(ムック)遅刻するぞマルモ。
(護)え〜!
(薫)友樹バイバイなの。
(友樹)したくない。
この子たちと一緒に暮らそうと思うんです。
私マルモと一緒にいる。
僕も。
おきて。
おきて?これから仲良く暮らしてくための約束だな。
ファイトオー。
(薫・友樹)ファイト。
(3人)オー。
子供は子供らしく。
泣きたいときは我慢するな。
笑いたいときはもっと我慢するな。
マルモなんか大嫌い!マルモの顔なんて見たくない!好きだから一緒嫌いだから別々なんて家族はそんな甘えもんじゃねえんだよ。
好きでも嫌いでも家族。
よし。
ハハハ。
あゆみさんがお前たちのママなんだ。
えっ?薫と友樹あゆみさんのとこに戻すわ。
(彩)さみしくないんですか?そりゃさみしいよ。
薫も友樹も俺の家族だもん。
お前らはママと暮らすんだ。
離れ離れでも家族だ。
マルモバイバイ!バイバイ!
(あゆみ)あの子たちをこんなふうに育ててくれたのは護さんだと思います。
私はゆっくり少しずつ母親に戻ります。
(友樹・薫)ただいま!あっ!おっ…びっくりした。
いや何?
(友樹・薫)ただいま。
マルモ彩ちゃんのこと好きでしょ?彩ちゃんもマルモのことだ〜い好きだよね?うん。
(一同)え〜!
(いびき)
(ムック)マルモ〜おなかすいた。
そろそろ起きてくれよ。
たっ…たっ…高松城!何それ。
んっ?あれ?お前何か声低くなってない?俺だって声変わりするんだよ。
犬のくせに?ハハ…。
おっ…!うわ!おっヤバいよ!遅れた。
遅れる。
おい!薫!友樹!いつまで寝てんだ。
起きなさい!毎朝毎朝同じこと言わせるんじゃないよもう。
ムックムック子供たち起こしてきて。
早く。
(いびき)
(ムック)薫マルモが早くしろってさ。
また怒ってる。
どうせ自分だって寝坊したんでしょ?そのとおり。
友樹。
もう…。
いいかげん起きて。
カッ…カマキリ!何それ。
ごちそうさま!よいしょ。
マルモ!早く出て。
マルモ!
(トイレの水を流す音)は〜い。
薫お待たせ〜。
あと4分55秒。
空いたってば。
早くしないと漏れちゃうぞ?4分50秒。
臭わないって。
ちゃんとスプレーしたし。
4分45秒!もうやだ〜。
ねえちょっと友樹薫ひどくない?友樹?口開いてるぞ。
友樹!さっき生きたまま雌に食い殺される雄カマキリになった夢見てさ…怖かった〜。
また虫の夢見てたの?お前大丈夫か?マルモも変な夢見てたろ。
俺は備中高松城で水攻めに遭う夢見た。
秀吉め…。
くそ…。
4分20秒。
もう大丈夫だって。
お姉ちゃんフンコロガシは転がしたふんを子供のおうちにするんだって。
だからマルモのふんもおうちだと思えばいいんじゃない?俺とフンコロガシを一緒にしちゃ駄目なんじゃない?やなもんはやなの!もうほら時間だよ。
ほら。
早く!入っちまえ。
もう食べちゃえ。
何?もういいからほら入って。
嫌っ。
やだ臭い。
入れ入れ…。
臭い!やだ!やだ!マルモ〜!時間ないんだからほら行け行け。
行け行け…。
嫌〜!やだ!友樹も早く食べちゃえ。
マルモ!くっさ〜い!臭くない!いってきま〜す!いってきま〜す!
(陽介)おういっといで。
親父さんいってきます。
おういってらっしゃい。
彩ちゃんおはよう。
おはよう。
(彩)おはよう。
いってらっしゃい。
(薫・友樹)いってきま〜す。
おはようございま〜す。
おはようございま〜す。
2人ともいいかげん仲直りしてほしいよね。
せっかくいい感じだったのに…。
あ〜!かにかま事件。
いっいっ…。
(薫・友樹)ヤバ…。
(薫・友樹)ハハハ…いってきま〜す。
ヤバ…。
にっ…逃げろ。
逃げろ〜。
いってきます。
(4人)・「MySweetLove変わってく私のなか君への」・「君への」ってどうだったっけ?
(ほのか)う〜ん違う。
こうこう。
・「君への」あっ・「君への」だ。
(希)あっそうそうそうそう。
(亜美)じゃあもう1回ね。
OK。
(亜美)せ〜の。
(4人)・「太陽は消えない」
(さくら)奇麗なチョウチョだね。
日本にいるの?えっ?
(さくら)これ。
あ〜…。
これはねゴライアストリバネアゲハっていってインドネシアにあるセラム島っていう島に生息しているんだよ。
へ〜。
(木村)お〜い友樹。
一番の特徴は羽。
その長さは…。
あ〜あまた虫の世界に行っちゃった。
(チャイム)
(森尾)はい。
みんな席に着いて〜。
だいたい僕の両手をこうしてすっごく高く飛ぶんだ。
笹倉君…。
すっごく高く。
笹倉君。
んっ?ごめんね。
先生来たから…。
あっうん。
(森尾)君たちはことしで10歳。
成人の半分です。
この自分物語はこれまでの10年間を振り返って家族のこと友達のこと色々な思い出を書いてみてください。
将来の夢について書く欄もありますからそこもしっかり書いてください。
来月の授業参観で発表してもらいます。
(一同)は〜い。
3本目と6本目の脚を下ろしまして残りの脚を上げていただ…。
あっはい。
「脚が多過ぎる」おっしゃるとおりです。
はい。
そうですね。
はい。
大変申し訳ありませんでした。
はい。
失礼します。
鮫島さんやっぱりこのタコンパス使い方が難しいみたいですね。
同じクレームが今週3回目です。
開発部の対応待っててもらちが明かないんで後で直接話してきます。
(民子)さすが気合入ってるわね高木副室長。
ちょちょちょっ…やめてくださいよ民さん。
いちいち「副室長」付けなくていいですから。
(鮫島)頼りにしてるよ高木副室長。
ちょっもうやっ…ちょっ…嫌ですよもう。
やめてくださいって。
じゃちょっと報告書書いてきます。
副室長として。
あ〜あ…。
鮫島さんちょっと席替えしてもらっていいですか?
