辺りは暗くなってきました。
機内に硫黄のような臭いが立ちこめています。
標高3067メートル、岐阜県と長野県の県境にあります、御嶽山の西側の上空です。
噴火から1日以上、およそ30時間が経過しましたが、現在も白い噴煙が複数か所から立ち上っているのを確認することができます。
現在のヘリコプターの高度は、およそ3600メートルです。
火口までおよそ5キロの位置にいます。
けさから本格的な救助活動が始まりましたが、毒ガスが発生したということで、きょうは救助活動を切り上げています。
こちらから自衛隊、あるいは山岳救助隊の姿は見えません。
日が落ちまして、視界が悪いということもありますけれども、山頂付近には人影を確認することはできません。
こちらに、山荘は見えます。
気象庁によりますと、午後3時現在の噴煙の高さはおよそ3000メートルだということです。
現在、ヘリコプターの高度が3600メートル。
この辺りまで噴煙は高く立ち上っています。
本来であれば、紅葉シーズンということですが、その景色は、そこにはありません。
山頂付近は厚く、火山灰に覆われています。
30時間以上が経過しましたが、現在も噴火が続いています。
複数か所から白い噴煙が立ち上っているのを確認することができます。
御嶽山の上空からお伝えしました。
皆さん、こんばんは。
真相報道バンキシャ!です。
紅葉シーズンの真っただ中、大勢の登山客も訪れていた山が、きのう午前、突然、噴火しました。
噴火したのは、長野と岐阜の県境に位置する御嶽山です。
山頂付近で、31人の心肺停止が確認されています。
突然、煙を噴き上げた山頂付近。
火山灰や噴石が飛び交い、多くの登山客が死を意識したという、その瞬間、緊迫の一部始終を撮影した登山客が、その壮絶な体験を語りました。
噴火から一夜明けた御嶽山。
火山灰によって、一面が銀色になった山頂付近。
その後ろで、きょうも勢いよく、噴煙が上がる。
山小屋から下山を始めた方の姿が確認できます。
夜明けを待った登山者が、自力で下山を始める。
その中には、子どもらしき姿も。
一方で。
自衛隊員ら、レスキュー隊が今、隊列を組んで、灰色の斜面、登っています。
長野県の救助隊は、自衛隊、警察、消防、合わせておよそ530人態勢。
山頂は分厚い灰に覆われていた。
噴石で破壊された山小屋。
その屋根には、いくつもの大きな穴が開いている。
正午過ぎ、自力で下山できない負傷者を、ヘリコプターが次々と救出。
しかし、午後になって、山頂付近で31人が心肺停止の状態で見つかった。
登山客が巻き込まれた噴火としては、過去最大規模の被害となった、御嶽山の噴火。
その瞬間、一体何が起きていたのか。
噴火を間近で見た登山者がバンキシャの取材に答えた。
熱風が来て、もう息も吸ってられない状態。
もう、そのときは、もう死んだかと思いましたね。
上空およそ3600メーターからの映像です。
噴煙がもくもくと空高く上がっています。
きのう午前11時53分ごろ、岐阜と長野県境にある御嶽山が7年ぶりに噴火した。
噴煙が、山の南側斜面を下の方向に流れている様子が確認された。
そのときの様子を、山頂付近にいた登山者が撮影していた。
やばい、どこか逃げよう。
どうする?
なんか、ここらの下?どうすればいい?ここにいたほうがいい?
やばいな、これ。
下がる?もっと。
避難小屋ってどこにあった?
あそこだ、あそこ行く?
行こう!
下、下。
避難小屋。
避難小屋まで行こうか?
避難小屋。
避難小屋行こう、みんな。
移動しましょう。
移動しましょう。
間に合わん?
口隠せ。
火山灰が降り注ぎ、空は一面、真っ黒に。
そして、聞こえてきたのは。
下りよう。
撮影された映像は1分29秒で途切れた。
この映像を撮影した男性に、話を聞くことができた。
友人と2人で登山をしていた、黒田晃敏さん。
御嶽山の9合目付近にいたところ、異変に気付いたという。
ばりばりっていうような、初め、なんか石が、崩れたのかなって。
土砂崩れみたいな音だったんで。
あれ?そうしたら、煙が上って。
このときはもう、とにかくダッシュで、僕はもう、このときはカメラ撮ってられないんで、後ろ向けて、それで走ってったんですけど、1分ぐらいのうちに巻き込まれちゃって。
一番最初の所は、もう間に合わなかったんで、ここで口を塞いで、もうこの状態で。
とにかく吸わないように。
その後、避難小屋にたどりついたが、噴煙は小屋の中にまで入ってきたという。
もう、この状態で立っていました。
やっぱりもう、服じゃ、間に合わないなと?
