世界遺産 空中散歩 −飛行船で巡るヨーロッパ5か国− 2014.09.28

(和田源二)大海原を行くクジラのように青空を泳ぐ飛行船。
今回ご案内するのは上空300メートルから見る世界遺産の旅。
ヨーロッパ5か国の世界遺産を空からご覧にいれます。
今回の旅に使われるのは全長75メートル重量8トンの大型飛行船ツェッペリンニューテクノロジーです。
方向調節のためのプロペラも付いた最新鋭の飛行船です。
それでは飛行船で巡る世界遺産の旅に出発しましょう。
飛行船がやってきたのはドイツ・ライン川の上空。
全長1,320キロのうち中部流域およそ65キロが世界遺産に登録されています。
川岸にたたずむ中世の古城。
これらの古城は戦いに備えたり川を利用する人々から通行税を取るために建てられました。
現在ではこうした古城の多くはホテルやレストランなど観光施設に生まれ変わっています。
のんびりと旅を続ける飛行船。
ベルギーのブリュージュ上空にやってきました。
町中に運河が張り巡らされたこの町は「水の都」と呼ばれています。
町並みと運河が調和する景観の美しさから「屋根のない美術館」とも言われ世界遺産に登録されています。

(鐘の音)町の中央にある塔から鐘の音が響いてきました。
(鐘の音)「カリヨン」と呼ばれる組み鐘の響きです。
最上部にカリヨンを持つ塔を「鐘楼」と言います。
この地域にはこうした鐘楼が多く存在しベルギーとフランス合わせて56か所が世界遺産に登録されています。
中世から町の人々が誇りにし守り続けてきたカリヨンの音色。
幾百年の時を経て鐘の音は今もなおベルギーの空に響いています。