(鮫島)駄目駄目駄目。
高木君が壁になってくれないと仕事中でもいちゃいちゃ始まっちゃう。
(凛花)え〜。
こいつら結婚決まってからずっとこうなんですよ。
いよいよ来週ね。
(真島)はい。
でれ〜っとしてないでちゃんと働けこの野郎。
近場で済ませやがって…。
「近場で」って変な言い方しないでくださいよ。
灯台下暗しっていうでしょ?すぐ近くに大切な人がいるってことを僕はずっと見逃していました。
それにやっと気付けたんです。
あっそ。
「あっそ」って。
高木さんはどうなんですか?近くにいい人いるでしょ。
せっかく僕が身を引いてあげたのにたかがかにかまぐらいで…。
はっ!かにかま…ちょっとやめろ。
やめろ。
やめてくれ。
やめろ。
えっ?かにかま?あっそうだ。
高木君。
はい。
ちょっといいかな?高木君新商品の企画書はどう?あ〜正直煮詰まってます。
でも近々まとめますから。
うちで商品開発まで頭が回るのは高木君だけだからそっちも期待してるよ。
はい。
それとね実は今度うちの会社東南アジアで事業展開することになったんだ。
ほら少子化の影響で国内の文房具需要が激減してるでしょ?でまずはマレーシアに。
へ〜海外…すごいっすね。
(鮫島)上から話が来てるんだよ。
高木君に行ってもらえないかって。
えっ僕に?いやあっあの…あっ…うちは子供らもいるし海外なんて…。
そうだよね。
困ったな…。
すいません。
ねえマルモ。
どうした?マルモって子供のとき将来の夢とかあった?俺?うん。
俺はあれだよプロ野球選手。
昔はクラスの男子全員がそうだったから。
薫は?えっいや…あっいや私は…。
何照れてんだよ。
言ってみ?アイドルとか?アイドル?そう。
歌えて踊れていや…握手会とか?あとお芝居とか…。
やっぱ変だよね。
いいじゃんアイドル。
絶対いけるよ。
マルモは薫ちゃんを応援します。
ホント?ああホントだよ。
目に浮かぶよなあ?ハァ〜そこは東京ドーム。
満員の客席。
アリーナはもう総立ち。
薫〜。
薫〜。
おっ薫〜。
薫〜。
KAORU…。
(護・友樹)薫〜!薫〜!だな。
うん。
じゃあこれ。
はい。
これ何でしょう?ダンス教室。
アイドルへの道だよ。
ダンス教室…3万円!?いやこれ…あっ…。
ダンス…ダンスそうだダンスでしょ?ダンスだったら俺が教えてやるよ。
ボックスぐらい踏めるから。
ボックスって何?んっ?ボックスこれこれ…。
ほらほら。
なっ?ボックスステップはダンスの基本だぞ。
ださっ…。
バカお前マイケル・ジャクソンだってなボックスから始まってムーンウオークにたどりついたって有名な話だぞ。
でも私ちゃんと習いたい。
でもなお前…薫アイドルなんて簡単に言うけど芸能界って大変なところだって聞くぞ。
うん。
売れるのなんてほんの一握りだ。
やめとけ。
なっ?でもささっきは「なれる」って言ったじゃん。
子供なんてのはね勉強してればいいんだよ。
歌って踊ってる暇があったら宿題やんなさい。
あっそうだ。
お姉ちゃん自分物語書いた?まだだけど。
じゃその「自分何とか」やっちゃいなさい。
なっ?はい。
もういい。
マルモには頼まない。
ママに頼む。
(あゆみ)じゃあ夕方には戻ってきますから。
ごゆっくり。
気を付けてな。
いってきます。
ママ行こ。
あっじゃあいってきます。
はい。
いってきま〜す。
ねえママお弁当何?サンドイッチ。
(薫・友樹)やった〜!
(あゆみ)ウインナーも入ってるよ。
ホント?
(あゆみ)うん。
やった。
いってらっしゃい。
お〜い。
おっおい…。
ちょっと…。
(あゆみ)友樹って学校でもああなの?うん。
(あゆみ)ちゃんとお友達と遊んだりしてる?う〜ん…。
あんまり。
大丈夫?うん。
友樹はそういうの全然気にしない。
1人で遊んでても平気みたいなんだよね。
ふ〜ん…。
薫は?悩み事とかない?私?ううん。
大丈夫。
お姉ちゃん!ちょっと手伝って!ちょっと待ってて!気を付けてよ!
(友樹・薫)大丈夫!
(あゆみ)自分物語?そう。
生まれてから10年間のことを書くんだって。
(あゆみ)ふ〜ん…。
10歳は成人の半分だから。
ねえ生まれたときの薫たちってどんなだった?う〜ん…。
薫は41cmで2,180g。
友樹は43cmで2,310g。
覚えてるの?当たり前じゃない。
あっじゃあどっちがよく泣いた?友樹だよね。
それがね一緒に泣いて一緒に笑うの。
ホントに?うん。
・
(ノック)・
(ドアの開く音)・
(あゆみ)ただ今戻りました。
来た。
おかえり〜。
あっあゆみさんお疲れさまでした。
あの薫と友樹は?親父さんに虫見せてから来るって。
あっ…。
どうぞ。
あゆみさん…あの薫から何か聞きました?何をですか?ダンスのレッスンの話とか。
レッスン?いえ何も。
あっ…あっああそうですか。
あ〜そうですか。
えっ何かあったんですか?いやいやいや…何もないです。
あ〜…。
今日あいつらどうでした?何か迷惑掛けませんでしたか?いえ…。
2人とももう10歳なんですね。
あっという間ですよね。
高木さんのおかげで真っすぐ育ってくれてホントに感謝してます。
ご迷惑ばかりお掛けして申し訳ありません。
迷惑なんてとんでもない。
生活費はちゃんと頂いてますし僕は何も…。
こうやって2人の顔を見れるようになって薫も友樹もいつも会うのを楽しみにしてくれて昔よりも甘えてくれるようになったし。
はい。
(あゆみ)それなのに…時々不安になることがあるんです。
私は本当に母親に戻れてるんでしょうか?
(あゆみ)あの子たちとの距離は縮まってるんでしょうか?あっ…いや…。
あっごめんなさい。
急にこんな話。
自分の問題なのに。
いや…。
・
(ドアの開く音)・
(薫・友樹)ただいま!ねえママ…。
(あゆみ)んっ?今日そっちにお泊まりに行ってもいい?駄目?
(あゆみ)あっ…。
行ってきなさい2人で一緒に。
ねっあゆみさん。
ええ。
いいよ。
(薫・友樹)やった〜!あっじゃあ準備しなきゃね。
うん。
何持ってこうかな。
カブトムシ持ってく。
え〜!カブトムシこれ?うん。
ヘヘ。
いいの?それ。
うん。
(ため息)どうした?あれから3年です。
薫と友樹と一緒に暮らし始めて。
生意気になったよな。
昔はごま塩一つで大喜びしてたのに今じゃ「ごま塩の親分」に挨拶もしないっすからね。
フフ。
あっ…あれどうしたんだ?おきてノートは。
あっ…しばらく書いてないっす。
そっか。
まあそりゃないつまでもがきじゃねえよな。
いちいちなへこんでたらお前2人の成長に置いてかれるぞ。
成長か…。
うん。
親父さん。
んっ?もう2人をあゆみさんのとこに帰した方がいいんすかね?いや…今日言われちゃったんすよ。
あゆみさんに。
母親に戻れてるか不安だって。
母親にそんなこと言わせちゃ駄目ですよね?2人とあゆみさんが少〜しずつでも親子に戻れればいいって思ってたけどそれじゃ駄目なのかもな…。
まあそりゃな簡単じゃねえよ。
いやでもな一番に考えなきゃいけねえのは薫と友樹のことだ。
忘れんな。
はい。
・
(戸の開閉音)ただいま〜。
あら今日何かあったんすか?ああ結婚式だってよ。
高校の友達の。
なっ?