間に合わない、そうです。
もうサウナ状態でした。
焼け死ぬんじゃないかっていうような状況でしたね。
かなり周りも見えなくて、熱さもあって?息もできなく、暑くて、もうこれ、死ぬんだなと思いましたね。
その後、友人と一緒に自力で下山。
そのときに撮った写真は、全身火山灰にまみれていた。
この男性も、頂上付近で噴火に巻き込まれたという。
その瞬間の恐怖を語った。
背中には熱風がね、ばーって熱い風が来て、次来たら、もう背中が焼け死ぬかと思って、じーっと、こういう感じで、呼吸できるスペース作って、それで、だんだんだん、肩まで積もってきて、本当にもう、伏せてるときはね、もうすごく時間が長くてね、だんだんだんだん呼吸できなくなって、もう本当に覚悟しました。
もう、ここで死ぬんだと。
その後、頂上付近の山小屋に避難。
屋根に噴石が降り注ぐ音が響いていたという。
避難した人たちは皆、黄色いヘルメットをかぶっている。
中には、灰をかぶって、全身真っ白になった人も。
御嶽山が大噴火しました。
御嶽山頂上の山小屋の中です。
登山者がみんな、避難しております。
噴火当時、山頂には大勢の登山者が取り残されていた。
激しく火口から噴煙と噴石が上がっています。
灰に覆われた山小屋。
噴石によって、ガラスが割れたと見られる被害も。
取り残された方でしょうか。
山頂の小屋に人の姿が確認できます。
夜になっても、長野県内の病院には、けが人を乗せた救急車が続々と到着した。
しかし、噴煙などのため、救助活動はいったん停止。
夜明けに再開されることになった。
きょう午前11時。
自衛隊を中心とした救出隊が、山頂付近へと向かっています。
自衛隊、警察、消防による、大規模な救出活動が行われた。
今、担架に1人乗せられて、自衛隊員によって運ばれています。
見られます。
今、搬送が始まりました。
自衛隊員が、ヘリコプターへと近づいています。
次々と負傷者を運び出す救助隊員。
長野県警によると、山頂付近などで、31人が心肺停止となっている。
一方、行方の分からない人々の家族は、ふもとの施設に集まっていた。
この男性は、26歳の息子と、その交際相手の情報を求めていた。
次男です。
26歳。
何人かで行かれてたんですか?
たぶん、息子の彼女と2人で。
2人とも?
分からないですね。
電源が入っていないため、つながりませんと、呼び出しもなんにもないんです。
山頂に行った可能性は?
行った可能性は高いですよね。
よけい心配になりますね。
もうとにかく情報が欲しいですから、こうやって私ができることは、皆さんにお願いすることしかないですので、お願いします。
今も、懸命な救助活動が行われている。
こちらは、御嶽山周辺の航空写真です。
噴火したのは、この赤い印の辺りです。
そこから、南側の斜面に向かって噴煙が流れ落ちている様子が、カメラに捉えられています。
噴火に遭遇した登山客は、山頂付近の山小屋などに避難しました。
これまでに、31人の心肺停止が確認されています。
山小屋に避難をしていた登山客や、けさ、次々と下山してきた、こちら、長野県王滝村、おんたけスキー場には、テレビ信州の松沢記者がいます。
松沢さん、最新の情報を伝えてください。
こちらは、御嶽山の頂上から南におよそ4キロ離れた所にある王滝村のおんたけスキー場です。
日中は噴煙を上げる御嶽山が望めましたが、日が暮れて、その輪郭だけが現在、見えます。
救助隊は、けさ6時45分に車で入りました。
7合目で車を降りて、歩いて山頂を目指す姿が、こちらからも確認できました。
昼ごろには山頂に到着して、自衛隊ヘリが、けが人などをロープでつり上げていました。
午後3時20分に、けが人を乗せたと見られる救急車が初めてサイレンを鳴らし、ゲートを通過していきました。
自衛隊ヘリがきょう救出したのは、20人です。
また1人が担架、6人が徒歩で下山しました。
このほか、心肺停止の人も4人搬送されたということです。
山頂での救助は空気中のガスの濃度が高まったため、現場判断で、午後2時ごろ、打ち切られました。
この登山口は、昨夜は、灰が降ったため、のどが詰まるような息苦しさを感じました。
きょうは、それほど息苦しさを感じませんでした。
以上、中継でお伝えしました。
松沢さん、今もなおマスクをしていらっしゃいますが、やはりマスクをしてないと、かなりしんどい状況ですか?
