家の方がいらしてくれるんですけれども。
今日のゲストは…食の安全や安心などよりよい食生活を考える専門家です。
先生僕たちが食品を選ぶ時に考える事って何かあるんですか?
(上岡)そうですね私たちは基本的にお店に並んでいる食品は安全だという前提のもとで安心して買い物をしていますよね。
けれど果たして食品を…う〜んそこが分かんないんですよね。
今日は食品選びの知識を学んで消費者力を上げて頂きたいと思います。
はい!はい。
そこで食品選びの極意を教わるために今回食品選びのプロの方と一緒にスーパーで買い物をしてきました。
(水野)こんにちは。
どうぞよろしくお願い致します。
どうぞよろしくお願いします。
今回一緒に買い物をしてくれるのは……仕事をしています。
レンコンのきんぴらの材料を買いたいんですけど…。
頑張るじゃないですか。
いいですね。
ありがとうございます。
一体どのようにして選んだらいいんでしょうか?はいまず食品表示をねしっかり見るという事が重要なんですけれども。
ふだん値段はよく見るんですけど表示までは実はあんまりよく見ないんですよね。
そういう人多いですよね。
もったいないですよね。
あっそうなんですか?うん。
…などにより全ての食品に義務づけられています。
それぞれに表示内容のルールが定められています。
まずは生鮮食品のレンコンから見ていきます。
しかし表示を見る前にお悩み漫画にもあった黒い斑点。
ここのレンコンにもありました。
(足立)この黒い染みとか付いてるのはいいんですか?何かレンコンってもっと白いもんだと思ってたんですけど。
…とそう思ってしまうかもしれませんね。
これが本来の姿ですよ。
(足立)これが本来の…。
じゃあ白いのっていうのはちょっと手が加わってるって…。
お悩み漫画にもあったようにカットされたレンコンしか見た事がないとレンコンは白いと思い込んでしまうかもしれません。
黒い斑点があるのは新鮮な証拠。
心配しないで下さいね。
じゃあ水野さん今回の場合では食品表示って何を見ればいいんですか?そうですねこの農産物の場合には…
(水野)それを書かなきゃいけない事になってるんですね。
ですから「蓮根」って書いてありますよね。
「千葉産」。
書いてありますね。
これは表示OKです。
生鮮食品に表示が義務づけられているのは…しかし同じ生鮮食品でも肉や魚には消費者にとって重要な事がほかにも記載されています。
例えばこれするめいかですけれども原産地表示されてますね。
「北海道」。
そしてあと消費期限なんかも書いてあるんですね。
内容量。
ちゃんと表示してあるんですよ。
(足立)内容量も結構気にしますね。
(水野)ですよね。
ちゃんとチェックしてみて下さいね。
はい。
続いて調味料を選びます。
調味料は加工食品です。
加工食品の表示はどうなっているのでしょうか。
これどれがいいんだろう?例えばこれとか何を見ればいいんですか?