ここで今、御嶽山関連で新しい情報が入りました。
お伝えします。
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察に入った連絡によりますと、救助に入った警察や消防などが、山頂付近で心肺停止になっている、三十数人の登山者らを確認したということです。
繰り返します。
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察に入った連絡によりますと、救助に入った警察や消防などが、山頂付近で、心肺停止になっている三十数人の登山者らを確認したということです。
御嶽山の噴火で、警察や消防、それに自衛隊は、けさから合わせて550人の態勢で、救助活動を再開し、午前11時半ごろ山頂付近に到着しました。
警察によりますと、救助に入った警察官などが、山頂付近で心肺停止になっている三十数人の登山者らを確認したということです。
警察などは、ほかにも安否の確認ができない人がいないか、調べています。
また警察によりますと、長野県側で30人、岐阜県側で7人の合わせて37人が重軽傷を負っているということです。
一方、自衛隊によりますと、御嶽山の長野県側と岐阜県側の山頂付近で、救助を求めていた男性と女性合わせて7人を、自衛隊などのヘリコプターで救助しました。
また岐阜県側の山小屋で一晩を過ごした登山者などは、けさから歩いて下山を始め、救助に向かった警察官などと、登山道の途中で合流し、登山者など25人が、下呂市小坂町の登山口に到着しました。
到着した人たちは、口をタオルやマスクで覆い、着ていた服は灰をかぶっていて、中には子どももいましたが、自力で歩いてたどりつき、健康状態のチェックなどを受けていました。
ここからは、社会部の山形記者とお伝えします。
山形さん、心肺停止の登山者の情報などが入ってきました。
これまでに入っている情報、まとめてもらえますか。
こちらのパネルで説明します。
こちらの、これまでに分かっていたのは、この剣ヶ峰の頂上付近、あるいは、この近くに、すぐ近くにある御嶽神社、この付近で7人が火山灰に埋もれて、意識不明になっているというところまでは、分かっていました。
これ以上、詳しいところは分かっていませんでした。
それで、けさ、警察や消防が、こちら、2つのルートから、現場に向かいました。
救助に向かって、山頂付近で捜索を行った結果、こちらの頂上付近と思われますが、三十数人ですね、心肺停止の三十数人の登山者がいるということを確認しました。
これまで、その7人という情報のほかにも、別の場所で4人が倒れているとか、あるいは消防には山に行ったまま、連絡が取れない、あるいは登山道で倒れて動かない人がいるといったような情報もありまして、結局、今までははっきり分からない状況が続いたんですね。
それが今、現場に到着して、警察と消防が確認した結果、心肺停止の状態の方三十数人いるということを確認したと、これが最新の状況です。
それから今後の捜索活動、救助活動、どのように行われていくんでしょうか?
今、頂上付近に警察、消防、まだいまして、ヘリで救助を行っている途中なんですけれども、ヘリに乗れる人数、限りがありますから、まだしばらく時間がかかるというふうに見込まれています。
山形記者とお伝えしました。
では救助活動が続く御嶽山の上空から中継でお伝えします。
御嶽山の上空です。
ヘリコプターは山頂を東側から見ています。
長野県側から見ています。
画面の真ん中に見えるのが、一番高くなっている所、こちらが御嶽頂上山荘です。
この御嶽頂上山荘から、画面の右に向かって、1本の筋が伸びているのが分かると思いますが、こちらは、北東の方向に伸びる登山道です。
先ほどまで救助隊、消防や警察、自衛隊の姿が見えましたが、今、上空から見るかぎり、その姿は見えません。
そして画面を右に振って、大きなくぼみのようになっている所、こちら、白っぽく、大量の火山灰が降り積もっています。
こちらでも先ほど、救助隊が登山者の方の捜索活動をしている様子が見えました。
御嶽山の上空からお伝えしました。
続いて、登山者が下山してきた岐阜県下呂市にある登山口と、現地対策本部がある長野県王滝村から中継です。
御嶽山の6合目付近にある、岐阜県側の登山口です。
山頂の北西に位置しています。
この登山口から山頂のほうを見ますと、現在も白い噴煙が、もくもくと断続的に上がっているのが確認できます。
こちらでは11時半ごろまでに、けがをした人を含む登山客が、山小屋から下山してきました。
下山のあとは、健康状態のチェックを受けてから、近くの施設に入りました。
岐阜県警察本部によりますと、岐阜県側の山小屋などで確認された登山者26人は、すべて下山、または救助されたということです。
そして、山小屋のスタッフや警察など、10人余りが、登山道を確認しながら、下山してきました。
岐阜県側の山小屋の管理人によりますと、岐阜県側の山小屋は山頂から3キロほど離れた所にあるということです。
噴火当時は、噴煙が見えましたが、石が降ってくるなどすることはなく、大きなパニックになることはなかったと話していました。
岐阜県側の登山口からお伝えしました。
長野県王滝村の現地対策本部がある御嶽山の5合目付近です。
今、私が立っている場所は、山頂から6キロほど離れた場所にありますが、今も御嶽山の頂上では、噴煙が上がっている様子が見て分かります。
けさは、こちらの登山口から警察や自衛隊、消防、180人ほどの態勢で、山小屋に取り残された人の救助に向かいました。
その後も、自衛隊のトラックや特殊車両などが、断続的に山に入っていきました。
警察などは現在、頂上付近の山小屋やその周辺で確認作業を進めています。
警察によりますと、救助に入った警察官が、山頂付近で、心肺停止になっている登山者ら三十数人を確認したということです。
以上、御嶽山5合目から中継でお伝えしました。