そうですね。
ここにいる救助されている皆さん、そして、報道関係者の中でも、マスクをしている方が大勢います。
時間帯によってなんですが、灰が。
きのうからありました。
ありがとうございます。
気をつけて取材をしてください。
さあ一方、行方が分からなくなっております登山者の家族は、対策本部があります、長野県の木曽町役場で、朝から無事を祈って、待機をしております。
現地から中継です。
武井さん。
対策本部が置かれた木曽町役場前です。
役場の会議室には、行方が分からなくなっている登山者の家族の待機所が設けられました。
また、多くの報道陣も詰めかけています。
早い人は家族の情報を求め、きょう午前2時から、この木曽町役場に訪れているということです。
午前中は、3家族15人ほどが、新しい情報を待っていましたが、午後になって、家族の数が増えて、60人に上りました。
付き添いの友人などが帰り、23家族36人になっています。
対策本部では今夜、家族を2つの公民館に分けて、待ってもらうことにしています。
木曽町の公民館には、毛布や食事などが用意され、仮眠が取れる態勢になっています。
車で30分ほど離れた王滝村からも、この木曽町の公民館に行方不明の登山者を心配する、30人ぐらいの家族が移動しています。
長野県警からは、31人が心肺停止との発表が行われ、家族にはつらい情報が次々と寄せられているのが現実です。
以上、中継でお伝えしました。
武井記者でした。
現地に大きな変化がありしだい、随時、中継を交えてお伝えをしてまいります。
ではここで、こよいのご意見番をご紹介いたします。
まずは元総務大臣の増田寛也さんです。
こんばんは。
こんばんは。
そして、元陸上選手の為末大さんです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
よろしくお願いします。
ではここで、突然、噴火した御嶽山について、これまで長く調査をしてきた、名古屋大学の山岡耕春教授に、上空からの映像を見ていただき、今、何が起きているのかを、お話を伺いました。
今回の噴火は、どのようにして起きたのか。
御嶽山をこれまで長く調査してきた、名古屋大学、山岡耕春教授が注目したのは、火口が出来た場所。
昭和54年も、やっぱりこの辺りから噴火をしているので、同じ場所、そのときに出来た割れ目か、元からあった割れ目を使って、それで噴出してるみたいですね。
基本的には地下の地下水が、温められて沸騰して、それで圧力が上がって、地表に抜けたということですよね。
マグマによって高温に熱せられた地下水が、水蒸気となって爆発的に噴出する、水蒸気爆発と見られるという。
水蒸気とともに噴き上げられた石や灰などが、登山客に降り注いだのだ。
さらに噴火の瞬間の映像から、あることが分かるという。
画面中央だけだと、谷に沿ってこう、崩れてくるっていうか、下ってくるんですけど、それが横にもあふれてるんです。
最初に爆発するときに、火山灰を水蒸気の中に大量に巻き込んで、それでこう、下っていったんだと思いますね。
火砕流かもしれないですね。
温度はたぶん低いですけれども、結構、スピードが速いから、途中の木とか、そういうのをなぎ倒していっている可能性もある。
御嶽山は35年前にも規模の大きな噴火を起こしている。
今回の噴火を予知することはできなかったのか。
長期的には79年の噴火から、徐々に徐々に小さくなっていったので、全体としては、御嶽の噴火活動は収まる方向かなというふうに思っていたんですよね。
そうではなかったと。
9月に入ってから、地震活動が、ちょっと山頂のすぐ真下で活発になったんですね。
それがまあ、収まりかけたころに、低周波の地震もいくつか起きている。
そういうものを見ると、噴火の可能性が少し高いというふうには読めるわけですよね。