(彩)中学。
(陽介)中学だって。
へ〜。
今どきの結婚式はどのぐらい人数集まるんすかね?おい何人ぐらい来るんだ?お前ら直接話しろよ。
《これあげる》《マルモバイバイ!》《ムック…》《ムック…》
(薫・友樹)《バイバイ!》《またな!元気でな!》
(杉下)《笹倉薫さん》《はい》
(杉下)《笹倉友樹さん》《はひ》《マルモ来てくれたの?ありがとう》《マルモがいるからうれしいよ》《マルモがいてくれるからいい》《お前ら…》《いつもありがとうマルモ》《マルモありがとう》《離れ離れでも家族だ》《狭い》《狭くな〜い》《暑いよ》《暑くない!》あ〜捕れない。
(千葉)最近はこの辺も不審者が多いからな子供の多い公園は特に警戒しろよ。
(鈴木)はい!あっ師匠!お疲れさまです!
(鈴木)師匠?
(千葉)ちょっちょっと…。
あんまり人前で「師匠」と呼ぶんじゃないよ。
だって千葉巡査は師匠じゃないですか。
前に見せてもらったヘラクレスオオカブトの標本すっごく感動しました。
尊敬してます。
先輩どうしたんすか?
(千葉)んっ?いや…んっんっ?あっあの…ちょっと手が届かないのでいつものあれお願いします。
いや…やめなさいってもう。
お願いします。
あの木にいるクワガタが本当に気になります。
え〜。
お願いします。
よし…よっ…。
(鈴木)先輩…。
これあれだよお前市民との触れ合いだよ。
「触れ合い」じゃなくて「踏み台」ですよね。
捕れた!よいしょ。
師匠ご協力感謝します。
おう…。
行くぞ!
(鈴木)はい。
師匠お疲れさまでした。
(千葉)早く。
・
(さくら)友樹君!さくらちゃん。
(理佐)さくら行くよ。
先行ってて。
友樹君この前の続き教えて。
あっ…えっと…。
(さくら)これこのチョウチョ。
あっこれはね世界一おっきいチョウでハイビスカスの花の蜜を吸うんだ。
とっても珍しいチョウですっごく奇麗に飛ぶの。
へ〜そうなんだ。
友樹君将来は昆虫博士だね。
ファーブルみたいな。
博士?ファーブル…いや〜。
(さくら)じゃあこのチョウチョは?このチョウはね太陽の光を浴びると…。
うん。
色が変わるの。
そうなの?3色に変わるんだよ。
へ〜。
(かな)高木さん。
あっかなさん。
(かな)あっそれ報告書ですか?私持ってきましょうか?いやいやいや…妊婦さんにこんな重い物持たせられませんよ。
そんな…。
いや〜だいぶ大きくなりましたね。
あっ…8カ月。
もう来月には生まれてきます。
美形な赤ちゃんが生まれるんだろうなあ。
かなさんはいいママになるんでしょうね。
う〜ん…立派なママになれるかは分かりませんけど…。
やっぱり不安ですか?少しだけ。
でもどこにいてもこの子と一緒なんだなあって。
もう1人じゃないんだなって思うと心強いんです。
何があっても一緒に生きていこうって思います。
この子の母親は私だけですから。
(あゆみ)《時々不安になることがあるんです》《私は本当に母親に戻れてるんでしょうか?》《あの子たちとの距離は縮まってるんでしょうか?》もしもし高木です。
あゆみさんあした会っていただけませんか?あゆみさん薫と友樹をあゆみさんの所に帰します。
えっ?来年5年生に上がる前に。
いいんですか?あの子たちももうずいぶん成長しました。
俺の手を離れてあゆみさんと一緒に暮らすときが来たと思います。
でも…。
2人のためにもその方がいい。
一緒に暮らせば親子の距離なんて一気になくなるんじゃないかな。
いつも近くにいれば不安なんて消えてなくなると思いますよ。
高木さん…。
そうですよね。
私がしっかりしないといけないですよね。
はい。
ホントに…ありがとうございます。
薫と友樹を来年あゆみさんの所に帰すことにしました。
本当にいいんだな?はい。
それが2人のためなんだな?はい。
時期が来たらあいつらにはちゃんと話すつもりです。
(陽介)そっか…あの子たちいなくなるのか。
さみしくなるな。
まあでもなお前がそう決めたんだったら応援するよ。
お前さあホント今までよくやったよ。
護お疲れさまでした。
はい。
ありがとうございます。
(陽介)うん…。
(民子)奇麗。
わ〜。
真島!ほら。
(鮫島)夫婦というのはコンパスのようなものです。
妻は軸足としてしっかり紙を固定し夫は筆先として働きに出る。
そして大きな輪を描くんです。
真島君にも凛花さんにも円満な家庭を築いてほしいと思います。
でも真島君気を付けないと針でちくっと刺されるからね。
(一同の笑い声)
(鮫島)まあ凛花さんに限ってそんなことはないでしょうけども。
次はいよいよ高木君の番。
えっちょっ…やめてください。
予定ないっすよ。
でもうちで結婚してないの高木君だけよ。
あっそうか。
(鮫島)それではせんえつながらお二人の幸せを願って…乾杯。
(一同)乾杯!いいなあ。
楽しそうだなあ。
(司会)ありがとうございました。
さあそれでは続きまして笹倉薫さん笹倉友樹さんによりますダンスです。
(・『光の果てに』)・「雨が描いた水たまりを飛び越す」薫!・「君の後ろ姿に思わずSmile」薫!・「オレンジ色へと」・「雲とふたりを」・「染めてくSunsetGlow」・「未来を」
(鮫島)大きくなったよね2人とも。
はい。
会社に忍び込んで大騒ぎになったこともあった…。
《嫌っ嫌〜!嫌〜!》
(民子)《何で子供がいるの?》《マルモ〜!》《マルモ!》
(民子)《マルモ?》《ちょっちょっとちょっ…お前ら》懐かしいですね。
(鮫島)こんなカワイイ2人を置いてマレーシアには行けないよねえ。
もう帰すんですホントの母親に。
えっそうなの?来年5年生になる前に。
そう。
そりゃあ寂しくなるねえ。
(一同の拍手)薫!薫!マルモ私どうだった?この・「太陽は消えない」ってとこさもうちょっとこう手をぴ〜んって上げた方がよかったよね。
あ〜失敗したな〜。
薫は上手だったよ。
みんな喜んでたし褒めてた。
ホント?ああ。
今日楽しかったか?う〜ん…僕はもういいや。
何かすっごい緊張したし。
私は楽しかった。
そうか。
・
(織田)失礼しま〜す!どうもどうもどうも!突然失礼しま〜す!私新郎の真島君の友人で織田と申します!初めまして。
いや〜いやいやいや…先ほどの2人の余興もうすっごく魅力的でした〜。
特にこっちのお嬢さん。
薫ちゃんだっけ?はい。
(織田)薫ちゃんは歌とかダンスとかそういうの興味ないですか?あとお芝居だとか。
えっ?あの何なんですか?
(織田)あっ大変失礼しました!私織田は子役の芸能事務所でマネジャーをやっておりましてもしよろしければ一回うちの事務所に遊びに来ていただけないかなと。
あ〜…どうしようどうしよう。
ねっすごくない?スカウトとかってホントにあるんだね。
ねっ友樹すごくない?友樹。
でもマルモは何て言うかなあ。
あっ…。
何か怪しくねえか?あの程度の余興でスカウトなんかするかね?でも今日の薫いい顔してたなあ。
確かにいい顔してた。
・
(戸の開く音)マルモ話があるんだけど…。
いつまで起きてんだ。
早く寝なさい。
あの…。
あしたは早起きしてここ見学に行くから。
ホント?ああ。
だからほら早く寝なさい。
うん。
マルモありがとう!フフ。
(織田)うちは所属タレントの下にレッスン生の子が700人以上いるんですね。
で薫ちゃんにはレッスン生から始めてもらいますけれどももうやる気があればすぐ所属タレントなれますから。
あっそういうシステムなんすか。
そういうシステムです。
(女の子)ちょっとあんたたちいいかげんにしなさい!