(水野)こういう加工食品の表示にはここにあるように…
(水野)販売業者の名前があるんですね。
これは全ての加工食品にこういう表示をしなきゃいけないんですよ。
ですからこういう表示を見てみて下さいね。
(足立)はい。
この「原材料名」って書いてあるんですけどこれ実際見てもあんまりよく分からないんですよ。
(水野)大豆とか小麦とかいう…食塩分かりますよね。
そのほかに書かれてる事ですね。
これはいわゆる添加物っていうやつです。
(足立)添加物。
食品添加物とは食品の製造過程で加えられる物質の事をいいます。
使用される目的は主に3つ。
1つ目の目的は加工です。
例えば豆腐を作る時に必要なにがりやプリンやアイスクリームを作る時に必要な乳化剤などです。
2つ目味や見栄えをよくするため。
例えば鮮やかなピンク色の明太子には着色料が使われています。
そして3つ目は保存を利かせるため。
保存料や酸化防止剤などがこれに当たります。
食品添加物の使用基準は動物に毒性を与えない量の更に100分の1が摂取許容量とされリスク管理のために更に少ない量が使用基準となっています。
成君が手に取ったしょうゆには調味料や色素などの添加物が使用されていました。
(足立)この順番とかって何か関係あるんですか?あるんですよ。
いいポイントですね。
(水野)ですからそういう点も確認してみて下さい。
例えばほかの加工食品で本来はほかのものを食べたいのにお砂糖が最初に来ちゃったりとか。
あれジュースだと思ったのに果汁が最初じゃなくてお砂糖が最初に来てるよっていうのもありますよね。
はい。
だからよく見て下さい。
じゃあこの順番もしっかり見た方がいいんですね。
(水野)はい。
どうしよう。
じゃあ…。
成君食品選びの極意獲得できたでしょうか。
知らなかったね。
産地とう〜ん消費期限とかぐらいですね。
見てるのが?見てたの。
今回買い物をして食品表示を見て思ったんですけどやっぱり…あっ本当?はい。
例えばたくさんの種類が販売されているしょうゆ。
その中から2つの商品の表示を比べてみましょう。
(足立)こちらの方はシンプルに大豆と小麦と食塩しか使っていないのに一方ではこっちでこんなにたくさんの原材料が使われているんです。
かなり違うね。
(足立)全然違いますよね。
この辺りに書かれてあるものはですね食品添加物なんですね。
どうしてこういうものが使われているかというと保存のためだったりうまみを足すためだったりするんですがこうして添加物を使用する事によって…あ〜なるほどなるほど。
原材料の表示の中にもう一つ気になる言葉が記載されています。
遺伝子組み換えです。
体には影響があるんですか?悪いものなんですか?ちゃんと専門家が大丈夫ですよという事を判断しているから使用されているんですけれども悪いイメージがやはりありますよね。
何かね。
書いてあるから。
特にそれは大きな問題があった訳ではないんですが遺伝子組み換え作物が登場してから20年余りなんですけれども長年人間が食べ続けても大丈夫なのかとかですねまた生態系に影響が本当にないんだろうかっていう事がきちんとまだ分かっていないので不安に感じる方が多いという事だと思います。
食品添加物も遺伝子組み換え作物も使われる目的と安全性をよく理解しておきたいですね。
それでは品質がよいものを見極めるにはどうしたらいいんでしょうか。
例えばですねこのマークは…
(上岡)このJASマークというのは農林水産省が定めた規格を満たしていますよという事が確認されたものだけ付ける事ができるんですね。
このマークにはですね数種類ございまして。
例えばこちらのマークなんですけれどもこれは有機JASマークといって農薬や化学肥料を使用せずに栽培された有機農産物ですとか有機農産物を使って加工された加工食品ですね。
こういったものに付けられています。
両方よく聞く言葉ですよね。
これは農薬や化学肥料を使わずに栽培する事をいい厳しい基準があります。
例えば有機JASマークを取得するためには…その作物を作る時だけ無農薬無化学肥料にしても有機とは認められないのです。
そうなんだ。
だからちょっと高いですよね。
でも何か何も使ってないから安いんじゃないですか?あっ農薬とか?農薬とかも全然使ってないから。
そうですね。
一見コストは安くなるように思いますよね。
でも実際はですね農薬に頼れない分…ですからこういう手間がこの値段に反映していると考えていいかと思います。
添加物も同じ事がいえます。
その結果食品の価格を安く抑える事ができるのです。
私は家には両方とも置いてるんですね。
結構たくさんこう使う時は…下味を付けるとか例えば。
安い方のおしょうゆを使ってしょうゆそのものの味みたいなものを楽しむ…。
お刺身とか?お刺身とか。
そういう時は高い方のおしょうゆを使ってるんですけども。