ただ、それがこれだけの規模になるっていうのは、全くデータはなかったので、規模の大きい、小さいというところの予知というか、事前の予測は、それは今回できなかったと。
噴火活動は今後、どうなるのか。
今回の一つの水蒸気爆発という一連の現象は、今は収まる方向にはいっている。
ただ、それも確実かどうかは分からないので、観測、観察をしていく必要があるし、ある程度、様子が見えてくるまでは、火山には、ある程度距離を取った場所にいるということが大事ですね。
為末さん、登山ブームもあって、登山客が増える中、改めて自然の脅威、思い知らされましたね。
震災のときもそうだったと思うんですけど、やっぱり、いろんな方が調べられても、やっぱり事前に予測するっていうのは、かなり難しいんじゃないかと思うんですね。
そこに100%を求めるのは、ちょっと酷なところもあるんじゃないかと思うので、それを私たちの側が、そういうこともありえるんだということを、日々、意識していくしかないのかなっていうのを、このタイミングであれかもしれないけど、そういうことを、ちょっと思いますね。
そして増田さんは知事をしてらした、岩手県にも活火山がありますが、この火山列島、火山国、日本に住む、われわれ。
どういう心構えを持つべきなんでしょうかね。
この場合はね、先ほどの山岡教授のように、ある種、ホームドクターのような方がいらっしゃいましたよね。
それでも予知は難しいそうで、私、岩手の知事してたとき、岩手山がやはりね、火山性震動がものすごく増えたときあったんですが、ホームドクターのような方がいない山っていうのが、実に多いと。
それから過去のデータの、本当に毎日の変化の蓄積がないと、予知には決して結び付かないということなんですね。
ですから、有珠山などは確かに予知できましたけども、実は予知というのは、これからやっても、何十年間の蓄積がないと、たぶん難しいと思うんですよ。
日本列島っていうのは、それだけ火山が多いし、実際には、そういうことだって、われわれは自覚しておく必要があると思いますね。
なるほどね。
気象庁は、今後も今回と同じ規模の噴火が起きる可能性、おそれがあるとして、警戒を呼びかけております。
また新たな情報が入りましたら、このあとも随時、お伝えしてまいります。
周辺で目撃された多くのトラブル。
6歳の女の子の遺体を遺棄した疑いで逮捕された男は、
小学1年生の女の子と、すぐ近所に住む47歳の男。
2人の間に何があったのでしょうか。
神戸市で、女の子の遺体を遺棄したとして逮捕された男は、常に酒を飲み、トラブルメーカーだったと、周囲の人たちは口々に語ります。
バンキシャは、その様子を物語るある映像を入手。
そこには、みずからトラブルを起こしながら、警察官にどなり散らす男の姿が克明に捉えられていました。
君野康弘容疑者47歳。
水曜日、神戸市の自宅近くの雑木林に切断された遺体を遺棄したとして、逮捕された。
遺体となって見つかったのは、生田美玲ちゃん6歳。
今月11日から行方不明になっていた。
警察の取り調べに、黙秘を続ける君野容疑者。
一体、どんな人物なのか。
バンキシャが入手した映像に映っていた君野容疑者は。
威嚇か!こら!威嚇してるんかい、こら。
おととい、バンキシャが見せてもらった、一冊のアルバム。
これが美玲ちゃんで。
保育所のときのお芋掘りのときですね、秋の。
右手にサツマイモを持って、恥ずかしそうに写る生田美玲ちゃん6歳。
人懐こい性格だったという。
人見知りなく、ほんまにものおじせず、誰にでも慕われるような子でしたね。
アルバムには美玲ちゃんがみずから描いた似顔絵が描かれていた。
今月11日、午後2時45分ごろ、小学校を出た美玲ちゃんは、自宅へ帰り、午後3時15分ごろ、コンビニの防犯カメラにその姿が映っていた。
