した個性豊かな作品が並んでいます。
この「木彫フォークアートおおや」は来月13日まで開かれています。
(踏切警報器の音)
(電車の警笛)
(健吾)昨日のホシザメ予備水槽戻した?
(スタッフ)はい。
(健吾)ああー。
やっぱ少しただれてるな。
心配だから薄めに薬入れとこう。
川本さんは?
(柏原)またバレちゃったみたいですよ。
フフッ。
懲りないなぁ。
(川本)だからみんなで飲み行っただけだよ。
(千鶴)みんな?
(川本)そう。
みんな。
(千鶴)みんなって何人?
(川本)2人。
(千鶴)2人で飲んでどうしたの!?
(川本)どうもしないよ!
(千鶴)嘘!
(川本)いや。
ホントに何もしてないって!
(千鶴)させてもらえなかったんでしょ!?うん。
いや!そんなこと考えもしなかったって。
(川本)いやあっ!
(千鶴)シノノメサカタザメは元気?
(川本)もちろん元気だけど。
(千鶴)あの子の歯なら骨まですりつぶして何の証拠も残さないかもね。
(川本)いやーっ!いやいやいやいやいやいやいやいや。
おう!健吾!ハハハ。
あのヤナギクラゲあしたにはデビューさせられそうですよ。
(川本)俺見届けられないかも。
えっ?健吾。
考え直すんだったら今のうちだぞ。
何をですか?結婚したら女は豹変するぞ。
フフッ。
美奈子は大丈夫ですよ。
(マリア)うっ。
痛いよお兄ちゃん!ハハハハ。
何やってんだよ?ほら貸して。
(マリア)痛い痛い痛い。
すいません。
(マリア)いっ。
いいじゃん。
ちょっとぐらい。
駄目。
(マリア)痛っ。
(マリア)おおーっ!これが一番いいって。
決定です。
(美奈子)ちょっとマリアちゃん。
(マリア)着てる本人には見えないでしょ?わたしたちが決めた方が絶対いいって。
ねえ?うん?
(美奈子)どっちがいい?ハハハ。
どっちがいいってあの。
うん。
どっちもいいよ。
(マリア)「どっちもいい」は「どうでもいい」でしょ?だから美奈子が気に入ったのが一番いいと思う。
(美奈子)健吾も決めてよ。
(マリア)もう!はいはい。
もうお兄ちゃん並んで。
もう。
はい。
並んで並んで。
フフッ。
はい。
よし。
はいポーズ。
(シャッター音)
(マリア)うわぁー!奇麗!
(梨沙)ああ?・
(藤代)梨沙。
(梨沙)知らねえ…。
(藤代)悪い。
待った?
(梨沙)ああ。
待った。
(藤代)悪い悪い。
(梨沙)えっ?誠休み取れんの?
(藤代)うん。
梨沙さ一緒に休み取れない?
(梨沙)うん。
うち店長優しいし聞いてみるよ。
どっか行く?
(藤代)行き先さもう決めてんだけど。
どこ?
(藤代)神戸。
神戸。
(藤代)両親に会ってもらおうかなぁとか。
駄目?ううん。
(藤代)よかった。
いや。
もうすげえドキドキした。
フフフフ。
(藤代)ああ。
じゃあどうしようかな?ええと。
(メールの着信音)
(藤代)月末の。
どうした?あっ。
冬物の棚卸し。
手伝わなきゃいけなくなっちゃった。
(藤代)そっか。
ごめん。
(藤代)うん。
ああ。
じゃあまた後でメールする。
うん。
おはようございます。
(白井)早くないよミルクちゃん。
ねっ?お客さん待ってるから。
フッ。
おい。
なめてんのか?離せよ。
(白井)辞めたきゃ辞めていいんですよ。
辞めてやるよ。
(白井)返すもん返すのが先だろが!ほら。
すみかちゃん。
ねっ?ブルマーはこう。
頼むから。
(すみか)やだ。
(白井)やじゃないよ。
ほら。
どっちにします?