お伝えしていますように、御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などは、山頂付近で、これまでに心肺停止になっている、三十数人の登山者らを確認したということです。
お伝えしていますように、御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などは、山頂付近で、これまでに心肺停止になっている三十数人の登山者らを確認したということです。
御嶽山では警察、消防、それに自衛隊の隊員らが、昼前に山頂付近に到着し、550人の態勢で救助活動を進めています。
警察によりますと、救助に入った警察官などが、山頂付近で心肺停止になっている三十数人の登山者らを確認したということです。
警察などは、ほかにも安否の確認ができない人がいないか調べています。
また警察によりますと、長野県側で30人、岐阜県側で7人の合わせて37人が重軽傷を負っているということです。
こちらは、陸上自衛隊がけさ6時50分ごろ、山頂付近で撮影した映像です。
隊員がゆっくりとヘリコプターから降りていきます。
画面の上のほうに、黄色っぽい服を着た登山者が確認できます。
隊員がはうように斜面を登って、登山者と合流しました。
その後、登山者はヘリコプターに救助されました。
自衛隊などによりますと、これまでに男性と女性、合わせて7人を救助したということです。
長野県木曽町の病院には、救助された男女2人が搬送されました。
このうち、52歳の女性は灰を吸い込んで、のどをやけどしていて、自力で歩くことができない状態だということです。
岐阜県下呂市の登山口です。
岐阜県側の山小屋で一晩を過ごした登山者などが下山を始め、午前9時過ぎ、25人が到着しました。
到着した人たちは、タオルやマスクで口を覆い、服は灰をかぶっていて、中には子どももいましたが、自力で歩いてたどりつき、健康状態のチェックなどを受けていました。
きのう、長野県側に下山した人は、当時の恐怖を語りました。
また8合目の山小屋にいた人は、避難する際の状況を、こう証言します。
一方、家族の安否が分からず、避難所を訪れる人も。
26歳の息子を捜している、この女性。
昨夜、警察から連絡をもらって、初めて、息子が御嶽山に入ったことを知ったといいます。
気象庁によりますと、御嶽山では、午前11時45分現在、噴煙が火口からおよそ300メートルの高さまで上がり、南へ流されているほか、噴火の直前から観測されている火山性の微動も続いているということです。
また山頂付近では、複数の火口が北西から南東にかけて、列のように伸びているのが確認されたということです。
気象庁は、火口周辺警報を発表していて、長野県王滝村と木曽町、岐阜県高山市と下呂市にまたがる火口から4キロ程度の範囲では、噴石が落下する危険性があるため、入山規制を行うなどして、警戒を呼びかけています。
気象庁は、風によって小さな噴石がさらに遠くまで飛ばされることもあるので、周辺の地域では、念のため注意してほしいとしています。
御嶽山のものと見られる噴煙は、およそ130キロ離れた場所からも撮影されました。
三重と滋賀の県境にある山の御在所岳の山頂付近から撮影した映像です。
北東の方角に白い煙のようなものが上がり、煙は時間とともに高くなり、横に広がっていきます。
火山灰による影響が出ています。
御嶽山のふもとにある長野県木曽町の白菜畑です。
木曽町と木祖村では、白菜畑18ヘクタールに火山灰が降ったことが確認されました。
このため、県の職員たちが葉についた火山灰の量を調べたり、写真を撮ったりして、被害の状況を詳しく調べていました。
気象庁が行った調査では、これまでに山の西側の岐阜県下呂市から南東側の甲府市にかけて、広い範囲で灰が降ったのが確認されています。
御嶽山から東におよそ80キロ離れた、山梨県北杜市のタクシー会社では、運転手がフロントガラスなどに積もった火山灰のようなものを水で洗い流していました。
一方、国内の空の便は、航空各社によりますと、噴火に伴う大きな影響はなく、おおむね平常どおりに運航しています。
今回の噴火、どのような性質だったのか、専門家に映像を分析してもらいました。
火山学が専門で、御嶽山が昭和54年に噴火した際も調査を行った、東京大学の荒牧重雄名誉教授が、映像を分析しました。
噴煙の色が比較的白く、水蒸気が多いと見られるということで、昭和54年と同様、地下水が熱せられて発生する、水蒸気噴火の特徴が強く見られるということです。
一方で国土交通省のカメラの映像からは、火砕流が発生していたと見られるということです。
ただ、噴煙の色や速度などから、火砕流の中では低温だったと見られ、マグマは関与していない可能性もあるということです。
水蒸気噴火、地下ではどんな現象が起きているのか、その仕組みです。
地下の高温のマグマの熱で、地下水が熱せられることで、急激に水蒸気が発生します。
そして火口周辺の土砂や火山灰が、水蒸気と共に噴き上げられる噴火です。
御嶽山で昭和54年と平成19年に起きた噴火は、いずれも水蒸気噴火でした。
こちらはマグマ噴火の仕組みです。
高温で溶けた岩石であるマグマそのものが、2014/09/28(日) 14:30〜14:45
NHK総合1・神戸
世界遺産 空中散歩 −飛行船で巡るヨーロッパ5か国−[字]

▽最新鋭の飛行船で巡るヨーロッパ5か国の世界遺産。ベルサイユ宮殿などの世界遺産を、地上300メートルから撮影された貴重な映像で紹介します。

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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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