(男の子)お前たちもうやめろよ!
(男の子)うるせえ!
(一同の怒鳴り声)あっあの…何かすっごいもめてますけど。
ちょっ…。
はい!ちょっとやめて。
(女性)はいみんな並んで。
(織田)え〜見学の笹倉薫さんと保護者の高木さんです。
(子供たち)よろしくお願いします!演技だったんですか。
ハッあら…。
あの…ちょっちょっと失礼します…。
ちょっと…ちょっと薫ちょっと…。
薫ちょっともう帰ろっか?なっ?何ていうかレベルが違うっていうかもうびっくりしちゃった俺。
何だあれ。
やる。
えっ…でもな薫…。
マルモお願い。
私頑張りたい。
ちょっと待ってなさい。
あの〜…。
あっどうされました?ちなみにレッスン料っていうのは…。
ああ…月謝という形で月2万4,000円。
でその他に宣材写真なんかをまあ作ることになりますと別途必要になりますけど。
あ〜別途…はい。
(織田)ええ。
ハァ〜…。
(織田)どうされますか?あっ…。
うちの薫をよろしくお願いします。
(織田)頑張りましょう。
はい。
(陽介)2万4,000円?お前払えんのか?金は関係ないんです。
子供の夢を後押ししてやるのも親の役目ですから。
ああ。
いや張り切るのはいいけどさ…。
真島の披露宴の余興でみんなに拍手されて薫ホントにいい笑顔で笑ってたんすよ。
残り少ない時間だけどあの子たちにはできる限りのことをしてやりたいんです。
あっ薫のプロフィル書いてやんなきゃ。
じゃおやすみなさい。
おう。
(戸の開閉音)何だかな…あいつ無理してんじゃねえかな。
なっ?
(女性)23エン45678。
1エン23エン4…。
ちょっとすいません。
ちょっ…。
(女性)5エン6パッセパッセ12上!5678。
123エン45エン678決める!止まって止まって。
目線目線。
(さくら)《友樹君将来は昆虫博士だね》《ファーブルみたいな》《いや〜》・違う違う違う…下がってこないと。
こうだって。
ここでこうで肘でど〜んってこう。
やってごらん。
そう!そうそう。
下がり過ぎちゃった。
戻んないと。
ボックスはこう円を描かないと。
ねえさっきからさボックスばっかりだけど他にも何か教えてよ。
他?それしかできないんだろ。
他なんてのはなまだ早いんだよ。
何事も基本が大事なんだから。
EXILEだってなボックスから始まってこう『ChooChooTRAIN』のぐるぐる回るやつにたどりついたんだぞ。
こうやってこうこうこう。
そうそうそう。
たどりつけたどりつけ。
お〜きたきた…。
お前早いな。
何してんの?おっ友樹お前もぐるぐるするか?僕はいいや…。
いけ。
イェ〜イ!あ!あめ玉甘いな虫歯に注意!えっ?マルモ「アメンボ赤いなあいうえお」じゃないの?えっ?だってさアメンボって赤くないでしょ?あっそっか。
ねっ?はいいきましょう。
あ!あめ玉甘いな虫歯に注意!あめ玉甘いな虫歯に注意!か!柿の木クリの木食べ過ぎ注意!柿の木クリの木食べ過ぎ注意!よ〜し!その調子で続けて。
さ!サバ缶シャケ缶買い過ぎ注意!
(戸の開閉音)た!たい焼きたこ焼き焼き過ぎ注意!よいしょ。
えっと…。
ねえマルモ知ってる?んっ?フンコロガシは求愛するとき転がしたふんの上に逆立ちをして雌の前で足をぱんぱんさせるんだって。
へ〜フンコロガシも苦労すんな。
んっ?急にどうした?いや別に。
あっそうか。
マルモ知ってる?んっ?テントウムシは求愛するとき雌の周りをくるくる回りながらお尻をふりふりさせるんだって。
ノリノリだな。
あっそれだ。
『てんとう虫のサンバ』ってさそっから来てんのかもな。
あ〜…。
って友樹さ何で虫の求愛の話ばっかすんの?いやさっき図鑑で見たから…。
何?もしかしてお前恋してるだろ。
好きな子ができたんだろ。
うっいやそうじゃなくて何か最近変なんだよね。
授業中も給食食べてても何かさくらちゃんのことが気になっちゃって…。
友樹それが恋だ。
恋か…。
そっか〜友樹にも恋の季節がやって来たか〜。
ハハハ。
これが恋…。
だったら僕さくらちゃんにプロポーズする。
プロポーズ?結婚すんの?早い早い早い…お前早いよ。
小学生は結婚できないでしょ。
じゃあどうすれば?とにかくまず自分の気持ちを伝えることが大事なんだよ。
お前手紙書け。
手紙?昔から思いを伝えるのはラブレターが一番なんだよ。
あっ待てよ。
それだけじゃ押しが弱いな。
何か贈り物考えよう。
友樹の気持ちが伝わるような友樹らしい贈り物だよ。
贈り物か…。
贈り物って?あっびっくりした。
あっいやいやあの友樹のさ…。
うん。
いや何でもない何でもない。
うん何でもな〜い。
うん。
うんそう。
秘密だよ。
シークレットだよな?うん。
シークレット。
何それ。
うんいやシークレットなんだよ。
友樹俺に任せろ。
うん。
黄色いタンポポ。
春には綿毛になってふわふわと飛んでいくのです。
今日は私のお友達を紹介します。
じゃ夕方まで出掛けてくるからちゃんとダンスの練習もしておけよ?どこ行くの?それはシークレットです。
シークレットです。
失礼します。
失礼します。
いたか?いな〜い。
いたか?いな〜い。
いたか?いな〜い…。
いたか?いな〜い。
いた!なっ…どっちだよ?あっち!あっちあっ…。
行け!早く早く。
どこどこ…。
シッ。
ゲット!ナイス!ハハ。
イェ〜イ!ねえムックあれ何やってんの?男と男のシークレットだって。
あっそ。
う〜ん…駄目だ…。
何て書けばいいのか分かんない。
素直な気持ちを書けばいいんだよ。
さくらちゃんに対してどう思ってんだ?もっと色々知りたい。
さくらちゃんの好きな虫とかさくらちゃんの好きな食べ物とか。
じゃあそれを書けばいいんだよ。
あっ待って待って…もっと大人っぽくいった方がいいな。
「君のこともっと知りたいです」とかな。
あっそっか。
うん!いや友樹友樹友樹字が曲がっちゃってるなうん。
やめた方がいいそれは。
うん。
よし。
いやいやいや…もっと丁寧に書かないと。
字が汚い男は嫌われるぞ。
はい。
うん。
あっあっあっ…うわわっ…。
あっヤバい。
あっあっ…。
うわうわうわ…。
(鮫島)《上から話が来てるんだよ》《高木君に行ってもらえないかって》
(あゆみ)《時々不安になることがあるんです》《私は本当に母親に戻れてるんでしょうか?》
(かな)《何があっても一緒に生きていこうって思います》《この子の母親は私だけですから》あっ…。
メールやLINE全盛の時代だからこそ手書きのラブレターがロマンチックなんですよ。
恋の相手のタイプ別の文例や決めぜりふのヒント字を奇麗に書くためのテンプレートをセットにしたラブレター専用のレターセットです。
(真島)へ〜確かにラブレターなんて最近聞きませんね。
逆に新鮮かも。
ねっ。
恋文っていうの?時間をかけて気持ちを文字に込める。
いいじゃない。
僕は好きだな。
じゃあ早速次の会議で商品化に向けて提案してみるよ。
ありがとう。
鮫島さん。
(鮫島)えっ?あのマレーシアに行く転勤の件なんですけどやっぱり行かせてもらえないでしょうか。
えっ?いやでも行くとなったら5〜6年は日本には戻れないよ?子供たちにも会えなくなるけど…。
構いません。
お願いします。
そう。
分かった。
じゃあ話は進めておくから。
はい。
ヤベッ。
さくらちゃん。
友樹君。
あっ…あっあの…。
そっその…。
どうしたの?僕の気持ちを書きました。
読んでください。
えっ?手紙?ありがとう。
それとこれプレゼント。
これ何?嫌!何これ!あっさくらちゃん。
(彩)これプレゼントしたの?いやもう少し女の子の気持ちとか趣味とか勉強した方がいいかもね。
何で私に相談しなかったのよ。
シークレットとか言っちゃってさ。
でもさくらちゃんはチョウチョが好きみたいだったしマルモも「珍しいチョウの方がいいだろう」って。
捕まえるの大変だったよな?いやでもこれは気持ち悪いでしょ。
友樹ごめんな。
また別の作戦考えてやるからな。
(彩)高木さん友樹君は真剣なんですからまともなアドバイスをしてあげてください。
でもね彩ちゃんプレゼントには自分らしさが大切なんじゃないかな。
友樹は虫が好きだし。
モンシロチョウじゃ芸がないでしょ。
その発想が自分勝手なんですよ。
自分のこだわりがぜ〜んぶ正しいと思ってるんですか?あら?またかにかまの話ですか?