(男性)ミルクちゃんはどっちがいいの?俺は肩をもんでもらえればそれでいいの。
今日もそれだけでいいんですか?
(男性)ああ。
よろしく。
ううー。
(男性)うーん。
うーん。
だいぶ凝ってますね。
(男性)会社でも家でもストレスたまるからね。
愚痴でも何でも言ってくださいね。
愚痴を言うのも疲れんのよ。
あ…。
そっか。
ミルクちゃんもストレスたまるでしょ?こんなはげ親父の相手じゃ。
そんなことないですよ。
やっぱり借金とかあってやってるの?フッ。
もっと楽しい話しましょうよ。
楽しい話ねぇ。
ミルクちゃんしてよ。
そうだなぁ。
あっ。
神戸とか行ったことあります?どうして?ちょっと。
あーっ!ああ気持ちいい!そこがつぼ!
(和子)じゃあ何?ウエディングドレスマリアが選んだの?
(マリア)違うよ。
みんなで決めたの。
(和子)ったく。
余計なおせっかいばっかりして。
そんな小じゅうと同居したら嫌われちゃうわよ。
ねえ?美奈子さん。
(美奈子)えっ?マリアちゃんセンスがいいから助かりましたよ。
うわぁ。
美奈子さん何かいい嫁みたいだ。
いい嫁なんですー。
ねえ?だんなさま。
ねっ。
(和子)アッハハハ。
ううっ!ラブラブオーラが!
(美奈子)何?ラブラブラブラブ…。
(マリア)ううっ!アハハハハ!
(和子)そうだマリア。
薬もらってきたわよ。
(マリア)はーい。
(美奈子)よいしょ!
(マリア)ありがと!
(和子)来週検査でしょ。
忘れずに飲んでね。
(マリア)はーい。
(和子)はーい。
スープできました。
(美奈子)はーい。
(マリア)おなかすいたー!
(和子)お願い。
(美奈子)はいもらいまーす。
(和子)さっ食べましょ。
(メールの着信音)
(修一)おう。
鍵開けっ放し。
不用心だぞ。
何で?お土産。
何でいるんだよ?お前捜すの苦労したんだぞ。
妹捜して三千里だよ。
何が苦労だよ!?人に借金押し付けといてふざけんなよ!ああー。
悪かったよ。
いや。
ホントに悪かった。
出てって。
分かったよ。
出てけよ!分かった。
出てけよ!分かったって。
なっ?なっ?今日はなお前に報告したいことがあって来たんだよ。
報告?借金。
全部返せることになった。
お前にはさホントに迷惑掛けたよな。
反省してる。
でお前幾ら出してくれてたんだっけ?金は?えっ?金だよ。
ああ。
今日はねまだちょっと。
ハァー。
やっぱりな。
今週中には何とかするからさ。
今は手持ちがなくてねぇ。
何すんだよ!?いや。
すぐ返すから。
返せよ!すぐ返すから。
返せ!すぐ返します。
返せよ!お前これって…。
そっか。
ごめんな。
俺最低だよな。
妹にこんなことさせて。
ホントごめんな。
悪かった。
ホント悪かった。
離せよ。
離せよ!あっ痛っ!痛っ!いってぇ!ちょっ梨沙!
