桑原が倒れた
(春子)桑原さん。
どうした?
病状は検査の結果が出るまで分からない
一方Amarcordの立ち退き話
夏江はデベロッパーの葛西からプレッシャーをかけられる
そんな折四姉妹は桑原からビデオテープを渡される
そしてそこには衝撃の告白が
(桑原)病気は心筋変性硬化症というやつで以前社長のご病気として皆さんに診断書をお見せしたやつです。
まだ治療法も分かってないという厄介なやつで。
(桑原)その厄介なやつになったのは私だったんです。
(秋代の泣き声)
(冬美)アキちゃん。
(秋代)何なのよ桑原さん。
春子姉さんが大丈夫だと思ってたら。
(夏江)知ってたの?
(春子)たった今お医者さんに…。
お医者さんに聞いたの。
(桑原)そのことを告げられたときまあ人にもよるんでしょうけどねぇ。
私は悲しむとかそういうことはあんまりなかったんです。
むしろこのことをどうすれば一番有意義に使えるか?そういうふうに思いました。
まあよく言えば楽天的ですけどね。
まあどっか抜けてるんでしょうね。
ヘヘヘ。
まあこう言っちゃ何ですが社長もそういう方だと知っておりました。
ねっ?社長。
ヘヘヘ。
そのちょっと前に社長が入院されたことがあったんです。
結局疲労がたまったようなもんで大したことはなかったんですが。
あのときの社長ずいぶん弱気になりましたよね?ごきょうだいともっと仲良くしたかった。
そうおっしゃった。
そしてシスターズのプランをお話しになったんです。
「妹たちと子供のときみたいに仲良く『チャーリーズエンジェル』みたいなことをしてみたい」「みんな生き方はばらばらなのよ」「でも力を合わせて世直しするの」「女きょうだいの世直し。
いいと思わない?」でも社長。
すぐ元気になっちゃいましてねそのことは棚上げです。
私はやってほしかった。
そうすりゃごきょうだいがまた一つになれると思ったんです。
夏江さんともまた仲良く。
(桑原)私が自分の病気を告げられたとき真っ先に思い出したのがそのことでした。
医者の診断の余命半年ってのを社長のことにできないかと思ったんです。
何だかんだ理由をつけてまた検査に行ってもらって診断書をちょこちょこっと書き換えて社長にお渡ししたら社長直接医者のところへすっ飛んでいきました。
こりゃ参ったなと思ったんですが医者もそそっかしいやつで私のことを聞かれたと思い「余命半年。
間違いありません」と言ってくれたんです。
おかげで社長はシスターズをやる決心をして皆さんを集めた。
(春子)《私たちでやるのよ》《女子力で世直しよ》
(桑原)ひどいやつだとお思いでしょうね。
皆さんに大嘘をついて。
だけどそうでもしなきゃごきょうだいが集まらないと思ったんです。
俺を親みたいに世話してくれた。
飲んだくれのはみ出し者をまっとうな人間にしてくれた有沢の親父さんのお嬢さんたちだから仲良くしてほしいんです。
それがあと半年しかないと思ったときのたった一つの願いでした。
シスターズをやれてよかったと思ってます。
だけど心残りがあるんです。
それは春子さんと夏江さんのことだ。
お二人が顔を合わせりゃケンカになる。
その根っこを何とかしたいんです。
それはお母さんの君子さんの事故のことです。
その本当の原因のことです。
(桑原)君子さんは乱暴な運転はしない人だった。
なのに雨の中スピードの出し過ぎでスリップした。
真実はやぶの中です。
だけどやぶの中引っかき回さなきゃお二人の仲たがいは収まらない。
あの日君子さんに何があったのか?なぜそんなにスピードを出したのか?そのことがずっと気になって私最近調べ始めたんです。
皆さんもご存じの注射針作ってる藤田さん。
当時を知ってるあの人に聞けば何か分かるかもしれねえって。
だけど聞いてみようと思ってるうちにこんなことになってしまって。
(桑原)後は皆さんでやってもらえませんか?このミッションは私が依頼させてもらいます。
事故の真相を調べてみてください。
ああ…。
すいません。
眠くなってしまいました。
うん。
おやすみかな?
