シリーズ世界遺産100「国立自治大学の中央大学都市キャンパス〜メキシコ〜」 2014.09.29

(テーマ音楽)大学の壁に描かれた巨大な壁画。
そこにはメキシコ人の魂が込められています。
メキシコの首都メキシコシティー。
その郊外に世界遺産に登録されている大学があります。
敷地面積は700万m^2。
ラテンアメリカで最も大きい総合大学です。
大学の象徴はひときわ目を引くこちらの壁画。
10階建ての図書館の壁を世界最大級の壁画が覆い尽くしています。
描かれているのはアステカ文明の時代やスペイン植民地時代の圧政を表したものなど先住民の時代から始まるメキシコの歴史です。
モザイクの壁画はメキシコ全土から集められたさまざまな色の自然石で出来ています。
大学の壁にはほかにも多くの壁画が描かれています。
実はメキシコには国中にこういった壁画があるのです。
どんな意味があるのでしょうか。
代表的なものがメキシコシティーにある中央政庁を飾る壁画です。
巨匠ディエゴ・リベラの大作「メキシコの歴史」。
波乱に満ちたメキシコの歴史が絵巻物のように時代を追って21mにわたって描かれています。
1910年西欧至上主義に反発して起こったメキシコ革命。
その時芸術運動として国内全土に広がったのが…革命の理念や民族の歴史を国民に訴えるため300人以上の芸術家が公共施設や宮殿学校などに1,400以上もの壁画を描きました。
革命が終わったあとも壁画は重要な表現方法としてメキシコ社会に浸透し描かれ続けました。
自治大学にはこんな壁画もあります。
セメントと彩色ガラスで造られた立体的なモザイク画。
勉学に励み皆でよりよい世の中のために同じ方向へ進んでいく。
学問の自由と独立という大学の理念を見事に表現した壁画です。
大学の敷地内にあるスタジアム。
実はここで1968年メキシコオリンピックの開会式が行われました。
壁にはディエゴ・リベラによる壁画が誇らしげに飾られ世界中から訪れた人々を迎えました。
波乱に満ちた歴史を乗り越えメキシコはついに国際社会の表舞台に立ったのです。
壁画に込められた民族の思い。
それは国の今後を担う若者たちにこれからも受け継がれていく事でしょう。
2014/09/29(月) 04:15〜04:20
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「国立自治大学の中央大学都市キャンパス〜メキシコ〜」[字]

壁画は語る ▽文化遺産 ▽大学の図書館やスタジアムを飾る巨大な壁画。メキシコ壁画運動を支えた巨匠たちの作品が、メキシコの苦難の歴史と未来への希望を伝える。

詳細情報
番組内容
メキシコの「国立自治大学の中央大学都市キャンパス」は、2007年に世界文化遺産に登録された。首都メキシコシティーにある同大学は、ラテンアメリカ最大の規模を誇る。20世紀半ば、著名な建築家や芸術家によって建設が進められた。中でも目を引くのは、図書館やスタジアムを飾る巨大な壁画。ディエゴ・リベラをはじめメキシコ壁画運動を支えた巨匠たちの作品が、メキシコの苦難の歴史と未来への希望を伝えている。
出演者
【語り】松平定知
音楽
【音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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