(田中要次)
『遠くへ行きたい』
今回は和歌山県の秘境で怒濤のアドベンチャーを楽しむ旅
迫力ありますね。
那智勝浦では生きのいいマグロを食べ尽くします
熊野の…
あ〜来た来た。
あ〜これだ!
本物の筏下りを体験!命懸けです
アッハッハッハ!いただきます。
濃厚ですね。
自然いっぱいの和歌山を体を張って味わいます
田中要次です
JR紀勢本線で向かっているのは和歌山県の秘境
和歌山県の地図を広げましたら…気になる村がありまして。
三重県と奈良県に挟まれていて県から離れた場所に和歌山県の村がある。
陸の離れ島のような。
とても興味深いです。
今回目指すのは日本で唯一和歌山県の飛び地の村
その謎に迫ります
さぁ熊野川を越えて未知の世界の入り口へ
紀伊勝浦駅で降ります
うわ暑い。
駅前にはマグロをデザインした看板だらけ
何か至る所にマグロが。
おっここはもしかして…。
マグロ売りですねこの町は。
目の前の熊野灘には黒潮に乗ってマグロがやって来ます
ということは一年中新鮮なマグロが食べられるってことですね
那智勝浦は生マグロの水揚げ量日本一
はえ縄漁で捕るマグロはそのまま市場に並びます
これは見逃せません
う〜ん食べた〜い!
何だ?あらあら…。
これ…お店に来たマグロですか?
(垣内さん)そうですね。
迫力ありますね。
これ何ていうマグロなんですか?
(解体師)これは…。
これビンチョウマグロ。
それをビンチョウって言うんですか?
(解体師)はい。
へぇ〜。
8月から9月にかけてのビンチョウマグロはもちっとした食感と独特のうま味が味わえるんだそうです
腹身のトロと隣り合わせの中落ち
うわ〜たくさんうわ〜。
フフフ…。
うまいですね〜。
まとわりついて来るいうか。
はいはいはい。
生のマグロだからこそどの部分も余すことなく食べ尽くすのが浜料理
目はしょうゆとみりんにショウガを加え甘辛く仕上げます
煮付けになっているんですね。
そうですね。
肌がツヤツヤになりますよね。
おいしいですわ。
やっぱりこういう…。
う〜ん。
お〜。
これが…。
頬肉は目を動かす筋肉の塊
弾力性があって珍味中の珍味
これ目隠しで食べたら牛肉かなって言っちゃいますね。
ちょっと…。
心臓はお造りに
胃袋は湯がいて酢みそで
本場に来てこそ食べられる最高のぜいたく
こういう寄り道が旅の醍醐味ですね
那智勝浦の町からは山の中に滝が望めます
これも見逃せませんね
ほら…
水が直接滝つぼに落ちる落差133m
日本一の名瀑です
す〜ごい。
すごいイオンだよ〜。
太古の昔から滝そのものに霊力があると人々に信じられて来ました
(林さん)そのお水がこの入り口の所に流れている…。
ぜひ飲んで帰らないとヘヘヘ…。
延命長寿
滝つぼの水が簡単に飲める水場です
いや〜…。
あ〜。
延命長寿。
ありがとうございます。
この木はすごいな。
この楠の大木の根元に出来たほこらに潜るのが胎内くぐり
あこれ…。
護摩木に願い事を書いて楠のほこらをくぐり抜けるとご利益があるそうです
うわ〜。
うわ〜。
ありゃま〜。
俺入れるかな?よっ!お〜。
お〜。
大きなほこらが出来ても倒れないこれが楠の生命力
ほこらは上に向かって開いています
面白いですね。
うわここからの眺めもすごいですね。
アハハ。
へぇ〜。
800年も生き抜いて来たこの大楠
木の力は偉大だな
さらに那智の大滝にあやかった振り出すのも大変なおみくじ
滝の落差133mに掛けて…
・やった〜・
もう一つ手軽にご利益を頂けるというのがあの延命水を使ったもの
何だと思いますか?
そうですかき氷!
寄り道にも味がありますよね
「霊験あらたか」といえば極め付け…
本命の飛び地の謎は一体どうなってるんだ?
どこで滝の修行…。
50mぐらい行った所に…。
まだ先ですか?ちょうどいい滝があるので。
あっそうですか。
寒くないですかね?夏場といえちょっと水が冷たいですけどね。
ここら辺の水は…。
あ〜そうですか。
あ〜。
修行するにはこういう感じなんですね。
意外と軽装ですね。
はい。
思いがけない展開ですが滝行です
それにしてもこの険しい道
これは大変だ。
夏とはいえ山の水は氷のように冷たいんです
思ったより大きな滝ですね。
ええ…。
ホントにこんな冷たい水に打たれるの?