(秋代)驚いた。
どんだけのこと抱えてたんだろう。
(冬美)病気のことも春子姉さんとなっちゃんのことも。
(秋代)うん。
(秋代)ねえ。
やんなきゃ駄目だよ。
(冬美)そうだよ。
やろうよ。
これ最大のミッションだよ。
(秋代)春子姉さん。
私ちょっと頭ん中混乱しちゃって。
ちょっと様子見てくる。
(秋代)あっ。
(秋代)桑原さん。
いきなりこんないっぱいのこと。
まるで言い残したこと全部言うみたいにさ。
桑原さん。
もう死んじゃうみたいに…。
アキちゃん落ち着こうよ。
病気のことは先生に任せるしかないよ。
(秋代)うんうん。
私たちにできるのはさ…。
なっちゃん。
すぐにミッション始めよう。
取りあえずは藤田さんに話を聞きに行って。
どうかなそれ?何でよ?そんな昔のことほじくり返しても。
だけど桑原さんだって言ってたじゃない。
なっちゃんと春子姉さんのケンカを収めるためにもって。
真相を究明するのよ。
そうすればきっとお互いの誤解も解けて…。
いまさら…。
いまさら遅いわよ。
30年…。
30年いがみ合ってきた事実は変わらないでしょう?ハァー。
(和也)これからは男も家事しなきゃいけない時代なんだからな。
(佑太)分かってるよ。
(和也)しっかりやれよ。
父さんもな。
(和也)おう。
どうした?桑原さんのことが心配なのか?
(秋代)うん?うん。
(和也)俺も何かあの人には縁を感じるんだよな。
俺も心配だよ。
(秋代)最近優しいのね。
(和也)うん?帽子プレゼントしてくれたり洗い物してくれたり。
そんなことないよ。
会社で何かあったの?出世競争で負けてこれからは家庭をもっともっと大事にしようとか思ったの?ちょっと。
変なこと言うなよ。
(香織)おばあちゃんのことだよね?
(和也)えっ?
(香織)だって言ってたじゃん。
「おばあちゃん同居したがってんだよなぁ」「いや。
でもお母さん嫌がってんだよなぁ」「もうちょっと機嫌取った方がいいかなぁ」って。
(秋代)あっ。
そういうこと。
(香織)そういうこと。
(佑太)そういうこと。
(和也)いや。
まああのう。
確かにおふくろのことはまああるんだけどね。
よしと。
(秋代)まあ理由はともあれもっと機嫌取ってくれればね。
ハァー。
フゥー。
(マモル)えっ?それで桑原さん大丈夫なんですか?
(マモル)どういう人だよ?今まで黙ってたなんて。
びっくりよ。
私だって思うわよ。
何でもっと早く言ってくれなかったんだろうって。
そしたらもっといろんなことできたかもしれないって。
俺そっち行きますよ。
えっ?病院行って桑原さんの看病します。
何言ってんのよ。
マモル君はお父さんの方…。
あんな親父どうでもいいですよ。
俺の話聞こうともしないんですよ?家飛び出してお父さん怒らせたのはマモル君でしょ?だったらなだめんのもマモル君の仕事なんじゃないの?話をしたいっていう気持ちにさせてあげなきゃ。
でもどうやって…。
心のドアをノックしてあげるのよ。
言葉じゃないんじゃないかな。
言葉じゃない?後は自分で考えて。
考えてみます。
おやすみなさい。
私は何考えりゃいいのよ。
・
(ノック)何しに来たの?ああ。
桑原さんのこと?ホントびっくりよね。
考えてたらさお酒飲みたくなっちゃってさ。
(春子)ねえ。
ミッションやりましょうよ。
そりゃ驚いたわよ。
私自分が病気じゃないって分かって大喜びしてたら桑原さんがその病気だったなんて。
何で言ってくんなかったの?もう気持ちはしっちゃかめっちゃかよ。
でも思ったの。
桑原さん。
どんだけ私たちのことを心配してくれてたのかって。
それにさやっぱり知りたいじゃない?まだ私たちが知らないことがホントにあるんだとしたら。
怖いのよ。
それ知るのが。
調べてさやっぱりお父さんがせかしたせいだって分かったら…。
ううん。
それはいいのよ。
お父さんも大変だったんだから。
私ももう大人だからねそれは許せる。
だけどさもしやっぱり私のせいだって分かったら…。
泣きなさいよそうなったら。
三日三晩泣き明かしなさいよ。
フフッ。
その後でさ私がおごってあげるわよ。
ここよりうーんと高級のお店で。
麻布にあんのよ。
フレンチ一人5万円よ。
前菜のテリーヌがもう最高でさ。
私だってそりゃ怖いの。
何が出てくんのかホントに怖い。
けどさやぶの中つついて蛇が出てきたっていいじゃないの。
そしたらさみんなでキャーッて言って逃げ出しましょうよ。
なっちゃんがもし転んだら私あんたのこと助けてあげるわよ。
その代わり私が転んだらあんたが私を助けなさい。
姉さん。
姉さん…。
姉さん。
春子姉さん。
姉さん…。
(麗子・友子)えっ?500万?
