(まる子)おはよう!今日も一日頑張ろう!
(すみれ)あんたこんな早起きしてどうしたの?お当番なの?やだね〜たまにはまる子だって早起きの実力を発揮するよ。
あらあらそりゃどうも失礼しました。
それにしても何だね。
朝6時の世界ってこんなにも暇なのかね。
冗談じゃないわよ忙しくてたまんないよ。
暇なら手伝ってちょうだい。
よし。
まる子は味見係引き受けた。
どんどんこっちに任してよ。
まあうまいこと考えたわね。
そうそう。
確か昨日のオレンジジュース半分残ってたね。
ほらあった。
今から飲もう。
朝はフレッシュなビタミンを取らなきゃね。
あ〜おいしい。
朝のジュースは格別だね。
ヨーグルトも食べちゃえ。
朝ご飯食べられなくなるわよ。
わ〜オムレツだ。
こりゃ朝から縁起がいいねぇ。
お母さんちょっとリンゴむいてよ。
それからジュースもう一杯。
まだ食べるの?遅刻するわよ?・
(さきこ)じゃあいってきます。
んっ?あれ?お姉ちゃん早いね。
もう学校行くの?
(さきこ)だってもう7時半だもの。
えっ?もうそんな時間?
(チャイム)まっ間に合った…。
せっかく早起きしたのにこの苦しさは…ハァ…。
(たまえ)あっまるちゃんおはよう。
ハァ…1時間目は算数か。
(ハマジ)おい今日テストだぞ。
嘘!昨日先生が言ってただろ。
人の話をよく聞いてねえなお前。
《あっそういえば…》
(戸川)《あしたテストをやります》《復習してくれば簡単にできますよ》あっ…。
俺のだけはカンニングするなよ。
(まる子・たまえ)えっ…。
あんたのだけは見たくない
ではテスト開始。
うっ…ちょっとこれ難しいよどうしよう…。
おっ落ち着いて落ち着いて。
(おなかの下る音)んっ?《あれ?ちょっとおなか痛いみたい》《朝食が悪かったのかな…》《はあ。
気のせいだったみたい。
よかった…》《緊張してるかな》・
(ブー太郎)先生!んっ?
(ブー太郎)おなか痛いです。
(戸川)えっ?
(関口)嘘だろブー太郎!
(若林)テストできないからってほら吹くなよ!
(小杉)そうだそうだ。
(小杉)見え透いてるぞ!富田君本当に痛いのですか?うひっ…。
嘘ですすいませんブー。
嘘つきブー!
(児童)嘘かよ!はいはいみんな静かにしてください。
テストを続けて。
(おなかの下る音)《うっ…》《どうしよう本当に痛くなってきた…》《おなか痛いって言おうかな…》《でもそしたらブー太郎みたいに…》《お前も嘘だろまる子!》《ブー太郎のバカバカ!》《あたしゃだてや酔狂で痛いんじゃないんだよ》《あんたがあんなまねしなかったら今ごろ…》《気を紛らすために問題でも解こう》《えっと…。
「よし子さんが150円のリンゴを3個買ってみのる君が110円の柿を4個買いました」》《「どちらが何円高いですか」》《誰が何円買ったってどうでもいいよ…》
(チャイム)あっ!トイレトイレ!ぎょっ!《混んでる…》《みんなおしっこくらい我慢しなよ》《あたしのはね格が違うんだよ》・
(トイレの水を流す音)・
(女の子の鼻歌)あっ…。
《あんな清々した顔。
いいないいな》《あんたのおなかと取り換えたいよ》《あれ?結構楽になってきたよ》ハァ…。
何だかんだいっても腹痛なんて単純なもんだねぇ。
腹痛には波があることをまる子は幼過ぎてまだ知らなかったのだ
(笛の音)
(戸川)はい集合。
今日は50m走のタイムを計ります。
みんな頑張ってください。
《何かまた雲行きが怪しくなってきたよ》
(おなかの下る音)《ヤバい》《かなりヤバいよ。
これは》はい。
位置について。
よーい…。
(笛の音)《もっもう駄目。
早くしなきゃ!》《はっ早く!》
(児童)ゴール!