その後も目撃情報があるが、午後5時半ごろに自宅から750メートルほど離れた、高校のグラウンドの前で目撃されたのを最後に、行方が分からなくなっていた。
これは、コンビニの防犯カメラに映っていた美玲ちゃん。
大好きな傘を差し、友人の家へ向かっていた。
このとき、リュックサックを背負っていたという。
おととい、君野容疑者の自宅のたんすの中から、美玲ちゃんのリュックサックが見つかった。
これは、同じ型のリュックサック。
警察が写真に撮って、美玲ちゃんの母親に見せたところ、娘のものだと話したという。
君野容疑者とは一体、どんな人物なのか。
バンキシャは、鹿児島県南九州市へ。
君野容疑者が育った実家を訪ねた。
この家ですかね。
今は空き家になっているようです。
君野容疑者は、この家で高校を卒業するまで、祖母と2人で暮らしていたという。
やっぱりまあ、おとなしい感じやから。
おとなしく、真面目だったという君野容疑者。
地元の水産高校を卒業後、九州の陸上自衛隊に勤務していたが、2年ほどで辞めてしまったという。
そして20代後半になった君野容疑者は、鹿児島市内にある魚市場で働き始めた。
ふだんは普通ですよね。
世間話も普通にしてたと思いますし、まあ、ちょっと気の弱い感じ。
遅刻が多く、半年ほどでこの仕事を辞め、その後、鹿児島市内にある風俗店で、呼び込みとして働き始めたという。
自衛隊上がりの人だったら、仕事もてきぱきできるのかなと思ったら、意外とそうでもなかったなと。
君野容疑者の鹿児島時代を知るほとんどの人たちは、おとなしいイメージだったという。
だが、神戸市内で暮らすようになったこの数年、近所の住民とトラブルを繰り返すようになった。
転々と引っ越し、去年6月から現在のアパートに暮らし始めた。
ここでも君野容疑者は、たびたびトラブルを起こしていた。
ことし6月のトラブルを、近くの住民が携帯電話で撮影していた。
威嚇か!こら!威嚇してるんかい、こら!
警察官の前に立ちはだかり、食ってかかる君野容疑者。
この映像が撮影された1週間前から、毎日、君野容疑者は騒音を出し続けていたという。
それを近所の住民が注意したところ、なぜか、みずから警察を呼んだのだという。
撮影者は、激怒する君野容疑者を気にして、カメラを隠す。
なんや!にらみつけてるんか、こら!威嚇してるんか!なあ!
今度は、撮影者にも食ってかかってきた。
再び、カメラに映った君野容疑者は自宅へ戻っていった。
そのあとを追って、警察官が玄関先で君野容疑者と話す。
さらに、君野容疑者に呼び出されたアパートの管理人や、知人も駆けつけた。
なんで1週間前のことが、きょうになったんやって言ってるんや。
それは。
きのう、きょうじゃなくて。
当日なら、けんかになるって、当たり前じゃないですか。
殴り合いのけんかに。
ならへんよ。
時間を置いて、話し合いをしようっていう形で、言ってることじゃないよ。
言っていること、間違ってるんでっか。
知人も、君野容疑者を問いただす。
1週間前の話、急に来たと、今、家主さん、言われたやないか。
なんで、きょうやって。
それはそれで、その前に、自分のとこに、どなりこんできたやろうが。
あの兄ちゃんが、それが、こういうトラブルの原因やろうが。
興奮し、会話が支離滅裂になる。
敵の味方をせんといてくださいよ。
敵味方はない。
正しいほうが正しい、敵、味方あらへんわ。
何言うとるの。
おかしいよ、お前。
なんですか、警察官、笑って。
笑うような立場じゃないですから、警察官。
笑ってへんで。
じゃあ、立ち退き料払ってくださいよ、それやったら。
少しろれつが回っていないような話し方。
あなた今、お酒飲んでます?
飲んでないですから、ここに立っているわけやろ。
どこにお酒あるんですか?ここに。
部屋の中で飲んでた?
それがなんか問題あるんですか?
飲んでますか?飲んでませんか?