昔から那智の滝を取り巻く滝にも神が宿ると信じられて来たそうです
滝へ入るちょっとした作法があるんですけどね。
ちょっちょっと入ったら危ないですから手で右肩ぬらして左肩ぬらしてちょっと頭も…。
急に冷えたら悪いから。
だから…。
…するっていうか。
じゃあこれをやっておきましょうか。
これは滝に入る時の呪文です
ハハハ…。
先生速過ぎてついて行けませんでした。
(ほら貝を吹く音)
ほら貝を吹くのは邪気をはらい身を清めるためだそうです
(ほら貝を吹く音)ハハハ…。
(ほら貝を吹く音)これは…。
(ほら貝を吹く音)
(読経)あ〜来た来た!あ〜これだ!うわ〜!
激しく打ち付ける滝が体の感覚を奪い取り魂だけがそこにあるようです
(ほら貝を吹く音)ハハハ…。
いやでもそんな気がしますねここはね。
あ〜いい経験をさせてもらいました。
さぁいよいよ旅の目的地飛び地北山村を目指します
さぁどんな場所が待ってるんでしょうか?
細い国道を進むと…
渓谷美を誇る…
どんどん山が深くなって人家が見えなくなって来ました
山の奥へ奥へ
ついに和歌山県の飛び地北山村に着きました
山深い秘境
この豊かな森は江戸時代には伏見城の建材としても使われたそうです
妙な緊張感を与える橋だよねこれね。
北山村。
はぁ〜。
昭和40年代まで林業で栄えた北山村
今では人口600人ほどでお年寄りが多く暮らしています
村を歩いていたら珍しいものが目に飛び込んで来ました
山の斜面に置かれたこの箱の正体は何なんでしょう?
あっいろんな場所に?
(田岡さん)ええいろんな場所に。
巣箱って一体何の巣箱でしょうか?
うわっもう近くじゃないですか。
はいもう…。
えっ大丈夫なんですか?ええもう少し行きましょうか。
えっホントに?
え〜すごいことになってます
田岡さんが置いていたのはニホンミツバチの巣箱でした
そこのハチはどうかな?これはすごいよ。
これがニホンミツバチいってね。
箱には巣分かれした野生のニホンミツバチが巣を作っていました
中に蜜がたまり過ぎて箱に入れないハチが外にあふれています
うわ〜!いっぱいいる!これが…。
ちょっと待ってくださいえ〜。
どこに追い出すんですかこれ?
田岡さんはいきなりハンマーで巣箱を叩き始めました
驚いたハチが右往左往して外へ出て行きます
ホントに見事にみんな外へ出て来ますね。
実はこのニホンミツバチ今では貴重品
生息地が減り里山でもほとんど見掛けられない日本古来のハチなんです
ハチが目の前に来ると怖い…。
昔砂糖が手に入らなかった時代ニホンミツバチの蜜が頼りでした
あっ!わ〜気持ちええです…。
森のさまざまな花の蜜が一緒に蓄えられるので百花蜜と呼ばれます
巣を半分に減らしたことで外にいたハチも活発に蜜をためてくれるそうです
これも山で暮らす知恵なんですね
ニホンミツバチと飛び地の謎は関係あるんだろうか?
キレイに蓋してるのね。
今ではめったに手に入らないニホンミツバチの蜜
森の恵みがいっぱい詰まっています
つまんでここはいよ。
ツヤツヤしてます。
いただきます。
ん〜フフフ…。
濃いでしょ?これは濃厚ですね。
う〜ん。
明日まで置いたらねキレイに垂れる。
あっ自然に落ちて…。
ええ自然に落ちるんですよこれは急いでも無理なんですね。
でこうやって垂らしてね。
やっぱり命懸けにとったものは違いますね。
はい命懸けでね。
フフフ…。
次は昔ながらの山仕事で飛び地の謎を探ってみましょう
山に入るならこれ!
…と突然モノレールに乗せられました
うわ〜すごい。
え〜ウソでしょ?これ。
怖っ!
モノレールにしがみついて垂直のような斜面を上ります
植林された杉は間伐の手入れが行き届いていて立派な美林です
この木を今から向こうのほうへ倒すのね。
はい。
そうですか。
高校では林業科を卒業した僕
ぜひやってみろということで木を切ることに
実はチェーンソーも使ったことがあるんです
木を倒すコツは倒す側に正確な切り込みを入れることです
(矢口さん)もうちょっとこっち切る?
ダメ出しです
切り込みを入れる方向がずれていました
他の木にぶつからないように細心の注意を払います
行く…行くね。
行くねうわすげぇ。
(矢口さん)こっちに…逃げて。
すげぇわ〜すげぇ。
やった〜!
どの木にもぶつかりませんでした!