(修一)何…。
痛ぇ。
あっ。
(修一)あらー。
しけてますねぇ。
うん?うん。
とあいつの誕生日は。
おう。
ビンゴ。
(呼び出し音)ああ。
もしもし。
あっ。
ええー誠君ですよね?あっ。
ああどうもどうも。
あの私梨沙の兄をやっている者でして。
ええ。
ああ。
いやいやいやいや。
こちらこそ大変妹がお世話になっております。
はい。
(アナウンス)「本日は新江ノ島水族館へのご来場誠にありがとうございました。
当館は間もなく…」すいません。
そろそろ閉館なんですが。
(アナウンス)「お忘れ物などないようお願いいたします」「またのご来館をお待ちしております」お客さん。
あっ。
見てると何だか落ち着きますよねぇ。
こいつら一生海の中漂って生きてるんだよね。
ただ漂ってるわけじゃないんですけどね。
でも海流とか波の力の方がずっとおっきい。
だから自分の力で好きなところに行けるわけじゃないんです。
へえー。
ここでは人工的に水流を作ってます。
そうしないと底に沈んでしまってうまーく漂えずに死んでしまうことがあるんです。
かわいそう。
フフフ。
そうかもしれませんね。
でもクラゲには楽しいとか悲しいつらい。
そういう感情はありません。
そんなの分かんないじゃん。
感情を持とうにも脳がありませんからね。
脳?脳みそ。
そっか。
脳がなきゃいいのか。
えっ?
(瑞希)マリア。
(マリア)うん?
(瑞希)わたしたちって高3だよね?
(マリア)うん。
(瑞希)こんなことしてていいのかな?
(マリア)うん。
(瑞希)マリア。
大学どこ受けんの?
(マリア)うん。
(瑞希)マリアってエッチしたことある?
(マリア)うん。
あっ!?
(瑞希)ちょっと。
聞いてんの?
(マリア)ああ。
ごめんごめん。
(瑞希)大学は?どうすんの?
(マリア)瑞希は?やっぱ美大?
(瑞希)行きたいけどね。
親が駄目って言うと思う。
(マリア)親ねぇ。
(瑞希)マリアんちは?反対されないの?
(マリア)どうだろ。
でもお金のこと考えるとねぇ。
取りあえず私立は無理だわな。
(瑞希)そっか。
あーあ!わたしたちの未来ってどうなってんだろね?うーん。
何か気が遠くなってきた。
(瑞希)同じく。
まあ考えてもしょうがないか。
取りあえずコンクール目指して頑張りますか。
(物音)
(瑞希)マリア?
(留美)先生!神谷先生!起きてください。
(神谷)お願い。
あと5分だけ寝かせて。
(留美)急患が来ます。
よいしょ。
はい。
はい立って。
早く。
よいしょ。
(神谷)フゥー。
(神谷)バイタルは?
(看護師)血圧120の76。
プルス120。
サチュレーション96です。
(神谷)酸素3リットルに上げて。
(看護師)はい。
(神谷)先生。
ビリルビン値は?
(神谷)軽い貧血かな。
(神谷)今度担当になった神谷です。
よろしく。
(神谷)マリアさんの肝臓の状態ですがビリルビンの数値が4になりました。
もうご存じかと思いますが肝臓はいったん悪くなると元に戻ることはありません。
(神谷)このままだと持って1年というところです。
(和子)ああ。
1年。
ずっと数値も安定してたのに。
(神谷)このまま悪化しないことを谷中先生も願っていましたが。
もう移植しかないってことですよね。
(神谷)この数値の上がり方を見ればもう考えた方がいいかもしれませんね。
だったら…。
だっ…。
わたしの肝臓を使ってください。
マリアと同じO型なんです。
(神谷)そうですか。
はい。
それしか方法がないならわたしから移植してください。
あの子の病気を知ってからずっと考えていたことですから。
(神谷)分かりました。
お兄さんの肝臓が適合するかどうか検査してみましょう。
はい。
お願いします。
(和子)わたしも。
わたしも検査してください。
(神谷)お母さまの血液型は?
(和子)A型です。
(神谷)そうですか。
それではまず血液型の同じお兄さんの検査結果を見てからにしましょう。
はい。
お願いします。
(神谷)それでは今日のところ。
(神谷)岡田さん。
条件が合えば肝臓は適合しやすいんです。
成功率は高いんですよ。
はい。
(神谷)頑張りましょう。
うん…。
(涼太)誰よ?