(戸川)9秒5!なかなかいい記録ですよ。
(たまえ)すご〜い!まるちゃん。
体育から2時間。
まる子のおなかは不安定ながらも持ちこたえていた
《あっ来そう!》
時々危なげになるが
《知らん知らん》
そういうときは気付かぬふりしてごまかすと案外うまくいく
(チャイム)ハァ。
もうすっかりよくなったみたい。
しかしこれは腹痛の恐るべき仮面の姿
まんまとわなにはまって油断すると恐ろしいのだ
《ホホホホ》あっ。
今日は焼きそばとプリンだ。
やった〜!お代わりしちゃおっかな。
給食のおばさんってホント料理上手だね。
(おなかの下る音)《この感じは…》《また来てる。
来てる!》たまちゃん。
あたしちょっとだけおトイレ行ってくるね。
待ってて。
あっ。
私も行く。
ちょうど行きたかったの。
えっ!?あっそう…。
私こっち。
じゃああたしこっち。
フフ。
《どうしよう…。
隣のトイレにたまちゃんがいるとなるとできないよ》《ブーとかピーとか鳴ったらもう一生顔合わせられない》《せっかくのチャンスだけど駄目だ》《ここは辛抱》あ〜すっきりした。
うっうん…。
ハァ…。
次々と寄せる腹痛の波におびえながら5時間目が始まった
はい。
じゃあ次は…。
さくらさんに読んでもらいましょう。
はい。
《ハァ。
今取りあえず痛くなくてよかった》「その女の人はとても美しい音色の笛を吹きました」「するとどうでしょう」《うっ!ヤバい!また来たよ波が…》「草も木もみんな歌を歌い始めました」《今度のはすごいよ。
今回最大の…》《あ〜!ビッグウエーブだ!》「何て美しい音楽会でしょう。
月もうっとりしています」
(戸川)はいそこまで。
ありがとう。
今のところはもう少し楽しく読んだ方がよかったですね。
楽しくしろと言ったってサーフィンの真っ最中のまる子にそれは無理な相談である
《痛いの痛いの飛んでいけ》《お山の向こうに飛んでいけ!》急げ!急げ〜!・
(戸の開く音)・ただいま!おかえり。
トイレトイレ!あらあら。
あっ。
今おじいちゃんが入ってるわよ!おじいちゃん開けて!早く〜!
(友蔵)おっ。
おお。
ちょっと〜待ってくださ〜い。
お願い!まる子をもうこれ以上苦しめないで〜!あ〜!おっ…。
極楽近し。
頑張れまる子
《こんなものに一日振り回されたのかと思うとホンットに腹が立つ》《みんな出てけ。
みんな大っ嫌い!》
(すみれ)まる子遅いわねぇ。
まる子どうしたの?お〜い。
は〜い。
あたしゃ生まれ変わったよ。
えっ?まる子の今日は今から始まるよ。
さあ。
さあ。
ハッピーな一日に乾杯!結婚式場の宣伝みたいなこと言ってんじゃないわよ。
窓を開ければお日さまでいっぱい。
何て軽やか。
し・あ・わ・せ。
まる子の算数のテストだがたったの20点であった
これが極楽気分で忘れたころ返ってくるのであった
ああ…。
どのフルーツをキャッチするか当ててね。
よっ!ほっ!フフフ。
正解はバナナ。
当たったかな?俺昨日マツタケ食ったぞ。
(まる子・小杉)えっ!マツタケ?近所に生えてたのか?
(ハマジ)親戚の人がくれたんだ。
その親戚の人って大金持ちなの?違うよ。
旅行でキノコ狩りに行ったんだって。
でもよ少ししかくれなかったから味がよく分かんなかったなぁ。
少しでも食べたんならうらやましいよね。
うん。
少しだから味が分かんなかったなんて俺も言ってみたいな。
花輪君なんて毎日のようにマツタケを食べているだろうね。
ちょっと聞いてみようぜ。
ねえ花輪君。
(花輪)んっ?花輪君は毎日マツタケ食べてるんでしょ?いいなぁ。
(花輪)えっ?ちょっと待ってくれたまえ。
いくら何でも毎日なんて食べてないよ。
でもしょっちゅう食べているんでしょ?花輪君はどんなふうに食べてるんだい?僕は丹波産のマツタケをしちりんで焼いてカボスを搾って食べるのが好きなのさ。
へぇ。
カボスって何だろうね。
分かんないけどカボチャに似てるのかもな。
ねえマツタケ買って。
食べてみたいよ。
(ヒロシ)無理だね。
マツタケなんて高いからうまいような気がするだけだ。
シイタケを高級品だと思って食え。
貧乏人の娘だと思ってバカにするんじゃないよ。
貧乏人の娘で悪かったな!おじいちゃんはお父さんみたいにケチじゃないから買ってくれるよ。
いいとも。
《バカー!》やったー!ブラボー!おじいちゃん日本一!《いいんだ。
これでいいんだ》《わしは…わしは…日本一のおじいちゃんだ》
(まる子・ヒロシ)ひぃ!