切っちゃった〜。
素晴らしいですね初めて切って…。
僕も山に帰れ…。
才能あります。
休みの日はじゃあ来れたら来るよ。
いや〜貴重な体験をありがとうございました。
かつて北山村では切った木は川を使って海まで運んでなりわいを立てていました
丸太で組んだ筏で海へ下る
何だか飛び地の理由がにおいますね
その筏で下る技が観光筏として受け継がれています
こんにちはどうもどうも。
(山本さん)こんにちは。
筏大っきいんですね思ったより。
全長が約30m。
30m。
安定してますね。
そうですね。
重さが7tぐらいあるんで結構安定してます。
…といわれてますね。
1本で?はい。
あ〜軽くはないですね。
あっデカい。
右に振ったり左に振ったり。
今では北山村の観光の目玉になっている筏下り
観光バスが来るほどの人気です
いってらっしゃい。
筏下りなんて初体験です
さぁどうなるか?出発です
どんな感じだろう?
出発早々最初の難関
あっ冷たい!結構冷たいわ。
うわ〜!うわ〜!お〜!
筏師は巧みに櫂や舵棒を使って激流を下って行きます
うわ〜すごい岩の景色がいいですねここ。
渓谷美を堪能するのもつかの間さらなる難関が待ち受けています
え〜?下るんですか?これで。
下りますよ。
へぇ〜。
ウソ〜?
一番の難所が落差2.5mの上滝です
あ〜あ〜あ〜。
ア〜〜ッハッハッハアッハッハッハッハ!うわ〜!いや〜!
筏下りはまさに格闘技
筏師の体を張った舵取りで岩場と衝突せずに激流を見事に抜けて行きます
うわ〜怖い怖い…!お〜!
丸太を傷つけずに下流に運んだ筏師の技が今も生きています
右に大きくカーブする時は筏を右すれすれに寄せて行きます
うお〜〜!お〜!すごい。
あんなギリギリで当たらないの。
1時間20分の筏下り
堪能しました
北山村だけなぜ和歌山県から離れた場所にあるんだろうと思って。
明治の合併の時にいろんな…和歌山県三重県奈良県…というふうな形になったんですけどその時に…。
筏で下った材木は海沿いの町新宮に集められました
ですからもともと新宮と北山村は経済的に強い結び付きがあったんです
新宮市が和歌山県になるということで北山村も和歌山県でありたいということで。
でも貴重な存在の村なんで…。
このままあってほしいですね。
はい。
やっと北山村が飛び地になった謎が解けました
北山村では昔ながらのお盆の祭りを迎えます
地上から21mの柱松
実は…
どうやってこれに火を付けるのか?
興味津々です
ちょうど今ちょっともうぼんやりとしか見えてないんですけど。
結構遠い気がしますね。
この…。
松の木の芯になった辺りですね油がのってるんですね。
燃えやすいんですね。
燃えやすいです。
ここをこう持ってこう上げるわけですね。
ただこう…。
はいそうですそうです。
たいまつは針金で縛られバラバラにならないようにしてあります
投げる時手を離すタイミングが難しそうです
入れ!うわ〜。
アハハハ…うわ〜。
おら〜!
柱松は先祖を送る盆行事
高い所に火をともして先祖を無事に送り無病息災を祈ります
おっおっ!入った〜!・入った〜!・
(拍手)
たいまつを籠に投げ入れて花火に着火すると祭りは最高潮
(花火が打ち上がる音)お〜。
(花火が打ち上がる音)おっおっお!
先祖は空へ帰って行きます
今回はハラハラドキドキの連続でしたが思いがけない出会いもありました
地図で見つけた所に旅へ出る
いいとこあるよ!
2014/09/28(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 田中要次「熊野で秘境体験!」和歌山県那智勝浦町〜北山村[字]
「知らない街を歩いてみたい♪」の主題歌で有名な、歴史ある旅番組。旅人を通じて、『人・景色・食』など、訪れた土地の魅力を紹介する。
詳細情報
出演者
【旅人】
田中要次
番組内容
俳優の田中要次が、痛快アドベンチャーと絶品を求めて、和歌山県の秘境“北山村”を目指して旅する。
生マグロの水揚げ量日本一の那智勝浦では、贅沢マグロ尽くしを食する。
世界遺産“那智の大滝”をとりまく神聖な滝で、滝行に挑戦。また神聖な滝の水で作ったかき氷も頂く。
日本唯一の“飛び地”北山村では、貴重なニホンミツバチの収穫を体験。本物のいかだを使った急流下りにも挑戦し、飛び地の謎にも迫っていく。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
おしらせ
10月より関東地区の放送時間が、毎週日曜あさ6時30分からになります。
取材地
和歌山県
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
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