(マリア)何ですか?
(涼太)えっ?前おったおばさんは?
(マリア)いや知らないけど。
(涼太)チッ。
何やねんもう。
退院するんやったら退院する言うてくれたらええやんけ。
ああそうや。
自分ずっと入院するん?したくないけど。
(涼太)ふーん。
これさ「あげる」って言われてんけど一応返しに来てん。
はい。
やるわ。
暇そうやし。
(マリア)落語?
(涼太)うん!
(マリア)いらない。
(涼太)えっ?何でやねん?
(マリア)何でって興味ないもん。
(涼太)ハハッ。
聞いたことないだけやろ。
(マリア)だから興味ないって。
(涼太)じゃあ読んでみろって。
(マリア)いらないよ。
(涼太)読め読め。
(マリア)ちょっとやめてよ!
(涼太)何…。
へえー!結構うまいやん。
あっ。
なあ?今度俺の自画像描いてよ。
バカじゃないの。
自分で描くから自画像なんじゃない。
ああー。
そうなん。
・
(留美)沢村君。
点滴の時間だよ。
(涼太)合点だ!
(留美)とっとと行きやがれ!
(涼太)お後がよろしいようで。
フフッ。
(瑞希)誰?誰?今の。
(マリア)えっ?いや知らない。
(瑞希)超カッコイイ。
(マリア)えっ!?
(瑞希)あっ。
具合もう大丈夫?もう男の前にまずわたしを心配してよね。
(瑞希)ごめん!
(マリア)うん!
(瑞希)ごめん!
(神谷)失礼します。
(神谷)おはようございます。
(和子)おはようございます。
おはようございます。
(神谷)どうぞ。
検査の結果は?非常に残念ですが不適合という結果が出ました。
(神谷)お兄さんは昔肝炎になられてますね。
はい。
でも今はもう全然…。
(神谷)治っていても一度そういうことのあった方はドナーとして認められないんです。
(和子)じゃあわたしを検査してください。
去年受けたCTの画像を拝見しました。
はい。
(神谷)お母さまの肝臓はマリアさんのものよりも小さいことが分かりました。
じゃあ移植は?
(神谷)血液型も違いますし難しいと思います。
ハァー。
あの。
どなたかご親戚にドナーになっていただける方はいないでしょうか?親戚?
(神谷)はい。
こちらをどうぞ。
(和子)あっ。
(神谷)6親等以内の血のつながっている方もしくは3親等以内であれば血がつながっていなくてもドナーの候補になれます。
血がつながっていなくても?例えばマリアさんかお兄さまに配偶者がいればその方でも。
ただしドナーになるには本人の明確な意思が必要です。
もし誰もいなかったらどうなるんですか?その場合は脳死のドナーを待つことになります。
でも順番が回ってくる確率は低いんですよね?ええ。
でも今の日本ではそれしか方法がないんです。
分かりました。
とにかく探してみます。
いずれにしてもこのことはマリアさんには話さないでください。
ドナーが決まってからでないと本人を失望させてしまいますので。
分かりました。
(神谷)お願いします。
(マリア)男はやっぱ顔だよねぇ。
(美奈子)えー?何?それ。
(マリア)えっ?だって癒やされるじゃん。
病気にはイケメンが一番。
(美奈子)誰?それ。
えっ?
(美奈子)誰よ?あっ。
無駄なイケメン登場。
(美奈子)アハハハハ。
無駄なんだって。
えっ?何が?あっ。
ねえ?招待客のリストもうできた?あっ。
まだ。
もたもたしてんなぁ。
お兄ちゃんに任せておいたら結婚式終わっちゃうよ。
(美奈子)そうかもね。
(マリア)あっ。
わたし振り袖着たいんだ。
(美奈子)おっ。
わたし持ってるよ。
(マリア)ホントに?