(すみれ)まる子!いいかげんにしなさい!マツタケなんて子供が食べなくていいの。
大人になって自分のお金で食べなさい!え〜?そうだぞ。
人に頼って食おうとするな。
分かったか?ハァー。
分かったよ。
わがまま言ってごめん。
《まる子があんなにがっかりしている》《かわいそうに》まる子あしたマツタケを買いに行こう。
(おばあちゃん)えっ?
(友蔵)おじいちゃんが買ってあげるって言っただろう。
(一同)えっ?おじいちゃん。
買わなくていいんですよ。
買ってくれるの?買ってやるよ。
わーい!ってなわけで今日マツタケを買ってもらうんだ。
へぇ〜。
おじいちゃん優しいね。
(小杉)えっ?いいなぁ。
マツタケを買ってもらえるなんて。
ただいま。
ねえマツタケを買いに行くんだしちょっとよそ行きの服を着た方がいいんじゃない?普通でいいです。
おじいちゃん。
いつもまる子のためにありがとう。
いいんじゃよ。
大人になったらおじいちゃんにいっぱいプレゼントするから長生きしてね。
《まる子…》
(八百屋さん)さあさあ今日はエリンギが安いよ。
安いよ安いよ〜。
《1万5,000円かい!》《1万円あれば足りると思っていたが甘かったのう…》《いくら高いっていってもキノコだし2,000円くらいだと思ってたよ…》《こんなキノコで1万5,000円も使うのならおもちゃ屋さんに行った方がいいね》よし買おう。
やめておじいちゃん。
やっぱりいらないよ。
こんな高いマツタケを買うんならエンギリでいいよ。
えっ!マツタケを買ったらわしと縁切りかい!?あの…。
縁切りじゃなくてエリンギですよ。
あっ。
どうも…。
ああそうか。
エリンギか。
間違えやすいですよね。
(友蔵)はい…。
《大恥じゃ》《うん。
大恥だね》《あの人に聞かれていたね。
穴があったら入りたいね》《ああ。
入りたいのう》
(まる子・友蔵)《友蔵まる子心の会話》
そのころ家では
(佐々木)ごめんください。
(佐々木)親戚がマツタケを送ってきたので少しですがお裾分けに参りました。
えっマツタケ!?おじいちゃんありがとう。
よかったのう。
エリンギで十分だよね。
マツタケよりおもちゃを買ってもらってうれしいな。
《わしもおもちゃでよかったよ》《3,000円で済んだし。
エリンギ万歳じゃ》ただいま。
(友蔵・まる子)えっ!?佐々木のじいさんがマツタケをくれたの?何と!おじいちゃんとまる子も買いに行っちゃったでしょ?高価なものだし余ったらもったいないしどうしましょう。
お母さん安心して。
マツタケは買うのやめたんだよ。
そう。
エリンギにしたんじゃ。
(すみれ)まあ。
あたしエリンギも食べたことないしおいしそうな感じだから。
でもマツタケが食べられるなんてうれしいよ〜。
ねえ1本でいいからマツタケ焼いたのが食べたいな。
お母さん。
1本だけ焼いてください。
わ〜い!マツタケいただきま〜す!まずは焼いたマツタケを食べよう。
おっ。
まる子ばっかり焼いたのがあるのか。
いいなぁ。
あっそうだ。
うちにカボスってある?花輪君がカボスを搾って食べるって言ってたけど。
へぇ〜。
(おばあちゃん)焼きマツタケにカボスかい?さすがお坊ちゃんだねぇ。
(すみれ)うちにはないからポン酢で食べなさい。
おっ。
おお意外だね。
マツタケって少しさんまの風味でおいしいねぇ。
魚を焼く網で焼いたからさんまのにおいが移っただけだよ。
えっ…。
ハハハハ!さんま風味でおいしいだって。
ハハハ。
(さきこ)お父さん笑い過ぎだよ。
さんま風味でもいいじゃないか。
秋らしくて。
アハハハ!秋らしくていいかよ。
もう!お父さんやだ!ごめんごめん。
こらヒロシ。
せっかくのマツタケが台無しだろ。
まる子。
気を取り直してマツタケの炒めものを食べてごらん。
これもおいしいよ。
あの…。
それはエリンギです。
《しまった間違えた!》《自分で買ってきたエリンギにやられるとは!》ハハハハ!じいさんエリンギと間違えた!《ヒロシよ笑うがいいさ》《エリンギじじいとでも呼ぶがいい》お父さんもう笑わないで!ああ。
笑って疲れたよ。
《はっ!ナイター見逃した!》《笑ってる場合じゃねえよ。