なるほどね。
そうか使い分けができるって事ですね。
はい。
…など食品の背景を知り情報を正しく読み解く事によって納得のいく買い物ができるといいですね。
こういう食品表示の情報っていうのは人間のおいしさの一つだといわれているんですね。
動物は賞味期限を見て食べてる訳ではないですよね。
というところでは我々は…すごく分かりやすいです。
食の安全を巡る状況は消費者の意識と共に変化してきました。
かつて日本の食卓には甘みの強い甘味料や色鮮やかな着色料を使用した食品が数多く並んでいました。
そのころのウインナーは真っ赤な色をしたものばかりでした。
しかし消費者がこの色を人工的だと感じ次第に敬遠するようになります。
その結果自然な色合いのウインナーが店先に増えていきました。
2001年には国内で初めてBSEに感染した牛が発見され牛肉の安全に対する消費者の意識が高まりました。
そこで2003年新しく法律を定めて生産から加工流通などの情報を公表する事が全ての国産牛肉に義務づけられました。
現在販売されている牛肉の表示を見てみると「個体識別番号」というものが記載されています。
この番号をインターネットで入力するとその牛肉をどこで誰が生産し運んできたかが分かります。
このように店頭に並ぶ商品がどこで作られどう流通してきたかを確認する事ができる事を…トレーサビリティが義務づけられているのは牛肉だけですが消費者の安心のために自主的に実施している企業や生産者が増えています。
今回食品選びの極意を教えてくれた水野さんの会社では有機食品のトレーサビリティのシステム化に取り組んでいます。
農薬や化学肥料を減らそうと頑張っている生産者のために独自の認証を作り環境によくて健康的な商品の普及に力を注いでいます。
私は…ですから食べ物選びにはすごく注意してます。
ですから先ほどのようにね食品表示を見てましたけれどもなるべくシンプルなもの分かるもの選びたいと思います。
それでまたなお環境を考慮した栽培方法で作られている農産物とか畜産物を選びたいなって思ってます。
個体識別番号初めて見ました。
やっぱりよく見てなかったんだなって。
成君どうだった?
(足立)今回買い物してみて今までそんなに考えた事なかったんですけどやっぱりその商品を誰が作ったとか何で出来ているかっていうところまで考えるようになったのでちょっと成長した気がします。
今日VTRで勉強したような事を知っておけばいつも同じようなものを安全だと思って買うんですけど違うものにも手を出せるかなと思いました。
なるほど。
見てみて知識があるからあっこれちょっとふだん買わないけど今回いってみようかなみたいな。
そうなんです。
同じものばっかり買って同じものばっかり作ってるので。
私もそうです。
つまらない食卓ですよ。
そんな事ないと思いますよ。
そうですか?という訳で買ってきたレンコンで成君が作ったきんぴらを食べながらお別れです。
あれ?あれあれ?食品には全て産地や原材料名など大切な情報が表示されています。
こうした情報を正しく読み解いて賢い買い物をしましょう。
食品添加物や農薬を使用する事によって大量生産する事が可能になります。
その結果有機農産物などより低い価格で売られます。
消費者が関心を持てば持つほど食品の安全性を高める取り組みは進みます。
正確な知識を持ちより安心でより豊かな食生活を目指して下さい。
2014/11/20(木) 14:40〜15:00
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 家庭総合「食品選びの極意とは?!」[字]
「産地」「原材料名」「有機」…スーパーで売られている食品には様々な表示があります。かしこく読み解き選ぶためのヒントを学びます。【出演】パパイヤ鈴木・青木さやか他
詳細情報
番組内容
安全な食品とはどんなもの?どうしたら安心して食べる?スーパーに並ぶ食品には「産地」「原材料名」などさまざまな情報が記載されています。そこから何が読み取れるのか、レギュラー出演者の成君が買い物をしながら学びます。また「遺伝子組み換え」「トレーサビリティ」など、食の安全に関わるキーワードを解説します。【出演】パパイヤ鈴木、青木さやか、足立成、尾崎千瑛、上岡美保、水野葉子【声】沖田愛【マンガ】和田フミ江
出演者
【ゲスト】東京農業大学准教授…上岡美保,【司会】パパイヤ鈴木,青木さやか,【出演】尾崎千瑛,足立成,【語り】沖田愛
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 生涯教育・資格
バラエティ – その他
映像 : 480i(525i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:9505(0x2521)