そんなん、記憶はないですわ。
このとき、君野容疑者からは酒の臭いがしたという。
何度言っても同じや、もうあかんな。
本人、酒入ってるんで。
入ってる。
証人もなんも、黒がうちの部屋に来てるやん、黒い猫が。
それがどうしたんよ。
関係ないことやんか。
猫が行こうが、犬が行こうが、今、この問題やろ。
このときは、君野容疑者の知人が住民に謝って、事は収まったという。
昼間から酒を飲んでは、大声を出していたという君野容疑者。
美玲ちゃんが行方不明になった今月11日、美玲ちゃんの後を歩く姿が、防犯カメラに映っていた。
君野容疑者は、このときも、酒に酔っていて覚えていないと話しているという。
謎の多いこの事件、君野容疑者の口からはいまだ、真相は語られていない。
増田さんは、この事件、どうご覧になりますか。
あまりにも子どもたちの命がね、粗末に扱われるような事件が本当に多くなってきたなと思いますね。
それで、こういう事件をどうやって減らしていくのか。
確かに厳罰化、刑をもっと重くするとか、それも大事なことだと思うんですが、まあ本当に残念ながら、日本はかつて、安全だといわれてましたけれども、そうではなくなってる、子どもたちにとってはね。
ですから、登下校ですとか、さまざまな面で、親とか、先生とか、地域の人たちが、もっともっと子どもたちに目を向けていかなければいけない。
当面はそれしかないんじゃないでしょうかね。
為末さんは、いかがでしょうか?
事前にこういう、今の映像みたいなものがもしあるんであれば、なんか警察ももうちょっとだけ踏み込むとかね、警察じゃないにしろ、何か、もうちょっと入っていくってことはできないのかなと思うんですよね。
やっぱり子どもたち、家庭でもちろん、育てるというのは大事だと思うんですけど、社会で育てていくというのが重要だと思うので、何かしら、いろんな情報が近所で共有されているとか、そういうふうに変えていくしか、なかなか防ぐ方法っていうのは、難しいのかなというのは思いますよね。
そうなりますと、増田さん、また今度は個人情報の扱い方っていう部分もあって、難しいでしょうね。
ただ少し、そこは踏み込まないとね、やはり社会的弱者をどうやって助けていくのか。
もう一回、考え直さないといけないような気がしますね。
そうですね。
情報管理の在り方、新しい時代に入っているのかもしれません。
続いてはこちらです。
夏目さんの今週の顔です。
きょう千秋楽だった大相撲秋場所。
横綱・白鵬の31回目の優勝に終わりましたが、その横綱をしのぐほどの新星が現れました。
モンゴル出身の21歳、逸ノ城です。
まだ、まげも結えないほどの髪の長さ。
それもそのはずです。
初土俵から僅か5場所目なんです。
優勝は惜しくもなりませんでしたが、2大関、1横綱を倒す快進撃でした。
その大注目の逸ノ城ですが、日本に来て間もないころの映像が残されていたんです。
相撲の強豪校、鳥取城北高校。
おととし11月、鳥取港で取れたアカイカを、地元の漁協が鳥取城北高校相撲部に贈ったというニュース。
分厚いイカをバター焼きに。
おととし11月、地元の漁協からアカイカが、鳥取城北高校相撲部に贈られたというニュース。
その中に、逸ノ城の姿が。
今では決して見られない坊主頭の逸ノ城です。
逸ノ城は2010年、鳥取城北高校相撲部の監督に見いだされ、相撲留学生として来日しました。
海のないモンゴルで育った逸ノ城。
アカイカを食べた感想は?