あ〜あ…》《でもまあいいか》《マツタケでこんだけ楽しく酒が飲めて佐々木のじいさんに感謝だなぁ》
そのころ花輪君は
マツタケの土瓶蒸しも秋らしくていいね。
(ヒデじい)はい。
そうですね。
そういえばさくら君のうち今日マツタケを食べるって言ってたから今ごろみんなで食べているだろうね。
きっと楽しんでいらっしゃいますよ。
そうだね。
焼きマツタケも食べたかなぁ。
まさかさんま風味だったとは
(小杉)マツタケ食いてえよ〜。
なあマツタケ買ってくれよ。
(小杉の母)バカ言うんじゃないよ。
あんたがどか食いするからうちは家計が苦しいんだよ。
マツタケなんて買ったら破産するよ。
でもさくらんちはおじいちゃんが買ってくれるって。
うちにゃそんな気前のいいじいさんはいないよ。
自分の小遣いでエリンギでも買って食べな。
あんたなんてマツタケじゃなくてエリンギで十分だよ。
いいなぁ。
さくらんちのじいさんは。
そのさくらんちのじいさんも先ほどエリンギで十分だということが判明した
ハァーおいしかった。
よかったな。
マツタケのご飯もおいしかったけどエリンギもおいしかったねぇ。
そうだぞ。
たまたまマツタケは高いけどな安くても色々うまいぞ。
例えばエノキなんてなもしもマツタケみてえに高かったらみんな憧れるぞ。
香りも歯応えも素晴らしいって。
ホントよね。
私もエノキ大好きだから安くてよかったわ。
違うよ。
今日のエリンギがおいしかったのは値段の話じゃなくておじいちゃんが買ってくれたからなんだよ。
おじいちゃんのエリンギはマツタケよりおいしかったんだよ。
《まる子…》《エリンギくらいまたいつでも買ってやるよ》
翌日
いってきま〜す。
あっ。
佐々木のじいさんだ。
おはようございます。
あっまるちゃん。
おはよう。
昨日はマツタケをどうもありがとう。
いえいえ。
あのマツタケは丹波産のマツタケだからおいしかったでしょう。
《えっ?丹波産ってもしや花輪君が言ってたよね?》《僕は丹波産のマツタケをしちりんで焼いてカボスを搾って食べるのさ》あの…丹波産っていいんですか?色々あるけどやっぱり丹波のマツタケが一番高級ですよ。
あれはしちりんで焼いてカボスを搾って食べるのがおいしいんだよ。
《そんな高級品をコンロで焼いてポン酢を掛けてさんま風味にしたなんて…》まるちゃんも焼いたマツタケを食べてみたかい?はい。
食べました。
あんなにおいしいものを初めて食べました。
友蔵のエリンギの方がおいしかったなんて申し訳なさ過ぎて佐々木のじいさんの目も見れないまる子であった
いよいよ4つ目のキーワードは…。
最後に特別ヒント。
今日のお話でまる子がどうしても食べたかったものだよ。
(サザエ)サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」2014/09/28(日) 18:00〜18:30
関西テレビ1
ちびまる子ちゃん[字][多][デ]
「まる子、学校でお腹いたくなる」の巻
「まる子、マツタケを欲しがる」の巻
詳細情報
番組内容
ウッ!何だか急にお腹が痛くなってきたよ。トイレに行きたいけどテスト中だし何とかやりすごそう。今日はおじいちゃんにマツタケを買ってもらって食べるんだ。腹痛(はらいた)はどっか行って!
今回のちびまる子ちゃんは「まる子、学校でお腹いたくなる」「まる子、マツタケを欲しがる」の2本だよ。お楽しみにね。
出演者
まる子: TARAKO
おじいちゃん: 島田敏
お父さん: 屋良有作
お母さん: 一龍斎貞友
お姉ちゃん: 水谷優子
スタッフ
【原作】
さくらももこ
【OP曲】
「おどるポンポコリン」
【END曲】
「100万年の幸せ!!」
【脚本】
さくらももこ
【絵コンテ】
青木佐恵子
宮下新平
【演出】
青木佐恵子
堂山卓見
【作画監督】
あべじゅんこ
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
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