(彩)かにかまじゃありません。
カニです!かにチャーハンはカニで作るからかにチャーハンなんです。
あのカニ缶いったい幾らしたと思ってるんですか?安いかにかまなのに本物のカニのようにおいしいからこそのかにチャーハンでしょ。
うちのかにチャーハンはねがきのころからず〜っとかにかまで作ってたの。
本物のカニなんてブルジョアの食い物だよ。
ハハ!うちのどこがブルジョアなの?だいたいね高木さんが「彩ちゃんが作ったかにチャーハンが食べたい」って言うから作ってあげたのにそれをケチつけるなんて最低です!ケチをつけたんじゃなくてうちはこうだったって一言言っただけです!友樹お前もかにかま好きだよな?なっ?なっ?うっうん。
うん。
(ため息)私はカニだと思うかにチャーハンは。
でしょ?だよね〜。
(陽介)はい特製五目ジラチャーハン召し上がれ。
うわ!おいしそう!いただきま〜す!
(彩)どいて!うん!おいしい!うん。
2人とも食べよう。
友樹もマルモも。
ねっ?いただきます。
ん〜おいし〜。
いただきます。
(陽介)はい召し上がれ。
(陽介)お前たちさいつまでもめてんだよ。
あれさ3カ月も前の話だよね?はい。
大人でもかにかま程度のことでケンカになるんだね。
薫ちゃん問題はねそこじゃないんだな。
相手の気持ちが分からないからかにかま程度のことでも腹が立ってしまうわけ。
なあ友樹お前さ何でラブレター書いた?さくらちゃんに気持ちを伝えたかったから。
素直な気持ちが分かるのが一番だよな。
ちゃんと伝えないでもめてる大人よりはお前よっぽど頑張った。
あ〜。
(木村)虫オタク!さくらに変な虫プレゼントしたんだって?
(松井)しかも返されたらしいじゃん。
お前バッカじゃねえの?
(松井)さくらかわいそう。
(木村)お前最低だな。
(千葉)友樹!虫捕り手伝ってやろうか?
(木村)ヤバッ。
大丈夫か?はい。
でも今日はもうやめておきます。
またな。
(女性)はい!あっどうしよう。
壊しちゃった。
(女の子)あっさちお君。
おはようございます。
(織田)お〜。
どうよ織田ちゃん。
うちの薫は。
やっぱね勘がいい子だよね。
試しに受けてもらった映画のオーディション1次2次ぽんぽ〜ん通っちゃって。
毎晩稽古してるからかな?俺と。
次最終オーディションですから。
は〜映画か。
いよいよ来るか薫の時代が。
ただね1つだけ問題があって。
薫ちゃん泣くお芝居が苦手なんですよね。
(男の子)ひどいよ。
みんななんて大嫌い!さちお君…。
(女性)はいストップストップ。
薫ちゃんさ涙流せないかな?はい。
(女性)大切な友達の宝物壊しちゃったんだよ?もっともっと追い込まないと。
はい。
ムック〜!死なないで〜!起きて…起きてよ〜。
カット!いったん止めます。
駄目だ。
やっぱり泣けない。
いいか?薫。
悲しいことを思い浮かべんだよ。
悲しいこと?ムックが…大好きなムックが天国に行ったら悲しいだろ?いやでも生きてんじゃん。
ねっ?ムック。
生きてるぞ。
想像だよ。
イメージ!イマジン!なっ?分かった。
よし。
じゃあムックもう1回倒れて。
はいじゃあテーク2よ〜いアクション。
死なないで!死んじゃ嫌〜!いいよいいよ。
ムック〜!いいよ。
気持ち高めて。
気持ち高めて。
ムック〜!そう。
起きてよ〜!いいよいいよ。
薫いいよ。
(ため息)友樹君…。
(木村)虫オタク!あれ?虫オタク昆虫図鑑はどうしたの?もうないよ。
何で?お前から虫取ったら何も残らないじゃん虫オタク。
なっ?何も残らないよな。
(児童)なあ。
(木村)お前の虫好きっていうのはこんなもんだったのかよ。
(児童たち)あ〜あ。
行っちゃった。
友樹何かあったの?大丈夫?何もない。
木村に何かされた?大丈夫だって。
昆虫は単独行動が基本だから僕もそうしてるだけ。
それよりお姉ちゃん最終オーディションあしたでしょ?うん。
頑張ってね。
ファイト。
ちゃんとできるかな?イマジンだぞ薫。
うん。
薫ファイト。
うん。
では笹倉薫さんから。
はい。
(監督)じゃあいこうか。
よ〜いスタート。
(助監督)智子ちゃん転校しても友達だからね。
転校なんてしないで。
雅美ちゃん私雅美ちゃんに秘密にしてたことがあるの。
雅美ちゃんごめん。
教科書破ったの私なんだ。
雅美ちゃんごめんね。
ごめんね。
・
(ドアの開く音)ただいま。
どうだった?駄目だった。
うまく泣けなかったよ。
最後まで残れなかった。
そっか。
うん。
何だよ。
審査員も見る目がねえな。
泣けないぐらいでうちの薫を落とすなんてな。
うん。
帰るか。
うん。
よし。
知ってるか?世界の三船はなオーディションで「笑え」って言われてこう言ったらしいぞ。
「面白くもないのに笑えるか」ってな。
薫もあれだな。
世界の薫として…。
頑張ったのに…。
駄目だった。
薫…。
力になれなくてごめんな。
オーディション駄目だったの?うん。
駄目だった。
友樹先食べちゃいなさい。
いただきます。
うん。
あっ友樹は?あれどうなった?さくらちゃん。
虫は返されたけど手紙は受け取ってもらったんだろ?返事とかないの?一方通行じゃ意味ないもんな。
もういいよその話は。
いいことないだろ。
せっかく頑張ったんだから。
諦めないで次の一手だ。
あっ交換日記申し込むなんてのはどうだ?あっそうだ。
ちょうどな女の子が好きそうなノートあったんだ。
んっ?マルモ。
ほら。
これなんかどうだ?おい。
マルモ!さくらちゃんのことはもういいから。
諦めたから。
ほっといてほしい。
えっ…。
ごちそうさま。
(陽介)うまくいかねえもんだな。
いいとこなしです。
薫も友樹も両方失敗しちゃって。
どうすればあいつらの力になれたのかな〜。
ホント情けないっす。
お姉ちゃんやっぱりおなかすいちゃった。
私も。
(陽介)なあ護親っていうのは子供を成功させるためにいるのかな?親っていうのはな子供が失敗したときのためにいるんだよ。
まっここからが親としてのお前の役目なんじゃないか?でももうあの子たちとも会えなくなりますからね。
(陽介)ああ…。
だって帰したところでそんなに離れてねえんだからいつでも会えるだろ。
いやうちの会社海外に事業展開することになって俺にその海外に行く話が来てるんです。
マレーシアに。
来年あゆみさんにあの子たちを帰すんで俺その話を受けることにしました。
(陽介)おいおい…。
あっどれぐらい日本を離れてるんだ?5〜6年は帰れません。
(陽介)5〜6年?