日本に来て、初めて食ったんで、おいしいです。
幼稚園児との交流会に参加した逸ノ城。
園児の突っ張りに、土俵際まで追い込まれる場面も。
園児たちの頑張る姿に、逸ノ城も笑顔を見せていました。
とても楽しかったです。
たまには遊びでやるのも、結構いいっすね。
高校時代、相撲の強豪、鳥取城北高校のエースとして、個人5冠を獲得。
高校卒業後は、全日本実業団選手権で、個人優勝を果たしました。
実は高校卒業後、鳥取県体育協会の体育指導員として、鳥取市内の運動公園で働いていたことも。
例えばですね、あそこにある投てき場の囲いなんですけども、大会のときとかは設置をしなきゃいけないので、そういうときに、力を発揮してくれていました。
その後、去年11月に角界入り。
ことし1月に初土俵を踏んだ逸ノ城は、快進撃を見せます。
幕内に昇進した今場所、横綱・鶴竜を撃破、勝利を重ねました。
きょうの横綱・白鵬との優勝決定戦に敗れ、100年ぶりの新入幕優勝はならず。
しかし、今後の活躍に注目です。
しこ名の逸ノ城ですが、逸の字はイチンノロブという本名と、逸材ということば、そして城の字ですが、鳥取城北高校の城がヒントになっているそうです。
そして体格ですが、逸ノ城、身長192センチで、体重が199キロなんですね。
これが現在の3横綱、いずれもモンゴルのご出身ですけれども、身長は白鵬と同じなんですが、体重が199キロですから、で、白鵬が初土俵を踏んだとき、体重はこの半分ほどの80キロだったそうなんですね。
逸ノ城は新弟子のときから、200キロ近い体ですから、為末さん、とにかく体格に恵まれていますよね。
なんかね、ちょっと今までのモンゴルの力士と違う感じしますけど。
ケニアの選手はなんで速いかって調べた実験があったんですけど、どうもやっぱり家が離れてて、10キロぐらい。
みんな走ってるからだってあるんですけど。
金メダリストになったあとは、お金持ちになるんで、車で送り迎えすると、子どもが走れないっていう。
やっぱモンゴル、なんでこんな、力士が強いかっていうと、生活環境の中に、相撲が強くなる秘密があるんじゃないかと思ってて、そういうものを今度、日本に取り入れて、なんか日本の力士も育てていくっていうのもね、なんかモンゴルから学べることもあるんじゃないかなって、すごく思いますよね。
逸ノ城も遊牧民だったそうですからね。
そうですね。
馬に乗ってたみたいなんで。
あるかもしれませんね。
増田さん、いかがでしょう。
もう落ち着いて、堂々としてますよね。
ただ、鶴竜戦なんか、ちょっとこう、立ち合いで変化したでしょう。
もう、ばーんといってほしかったですね。
これからね、まだまだ伸びてほしいと思うんです。
でも、日本語も、高校で来たわりにはうまいですよね。
お上手ですよね。
これから、どんどん溶け込んできて、そしてまげも結って、どんどん強くなって。
これはまた、大変なことになるかもしれませんが、逸ノ城、来場所からの活躍、本当に楽しみであります。
先ほどのビデオの中で、逸ノ城関、優勝決定戦で敗れたという下りがありましたが、本割で敗れております、失礼いたしました。
失礼いたしました。
続いてはニュースコーナー、報道フロアの上田さん、お願いします。
お伝えします。
御嶽山の噴火で、長野県警は、山頂などで31人が心肺停止で確認されたとしています。
4人が心肺停止のまま、きょう下山して、木曽町の建物に運ばれました。
それでは中継で伝えてもらいます、松沢さん。
こちらは御嶽山の頂上から、南におよそ4キロ離れた、王滝村のおんたけスキー場です。
私の横の道では、きょう、救助活動を懸命に行ってきました自衛隊の車両がまとまって、山を下りてきています。
このほか、警察や消防の車両も先ほど、山を下りていきました。
その前の時間帯になるんですが、この後ろのゲートを4台のワゴン車が通過していきました。
いずれも、心肺停止の状態で見つかった人を運んでいたと見られています。
ワゴン車は、ここから車で40分ほど離れた木曽町の旧上田小学校に向かいました。
警察によりますと、ここで最終的な死亡確認を行い、体の特徴や持ち物などから、身元を特定したいとしています。
長野県警では、心肺停止は31人と発表していますが、まだ27人が山頂付近に取り残されていることになります。
あす以降も、救助活動が続きます。
以上、中継でお伝えしました。
元衆議院議長などを務めた土井たか子氏が、今月20日、肺炎のため、亡くなっていたことが分かりました。
85歳でした。
土井たか子氏は、1969年、衆議院議員に初当選。
おたかさんの愛称で親しまれ、旧社会党の委員長や、女性で初めての衆議院議長、社民党党首などを歴任しました。
旧社会党の委員長として臨んだ1989年の参議院選挙では、リクルート事件や消費税の導入などを争点に、自民党を過半数割れに追い込み、マドンナ旋風を巻き起こしました。
山は動いてきたと。
土井氏は病気で療養していましたが、今月20日、肺炎のため、亡くなりました。
85歳でした。
2014/09/28(日) 18:00〜18:55
読売テレビ1
真相報道 バンキシャ![字]
今週のバンキシャ!は