(美奈子)うん。
ねえねえ。
川本さんの結婚式に着ていったさ赤いやつ覚えてる?
(マリア)赤いやつかぁ。
(美奈子)ここにさお花載ったやつ。
覚えてないでしょ?覚えてるよ。
(美奈子)じゃあどんなやつ?
(和子)わっ!
(3人の笑い声)お兄ちゃんびっくりしてる。
(和子)ほら。
アイス買ってきたよ。
(美奈子・マリア)うわー!やった!ありがとう。
うれしい。
(和子)どれがいい?
(マリア)これがいい。
これが。
えー!そっちの方。
(和子)アハハ。
叔母ちゃん。
ちょっと待って。
後でそっち行っていい?うん。
一度きちんと会って説明したい。
(通話の切れる音)も…もしもし?
(不通音)もしもし?
(不通音)
(涼太)よう!
(マリア)ああ。
(涼太)おう。
お前の自画像描いといたぞ。
(マリア)だから自画像じゃないって。
(涼太)はいはーい。
(マリア)ハァー。
(れい子)うちも下の子がまだ中学生だし。
この人にもしものことがあったら。
れい子叔母ちゃん。
危険な手術じゃないんです。
傷は残っちゃうかもしれないけど。
でもその後もちゃんと生活…。
(れい子)そうは言ったって100%安全ってことはないんでしょ?叔父ちゃん。
それにほら。
マリアちゃんって…。
(浩平)れい子。
(れい子)だってあなたが助ける義理は。
(浩平)よしなさい。
(浩平)俺だってマリアちゃんには助かってほしいと思ってるんだ。
だったら。
(浩平)ただうちのやつの言ってることも分かってほしい。
(美奈子)お母さん。
これ入れちゃってもいいんですか?
(和子)あっ。
それはそっちのお鍋でゆでてちょうだい。
(美奈子)はい。
(美奈子)あちち。
(美奈子)これが岡田家秘伝のスープなんですね。
(和子)秘伝なんて。
そんな大層なもんじゃないのよ。
(美奈子)マリアちゃんから合格点出ますかね?お母さんより厳しいからなぁ。
(美奈子)うん。
おいしい。
美奈子さん。
(美奈子)はい。
わたしたち家族になるのよね?はい。
・
(和子)お願い。
もうあなたしかいないの。
(和子)ねえ?マリアに肝臓を分けてあげてちょうだい。
お願い。
お願いします!お願い!母さん!
(美奈子)お母さん。
(和子)お願い!ごめんなさい。
(美奈子)帰ります。
美奈子。
美奈子。
どうして話してくれなかったの?こんな大事なことを。
きちんと話そうと思ってた。
話そうと思ってたよ。
ごめんなさい。
ちょっと考えさせて。
(白井)はい。
お疲れさん。
借金終了。
もう戻ってくんなよ。
ういーっす。
(白井)男選べよ。
ういーっす。
乾杯。
(藤代)乾杯。
乾杯。
(藤代のせき)
(藤代)何?テンション高くない?
(店員)いらっしゃい!
(藤代)あっ。
お兄さん!
(修一)お待たせ。
おっ?
(藤代)びっくりした?フフッ。
あっどうぞ。
(修一)ああ。
いやいやいや。
座って座って。
(藤代)あっ。
実はさ店の資金のことでお兄さんに相談させてもらってたの。
えっ?
(藤代)すげえいい土地の話紹介してもらってさ。
(修一)そうそうそう。
幾ら渡したの?
(藤代)300万。
(修一)ああ。
実はさあと50万必要…。
ねえ?今すぐ誠に返して。
(修一)えっ?いいから返してよ!
(修一)そんな怒鳴るな。
ねえ!
(修一)いや。
ねえ?
(藤代)どうしたんだよ?
(修一)いや。
安心していいから。
ホントにもうかるから。
そしたらだってほら。
お前の借金だってすぐに返せるわけだしさ。
何もそんなイメクラなんかで働かなくたって。
うん?