(彩)待ってください。
じゃあ会えなくても平気だってことですか?薫ちゃんとも友樹君とも。
平気なわけないでしょ。
でもそれが2人とあゆみさんのためなんだよ。
母親と子供は一緒に暮らさないと…。
2人はどう思います?もう会えないってさみしがるんじゃないですか?それでいいんですか?俺がいたらいつまでたってもあの子たちとあゆみさんは親子に戻れない。
会おうと思ったらすぐいるとこに俺がいたらいけないんですよ。
俺がいない所で3人で暮らさないといけないんですよ。
ずいぶん自分勝手なんですね。
自分勝手?
(陽介)彩…。
彩ちゃんに関係ないでしょ。
これは俺の問題なんだ。
(彩)関係ないってどういうことですか?彩ちゃんに俺の気持ちなんか分かんないよ!あいつらとずっと一緒に暮らしてきたのは俺なんだよ。
2人のために頑張ってきたのも2人のことで毎日悩んできたのも俺なんだよ。
子供と離れる親の気持ち彩ちゃんに分かんないだろ!
(彩)高木さんこそ全然分かってない!置いていかれる人の気持ち。
突然大切な人を失う気持ち。
薫ちゃんだって友樹君だって私だって…。
(鮫島)真島君。
(真島)はい。
ラブラブレターセットの発注数って聞いてる?
(真島)あ〜1,000だと思います。
まだお試しなんで。
そろそろアンケートの結果が届くんじゃない?
(凛花)あっ楽しみですね。
・はいあけぼの文具お客様相談…。
・
(店員)ラブラブレターセットの担当の方は?はい私ですが。
・すぐに来てください。
(男性)どうしてくれんだよ!こんなくだらない物に乗せられて手紙なんか書いたもんだから振られちまっただろ。
(真島)あのこちらの商品はお客さまの気持ちをサポートすることがテーマとなっておりまして…。
私どものリサーチ不足です。
大変ご迷惑をお掛けしました。
でも高木さん…。
お客さまのご意見を今後の商品開発に生かしたいと思います。
こんなしょうもない物作ってないで鉛筆とか消しゴムとか作ってりゃいいんだよ!文房具屋が。
申し訳ございませんでした。
(店員)これうちじゃ置けないから持って帰って。
申し訳ございません。
美和ちゃんいくよ。
(女の子)うん。
大丈夫。
私たち頑張ったもんね。
(女の子)うん。
(女の子)どうしたの?
(女の子)今日発表だよね?どうだった?
(女性)高木さん薫ちゃん惜しかったね。
ええまあ。
でもあれって出来レースっぽいわよね。
出来レース?うち選ばれた子とおんなじ組だったんだけど芝居ひどかったらしいし。
だからオーディションなんて形だけで最初から主役は決まってたのよ。
・
(織田)おはようございま〜す。
(一同)おはようございます。
(織田)お疲れです。
出来レースなんてそんなことあるんですか?えっ?こないだのオーディション出来レースだったって。
高木さんちょっと。
子供が落選しますとね親ってのはその理由を探したくなるもんなんですよ。
どんなオーディションでもその手の噂ってのは付き物なんですから。
でも薫はあんなに頑張ってたのに。
いや薫ちゃんはまだうちに来て日が浅いんですよ?今回のオーディションも参加できただけでも感謝してほしいです。
でもまあいんちきだったらしょうがないでしょ。
しつこいなあなたも。
「しつこい」って…こっちだって子供のために真剣なんですよ。
親が真剣でも子供が真剣じゃなきゃ何をしても無駄なんです。
真剣だようちの薫は。
あの子がオーディションでどんな芝居をしたか聞きました?なめてるといつまでたっても通らないよ。
「なめてる」って…そんな言い方ないだろ。
待てよ!そんな言い方ないだろ!
(子供たちの悲鳴)
(女性)ちょっと何ですかあなた!
(織田)ちょっ…ちょっと!マルモ?いいかげんにしてくださいよ!薫のどこがなめてるんだよ!あんた何見てんだ!こんな頑張ってるのに!マルモやめて!
(織田)出てってくれ!もううちじゃ面倒見きれない。
出てってくれ!
(一同)さようなら。
(森尾)はいさようなら。
薫今日も練習していく?今日はいいや。
(希)あっ今日ってレッスンの日?
(亜美)いいな。
じゃあまたあしたね。
(木村)ゲット!
(さくら)ちょっと返して!
(木村)ゲットゲット!友樹のラブレターゲット!返して!
(児童)ヒュ〜ヒュ〜!
(さくら)ねえ返して!
(女性)これのせいで振られたのよ!大変申し訳ありませんでした。
あっすいません。
(真島)ホントにすいませんでした。
(女性)何なのよこれは。
もしもし。
えっ?友樹が?遅くなりました。
あのこれをうちの友樹が?
(森尾)はい。
応急ですが処置も済んでおりまして。
友樹ちゃんと謝ったのか?おい友樹。
僕は悪くない。
殴ったのは事実でしょ?友樹謝りなさい。
僕は謝らない。
僕は悪くない!だって…。
何ですか?うちの友樹が大切な息子さんにケガをさせてしまい本当に申し訳ありませんでした。
お前も謝れ。
謝らない。
謝れ!マルモのバカ!友樹!ねえ友樹。
僕謝ってほしくなかった。
マルモは何も分かってないんだ。
よろしくお願いいたします。
織田さんあの昨日は失礼なことを言ってしまって…。
で何なんですか?もう一度うちの薫を預かっていただけないでしょうか?やめてくださいよいまさら。
お願いします。
薫があんなに何かに夢中になってる姿見たことがなくてホントに好きなんだと思うんです。
無駄です。
高木さんがいくら頑張っても彼女自身が真剣じゃなきゃ意味がないんです!うちの薫は真剣です。
真剣な子が泣く芝居で笑いますか?泣くどころか…ハッ笑ったそうです。
そんな子初めてですわ。
何かの間違いじゃ…。
そんなんじゃどんだけレッスンやっても無意味です。
今の彼女の姿勢では才能ある子の引き立て役にすらなれませんよ。
うちじゃ預かれませんので。
ちょっ待ってください。
お願いします!何なんだよあんたは!ちょっと!お願いします!