(小島)それを引っ越し代にくれるっていうのか?準備金も含めてね。
(麗子)おいしい話じゃないそれ。
(友子)でもそれちょっとおかしくない?だってそもそもこの建物が古くて危ないから立ち退いてくれって話でしょ?そう。
(友子)それなのにそんなお金くれるなんて。
(友子)しかも期限つけて念書出せなんて。
(麗子)うーん。
確かにね。
(小島)やっぱり地上げなんじゃないかな。
なっちゃんが抵抗すると思って地震の話持ち出してさ。
(拓馬)俺もそんな気がするんすよ。
でも検査してくれたのは高橋さんよ。
この店のことが好きだって言ってた。
(麗子)あれ?そういえば最近高橋さん見ないね。
うん。
(友子)来たらさ問い詰めたいよね。
ホントに不合格だったのかって。
(一同)うん。
(小島)あっ。
ああ。
シマさんだ。
(小島)はい。
もしもし。
ああ。
早くこっち来いよ。
麗子ちゃんたちも来てるよ。
(島田)それどこじゃねえんだよ。
見つけたんだよ。
例の建築士。
昼間っから女と肩組んで歩いてやがってよ。
(小島)高橋さんを見つけた?
(島田)で俺後つけたんだよ。
そしたら2人でキャバクラ入りやがってよ。
キャバ嬢なんだよ。
で今張り込んでんだ。
ほら。
(一同)おお。
(島田)あっ。
出てきた。
(小島)それとっ捕まえちゃえよ。
(麗子)島田さん。
尾行。
(友子)刑事ドラマでよくあるじゃん。
(拓馬)頑張って。
(島田)分かった。
任せてくれ。
(従業員)社長。
これでどうですか?
(藤田)おう。
(藤田)ああ。
これで進めてくれ。
(従業員)分かりました社長。
(冬美)藤田さん。
(藤田)ああ。
冬美さん。
先日はどうも。
おかげでホントに助かりました。
(冬美)いいえ。
お役に立ててよかったです。
実はちょっとお伺いしたいことがありまして。
(藤田)分かりました。
さあどうぞ。
どうぞ。
そうですか。
ふーん。
桑原さんがね。
そりゃ心配だなぁ。
(冬美)それでお伺いしたいのは母の事故の日のことなんです。
(藤田)うん。
残念なことでしたね。
いい人でしたよ君子さんは。
しっかり者でね。
職人肌の親父さんを支えててね。
(冬美)あの日母は父に言われて柳田産業に行く予定だったらしいんです。
藤田さんは柳田さんともお付き合いがあると聞いたんですが。
(藤田)ええ。
ハハハ。
あのころうちは水道やらエアコンのパイプ作っててね。
クダの藤田っていわれてたんだよ。
ハハハ。
それがね今じゃ一番細い管。
注射針になっちゃったからね。
(冬美)アハハ。
(藤田)ハハハ。
柳田さんとこもね住宅関係やってたから。
あの日も私あの人の工場にいましたよ。
えっ?柳田産業の工場にいらしたんですか?