(藤代)えっ?
(修一)あれ?知らなかった感じ?
(藤代)ショップで働いてるんじゃ?ごめん。
何か空気読めないお兄さんみたいな感じだよね。
(修一)ああ。
誠君?ねえ?誠。
(藤代)離せよ!ごめん。
ちょっと整理させて。
・
(物音)一緒に飲みます?ねえ。
知ってる?クラゲって脳がないんだよ。
楽しいとかつらいとか感情がないんだよ。
えっ?あれ?もしかしてクラゲの人?ああー。
フッ。
何?いやいや。
それこないだ僕が話したことだよね?だから?もういいじゃん別に。
何してんの?こんなところで。
クラゲ見に来たんだけどさ開いてなくてさ。
ああー。
もういいじゃん。
一緒に飲もうよ。
はい。
これもあげるから。
ここ座って。
ねっ?ああもう。
うっせえなぁ。
アホに付きまとわれててさ。
借金まみれのアホに。
借金?あーあ。
せっかく返し終わったと思ったのになぁ。
そう。
バカにした。
いや。
今「何だ?この女」って思ったでしょ。
ううん。
絶対思った。
あっ。
じゃあじゃあじゃあこれは?どうぞよろしくお願いしまーす。
ミルク?引いた?フッ。
フフフ。
引くよねそりゃあ。
O型なんだ。
うん。
大ざっぱのO。
フフッ。
どこにでもいるんだよな。
えっ?いやいや。
ねえ?やっぱり駄目?えっ?ああー。
いたいたいたいたいた。
うわー。
ねえ?うん?クラゲって死んだらどうなんの?ミズクラゲはね溶けてなくなる。
マジで?うん。
アハハ。
すげえ。
わたしクラゲになりたい。
ハハハハハ。
ふらふら水に漂って死んだら溶けてなくなるなんて最高じゃん。
あんたは?俺?生まれ変わったら。
生まれ変わったら。
クラゲか。
(神谷)岡田さん。
ああ。
(神谷)コーヒー。
ありがとうございます。
(神谷)どうぞ。
頂きます。
難しいものですねドナーを探すのって。
マリアを小さいときから知ってる親戚でもなかなか。
どうして…。
どうして家族じゃないと駄目なんですか?いや。
それはですね…。
血がつながってなくても構わないなら誰だっていいじゃないですか。
医学的にはともかく倫理的な問題があるんです。
他人の臓器をお金で買う人もいるんです。
人の体に値段が付くなんて絶対にあってはならない。
だからドナーにも厳しい条件…。
先生だったらどうします?はい?一番大切な人がマリアと同じ状況だったら。
お願いします。
マリアを助けてください。
お願いします。
(白井)300万!?お願いします。
お金返す。
ハァー。
ごめんね変な兄貴で。
それと仕事のこと嘘ついててごめん。
(藤代)もう会うのよそう。
何かもう色々…。
色々信じられなくなっちゃったよ。
(美奈子)またすぐ仕事戻んなきゃいけないんだ。
うん。
こないだはすまなかった。
(美奈子)わたしねあれから考えたの。
(美奈子)マリアちゃんのことはホントに妹みたいに思ってる。
だから助けたいって思う。
両親に相談したの。
そしたら反対された。
わたしほっとしたのよ。
ほっとした自分にびっくりしたの。
ごめんなさい。
美奈子は悪くないよ。
こんなこと…。
こんなこと考えさせちゃってごめんな。
お母さんはマリアちゃんのために当然のことをしただけ。
でも…。
家族にはなれない。
ごめんなさい。
(修一)おう。
脅かすなよ。
どうしたんだよ?あの車。
ああ見た?いいっしょ?今度乗っけてやるよ。
どうやって買ったんだよ?フフッ。
誠君のお金じゃないからな。
どうした?あの後誠君と仲直りできたか?うん?ふざけんなよ!いってぇ。
なあ?きょうだい仲良くやってこうぜ。
お前は覚えてないかもしれないけど。
子供のころ俺がお前のおむつ替えてあげたんだぞ。
お前が病気になったときは医者までおんぶして連れていってやったんだよ。
昔みたいにさまた2人でやってこうぜ。
なっ?ほら。
飲もうぜ。
うん?梨沙?お願いだからもう死んでくれよ。
えっ?うわっ!いや。
お…落ち着けって。
なっ?落ち着けって。
だったらわたしがやる。
いや。
早ま…早まるなって。
やめろって。
貸せよいいから。
痛い!痛い!あー!いってぇ。
ああー。
ああ。
梨沙!ああ。
あー。
(泣き声)
(マリアの笑い声)
(踏切警報器の音)
(踏切警報器の音)・
(電車の警笛)
(踏切警報器の音)・
(電車の警笛)うっ!