(女性)またあの人…。
(織田)いいかげんにしてくれよちょっとホントに!そこを何とかお願いします!どうかお願いします!出して。
早く出して。
待ってください!お願いします。
何やってんだよ!お願いします!
(クラクション)お願いします!
(男性)やめろよ!お願いします!危ないだろ!どきなさい!お願いします!お願いします!お願いします!
(女性)警察呼んで!お願いします!お願いします…。
ただいま。
(陽介)おかえり。
(彩)友樹君大丈夫だった?高木さんは?謝ってくれてる。
そう。
・はいクジラ。
えっ?はい。
あっ分かりました。
はい。
あっご迷惑をお掛けします。
はい。
(陽介)警察行ってくるわ。
(彩)えっ?
(陽介)護が薫の行ってる事務所でトラブったらしいんだ。
あっお前たちも一緒に行くぞ。
どうした?行くぞ。
友樹?やだ。
行きたくない。
(陽介)なあ友樹護はお前のためにちゃんと謝ってくれたんだろ?なっ?行こう。
絶対に行かない!
(陽介)友樹。
薫!おい!
(彩)あっちょっ…お父さん待って。
私が話してみる。
(千葉)まあ先方も問題を大きくしたくないってことだったしもう帰ります?えっ先輩いいんですか?
(千葉)いいんだよ。
この人のことはよく知ってんだから。
もう無茶しないでくださいよ?すいません。
ただ友樹君のことなんですけどあの子学校で友達とうまくいってないんじゃないかな。
何かあったんですか?いや公園でちょっとクラスメートにからかわれてたみたいで。
それいつの話ですか?
(千葉)うん…先週だったかな。
そうなんだ。
気付かなかった〜。
ホント駄目だな〜。
高木さん?友樹…。
僕は行かない。
お姉ちゃんだって昨日マルモのせいでレッスン駄目になったんでしょ?私ね昨日からずっと考えてたの。
マルモは何であんなに夢中になっちゃうんだろうって。
やり過ぎて失敗しちゃうんだろうって。
マルモは私たちを置いて遠くに行くって言ってた。
それが私たちのためなんだって。
昨日の失敗もそうだと思う。
お別れするからだから私たちのために頑張り過ぎたんだと思う。
さっきだって友樹のために土下座までして。
《本当に申し訳ありませんでした》本当のパパじゃないのに。
すぐ忘れちゃうけどマルモは私たちの本当のパパじゃないんだよ?友樹は自分物語書いた?これ私の。
フフ。
マルモが海水浴で溺れそうになったときのこと覚えてる?友樹のこと助けようとしていっぱい水飲んじゃって。
私たちに逆上がり教えようとしたら自分がぎっくり腰になっちゃうし。
お祭りで金魚すくいしたら張り切り過ぎて水の中に落ちて服がびしょびしょ。
フフ。
失敗ばっかり。
うん。
私の自分物語はマルモのことばっかり。
友樹もそうでしょ?彩ちゃん。
一緒に迎えに行こう。
・
(ムック)マルモ。
何やってんだろ俺。
2人の背中を押してやりたかったのにあいつらをもっと笑顔にしてやりたかったのに結局全部失敗だ。
薫の夢ぶち壊して友樹の初恋ぶち壊してあいつらの気持ち分かってやれなくて何が父親だよ。
2人のためどころか2人の邪魔してる。
彩ちゃんの言うとおりだよ。
結局自分が寂しいのごまかすのに必死になってただけだ。
でも俺寂しくて寂しくてどっか遠くにでも行かなきゃ耐えらんねえよ。
あいつらがいない部屋に1人っきりになるなんて我慢できねえもん。
2人のために何すりゃいいのかもう分かんねえ。
笹倉に申し訳ねえ。
あいつが生きてたらあいつはもっとしっかり2人のためにやれたんだろうな。
俺にはあいつの代わりはできなかった。
最後まで駄目親父だ。
薫も友樹もちゃんと成長してる。
お前は立派な父親だったよ。
お前のおかげだ。
ありがとうな護。
えっ?お前やっぱり…。
あっいた。
マルモだ。
マルモ!マルモ〜!マルモ〜!マルモ〜!マルモ〜!マルモ〜!マルモ〜!マルモ〜!マルモ!マルモ!マルモ!お前らどうした?マルモ。
マルモ。
ごめんな。
俺また失敗しちゃったよ。
友樹お前友達のことでずっと悩んでたんだな。
さっき千葉さんから聞いたよ。
気付いてやれなくてごめん。
俺が気付いてれば友達にケガさせなくて済んだかもな。
俺のせいだ。
違うんだ。
木村君はラブレターを笑ったんだ。
マルモと一緒に書いたのに。
(木村)《「さくらちゃんへ」》《「僕はさくらちゃんのことがもっと知りたいです」》《「君の全てが知りたいです」だって》《バッカじゃねえの?》
(さくら)《返して!》
(児童)《キモ〜い》
(木村)《キッモ》《あ〜!》《友樹!》マルモが僕のために考えてくれたのにそれを笑うなんて僕悔しかった。
僕が笑われるのは慣れてるけどでもマルモのことは笑われたくない。
友樹…。
でも僕木村君にちゃんと謝るから。
マルモごめんなさい。
うん。
薫俺ちょっとやり過ぎちゃった。
ごめんな。
お前にもう一度チャンスやりたかったけど駄目だった。
オーディションも駄目だったし邪魔ばっかりしてるよな。
そうじゃない。
マルモ私ねオーディションのときマルモに言われたとおり一番悲しいことを思い出そうとしたよ。
うん。
パパがいなくなったときのこと。
でもあのときのこと思い出そうとするとすぐにマルモが出てくるの。
パパがいなくなって悲しくて寂しかったはずなのにでも上手に思い出せなかった。
思い出すのはマルモとの楽しかった思い出ばっかりで。
フフフ。
私噴き出しちゃった。
《雅美ちゃんごめん》《教科書破ったの私なんだ》《ごめんね》《ハハ!フッ》一緒に踊ったりお芝居したり自主練楽しかった。
薫…。
マルモ見て。
これが私の自分物語。
フフ。
全部マルモの話になっちゃった。
フフフ。
僕も。
マルモは失敗してばっかりだけどでもありがとう。
マルモのおかげで10歳になったよ。
これ薫の将来か?うん。
薫の結婚式?うん。
フフ。
もしかしてこれ俺か?うん。
フフフフ。
マルモと一緒に歩くの腕組んで。
フフ。
ハッ。
これ友樹の将来か?新しい昆虫を発見してノーベル賞をもらってるところ。
表彰式でマルモが大泣きしてるの。
フフフ…。
これ…これが俺か?フフフフ。
うん。
バカだな。
マルモ私マルモと離れたくない。
マルモが遠くに行くなら僕も一緒に行く。
ずっとずっと一緒にいたい。
お前ら…。
「僕たちのために力いっぱいお餅をついていたら勢い余って自分の足までついてしまいました」「マルモの足はお餅みたく膨らんでいましたが」これさ授業参観で読むやつだよね?うん。
やっぱり書き直してくれない?それでいいの。
ねっ?友樹。
うん。
えっ…だってさこれホントに俺が失敗した話じゃん。
マルモ失敗物語じゃん。
(薫・友樹)うん。
「うん」って…ちょっ…やっやだよこれ。
別にいいじゃん。
みんなの前で読まれんでしょ?・
(ドアの開く音)・
(彩)お邪魔します。
彩ちゃん。
(彩)もしよければどうぞ。
かにチャーハン。
えっ?