(藤田)ええ。
職人さんと打ち合わせでね。
あのとき見たのが君子さんの最後の姿になっちゃったな。
母もいたんですか?ええ。
遠目に見ただけだけどね。
私が職人さんと話してたら君子さん入り口から入ってきて柳田さんと二言三言しゃべってすぐに出ていったんですよ。
えー。
2時ごろだったかな。
(島田)島田です。
ただ今鉄板焼き屋より実況中継をしております。
建築士とキャバ嬢が肉を食べております。
私も食べました。
うまいです。
(友子)おい。
(麗子)いらないからそういうの。
(島田)あっ。
客が入ってきた。
(拓馬)あっ。
この人あの不動産会社の。
そうそうそうそう。
住全の葛西さん。
(島田)挨拶してるよ。
(友子)あっ。
(島田)待ち合わせしてたんだな。
(島田)あっ。
不動産屋が封筒渡した。
(友子)怪しい。
(麗子)何が入ってんのかな?
(小島)おいおいおい。
何か数えてる。
これ絶対に金だよ。
やっぱり高橋さん買収されたんだ。
住全の葛西ってやつに。
それでは柳田さんに直接聞いてみます。
連絡先お分かりになります?
(藤田)ええ。
あの人今住全不動産にいるはずだよ。
(冬美)住全不動産?柳田産業の取引先だったんだよ。
住全の社長と柳田さんずいぶんじっこんだったな。
住全に入ってからずいぶん出世したって聞いたよ。
自分の会社つぶしたくせにね。
住全?柳田。
2014/10/29(水) 13:30〜14:00
関西テレビ1
ほっとけない魔女たち #42[字][デ]【出演:浅野ゆう子 三宅健 他】
夏江(浅野ゆう子)の店「アマルコルド」が立ち退きを迫られる。さらに春子(室井滋)の病状が!?マモル(三宅健)と父との確執は…?シスターズは危機を乗り切れるか!?
詳細情報
番組内容
夏江(浅野ゆう子)たち姉妹は桑原(渡辺哲)の告白を聞き、ぼう然とする。しかし、桑原の“企み”が姉妹の絆を再び取り戻してほしい、との思いからだということも痛いほど伝わってくる。
姉妹は桑原の思いを受け、32年前の母の死の真相を明らかにすることを決意。話を聞いたマモル(三宅健)も手伝いを申し出るが、夏江は父との確執を一刻も早く解くことが先決だと諭す。
番組内容2
冬美(釈由美子)が、両親と旧知の仲の藤田(目黒祐樹)を訪ねて話を聞くが、その際、母の死に関係があると思われる人物が、思わぬ形で「アマルコルド」の立ち退き問題に関わっていることを知る。
出演者
有沢 夏江:浅野 ゆう子
近藤 マモル:三宅 健
有沢 冬美:釈 由美子
・
桑原 義男:渡辺 哲
林 晃司:神保 悟志
・
村田 秋代:松本 明子
中島 春子:室井 滋
ナレーター:友近
長谷川:ラサール石井
柳田 利治:大和田 獏
藤田 克己:目黒 祐樹
ほか
スタッフ
主題歌:V6「Sky’s The Limit」(avex trax)
脚本:鈴木聡
演出:木下高男(共同テレビ)
プロデューサー:服部宣之(東海テレビ)
鈴木伸太郎(共同テレビ)
スタッフ2
音楽:森英治
有木竜郎
音楽プロデュース:S.E.N.S.Company
エンディングテーマ:上野優華「大切なあなた」(キングレコード)
メインテーマ:STORM(Primo)
制作・著作:共同テレビ
制作:東海テレビ
ご案内
立川談笑が毎週「ほっとけない魔女たち」トピックスをダイジェストで紹介!これはほっとけない!!今すぐチェック→【プラテレURL】http://www.youtube.com/user/pulatele詳しくは公式サイトをご確認ください。【公式サイトURL】http://tokai−tv.com/hottokenai/ 好評配信中!【昼ドラ公式ツイッターアカウント】@hirudoraTokaitv
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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