(踏切警報器の音)・
(電車の警笛)痛いんだけど。
ううっ。
あっ。
ああ。
あっご…。
ごめん。
余計なことしやがって。
おい。
借金。
借金幾らあるんだ?俺が払う。
その代わり家族になってくれ。
家族?結婚してほしい。
俺と結婚してほしい。
2014/09/29(月) 14:57〜15:53
関西テレビ1
流れ星 #01[再][字]
最愛の人はあと一年の命…。水族館に勤める平凡な主人公には守りたいものがあった—。全てを失ったとしても。人生に絶望したヒロイン。二人は運命的に出逢い—。
詳細情報
番組内容
新江ノ島水族館に勤める岡田健吾(竹野内豊)は、婚約者・相澤美奈子(板谷由夏)との結婚を控え、幸せな気分でいた。
同じ頃、槇原梨沙(上戸彩)も、恋人・藤代誠(大東俊介)から両親に会ってほしいと言われ、笑顔になる。と、そんなとき、梨沙の携帯電話が鳴った。誠には秘密にしているが、実は、梨沙はイメクラで働いており、電話は出勤の催促だったのだ。
翌朝、仕事を終えた梨沙が戻ると、兄・修一(稲垣吾郎)が
番組内容2
突然部屋に!!修一は、借金を梨沙に押し付けたまま姿を消していたが、返済のめどが立った、と訪ねてきたのだ。しかし、それを信じない梨沙が金を見せろと迫ると、修一は逆に梨沙の財布を奪おうとする。もみ合ううち、財布からイメクラの名刺が落ちてしまい、ショックを受けた梨沙は、部屋を飛び出す。
がむしゃらに走った梨沙は、気づくと新江ノ島水族館のクラゲの水槽の前にいた。ふわふわと漂うクラゲを見ているうち、やがて
番組内容3
閉館時間になってしまう。そんな梨沙に健吾が声をかける。それが2人の出会いだった。
そんな折、健吾の妹・マリア(北乃きい)は、親友とおしゃべりに興じていると、突然、意識を失い倒れてしまう。病院で目を覚ましたマリアに、担当医師・神谷凌(松田翔太)はやさしい笑顔を見せる。
その後、病院にやってきた健吾と母・和子(原田美枝子)に神谷は、マリアの余命は1年ほどだろうと告げた。突然の宣告に健吾は…。
出演者
竹野内豊
上戸彩
松田翔太
北乃きい
川口春奈
桐山照史
ちすん
北川弘美
・
杉本哲太
・
板谷由夏
原田美枝子
稲垣吾郎
ほか
原作・脚本
【脚本】
臼田素子
秋山竜平
監督・演出
【企画】
金井卓也
【プロデュース】
中野利幸
【演出】
宮本理江子
石井祐介
並木道子
音楽
井筒昭雄
【主題歌】
「流星」コブクロ(ワーナーミュージック・ジャパン)
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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