(彩)はい。
今日は色々あったでしょ。
3人ともおなかすいてるかと思って。
はい。
どうぞ。
あれ迷惑でした?いやそんな…。
ちょうど腹減ってたところだし。
なっ?だったらどうぞ。
食べてください。
はい。
いただきます。
(薫・友樹)いただきます。
かにかまだ。
かにかまです。
これうまい。
これうまい。
(薫・友樹)おいしい。
あっでもこれって…。
何ですか?本物のカニで作ってもすっごいうまいんだろうな〜って思って。
当然です。
ホント…。
ヤッベ!仕事…。
あっもしもし。
鮫島さんすいません。
俺謝罪の途中で…。
それなら大丈夫だよ。
あの後真島君がうまく収めてくれたから。
よかった。
あっあとすいません海外勤務の件なんですけど…。
(鮫島)うん。
いまさら辞退なんて無理ですよね?あっそうそうそのことだけどねあの話僕から断っておいたから。
えっ?まだラブラブレターセットの苦情も止まらないし開発した本人にはこっちにいてもらわないとね。
はい。
引き続きお客様相談室でお願いね。
ありがとうございます。
仕事大丈夫でした?あっいやマレーシア行きなくなっちゃった。
(薫・友樹)やった〜!よかったですね。
うん。
ハハ。
よしかにチャーハン食べるか。
(薫・友樹)うん。
マルモかにかまでもおいしいね。
うまいよな。
なっ?友樹。
なっ?うん。
おいしい。
じゃあ私はこれで。
あっうん。
彩ちゃん。
今日ありがとう。
俺来年あゆみさんに帰すまで薫と友樹と精いっぱい一緒に過ごすから。
さっき私には高木さんがちゃんと父親に見えました。
やっぱり3人は家族にしか見えなかった。
ちょっとうらやましかったです。
あっ…。
それじゃあ。
(ドアの開閉音)んっそうだ。
どうしたの?フフ。
チャラ〜ン!知ってる?「七味の姐御」これを掛けたらあら不思議大人の味になるんだよ。
ヘヘヘ。
姉御お勤めご苦労さまです。
失礼しやす。
あいよ。
フフフ。
はい。
うわ。
お前らがきにはまだ早いかもな。
はっ?もう大人だけど。
僕も。
うま。
ホホホ。
(薫・友樹)姉御お勤めご苦労さまです。
失礼します。
掛けな掛けな。
失礼いたします。
うん掛けな掛けな。
いただきます。
ハハ。
うま!うま。
ハハハ。
辛くない?うん。
おいしい。
うん。
辛くない。
よし。
んっ?マルモどうしたの?んっ?あった。
あっおきてノート。
ハハ。
懐かしいだろ?うん。
久しぶりに書くの?ああ。
書くぞ。
よし。
よし。
ドン。
(薫・友樹・護)「失敗してからが家族」「カニでもカニカマでもおいしいカニチャーハン!!」なっ?フフ。
うん。
フフ。
マルモ。
んっ?かにチャーハンおいしいね。
最高だよな。
うん。
マルモは彩ちゃんのこと嫌い?好きだよ。
じゃあちゃんと気持ちを伝えないとね。
それが大事なんでしょ?あっ…。
うんそうだな。
うん。
んっ?あっラブラブレターセットか。
アンケートした文じゃ自分の気持ちは伝わんねえよな。
うん。
汚いけど僕マルモの字好きだよ。
フッ。
うん。
カッコつけんなよ。
おう。
おっしゃ。
よし。
彩ちゃんへ…。
ハァ…。
あっ…。
おい朝だぞ起きろ。
ほら。
おっ…。
手紙は?マルモできたの?できた。
あっ…。
おはようございます。
おはようございます。
あの…。
頑張れ。
頑張れ。
彩ちゃんこれ。
何ですか?これ。
俺の気持ち。
今読んでほしい。
これって…。
俺の気持ち。
彩ちゃん恋人として俺と付き合ってほしい。
ごめんなさい。
えっ?
(ムック・薫・友樹)えっ?お付き合いはお断りします。
あっ…お断り?はい。
ハハ…。
うん。
そりゃそうだよね。
男のくせにずっとはっきりしなくて。
いまさら告白されても困るよね。
結婚ならいいですよ。
いやそれはいいです。
えっ?結婚ならしてあげます。
え〜!
(ムック・薫・友樹)え〜!え〜!フフフ…。
結婚?2014/09/28(日) 21:00〜23:09
関西テレビ1
マルモのおきてスペシャル2014[字][多]
3年ぶりに帰ってきたよ!双子の夢と初恋にしゃべる犬…2人の成長を見守るマルモの決断は?でもマルモは本当のパパじゃないんだよ?▽新マルモリダンス
詳細情報
番組内容
いつもと変わらず、穏やかな毎日を過ごしている高木護(阿部サダヲ)、笹倉薫(芦田愛菜)、笹倉友樹(鈴木福)。小学4年生になった双子の薫と友樹は、今年で10歳だ。成人の半分の年を迎え、学校で“自分物語”を作成することになる。生まれてからの10年を振り返って、家族の事、友達の事、色々な思い出、そして将来の夢を書くというものだ。2人にとって、複雑な課題・・・。早速、母親の青木あゆみ(鶴田真由)に、自分
番組内容2
たちの産まれたときの事を聞きに行く2人。そんな中、薫は将来の夢を真剣に考えていた。薫が考える将来の夢は、なんと歌って踊れる“アイドル”だ。その夢について、護に相談した薫。そんな“アイドル”に強い憧れを抱く薫の思いが届いたのか、薫は偶然にもあることがきっかけで子役の芸能事務所からスカウトされる。友樹は、今では大好きな“虫”に夢中だ。寝ても覚めても“虫”の事ばかり。だが、友樹は誰にも伝えていない
番組内容3
“ある秘密”を、護に打ち明ける・・・。
一方、あけぼの文具に勤める護は、新商品の企画を進めている。そんなある日、護はあゆみからの何気ない一言をきっかけに、双子の将来のためには、そろそろ2人をあゆみの元へ帰さなければならないのでは?と真剣に悩み始め・・・。
薫の夢は!?友樹の秘密とは!?護の決断は!?そしてムックはどうなっていくのか・・・。
出演者
阿部サダヲ
芦田愛菜
鈴木福
ムック(犬)
比嘉愛未
小柳友
千葉雅子
外岡えりか(アイドリング!!!)
滝沢沙織
児嶋一哉(アンジャッシュ)
鶴田真由
伊武雅刀
世良公則
他
スタッフ
【脚本】
櫻井剛
【プロデュース】
橋本芙美(共同テレビ)
山崎淳子(共同テレビ)
【編成】
水野綾子
【演出】
城宝秀則(共同テレビ)
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
共同テレビ
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:16995(0x4263)