シリーズ世界遺産100「リトミシュル城〜チェコ〜」 2014.09.28

(テーマ音楽)
(鹿賀丈史)壮麗なるルネサンスの城がチェコにあります。
この城から国民的な作曲家が誕生しました。
チェコ中部の町リトミシュル。
人1万の小さな町ですが中世から交易の要衝として発展しました。
当時の町並みが今もそのまま残る美しい町です。
その美しさを象徴するのが…。
16世紀に建てられたルネサンス様式の貴族の館です。
イタリアで生まれたルネサンス。
その最先端のスタイルや技術を中央ヨーロッパの貴族たちは積極的に取り入れました。
「グラフィーコ」と呼ばれる漆喰装飾が外壁のすべてに施されています。
その絵柄の数は8,000。
草花や果実想像上の動物などすべてが異なった絵です。
ルネサンスは中世の宗教的な束縛から解き放たれた新しくて自由な芸術でした。
創造性豊かなルネサンスは城の回廊もつの美に仕上げました。
アーチ状の柱が並ぶ「アーケード式」と呼ばれる建築様式です。
これほど見事に当時の姿を残している例は本場イタリアでも数少ないと言います。
貴族ペルンシュタインです。
イタリアから建築家を招いて城を建てました。
ペルンシュタインは時代に敏感でルネサンスに傾倒していました。
中世の暗黒から解放された自由で創造的な精神にあこがれていたのです。
城の中にはもうつ貴重な文化財があります。
18世紀末に造られたバロック様式の劇場です。
当時の姿のまま残っているのはヨーロッパでも5つしかありません。
1830年ここで神童と呼ばれた6歳の男の子がピアノの演奏会を開きました。
スメタナです。
チェコを代表する作曲家です。
リトミシュル城の敷地内にあるビールの醸造所。
スメタナはここで産まれました。
醸造所の所長だった父親は息子に音楽の英才教育を施します。
その才能を開花させたスメタナはやがてチェコ民族の個性を全面に押し出した曲を次々と書き上げます。
名曲「ブルタバ」です。
チェコを象徴するブルタバ川に祖国への思いを重ねたこの曲は人々の胸を打ちました。
当時チェコはオーストリア帝国の圧制の下にありました。
スメタナの曲は民族の誇りを喚起させ独立運動を高める大きな力となったのです。
チェコの国民的作曲家スメタナを生んだ城。
そこには自由で創造的な精神があふれていました。
2014/09/28(日) 04:25〜04:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「リトミシュル城〜チェコ〜」[字]

スメタナを生んだ城 ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲

詳細情報
番組内容
スメタナを生んだ城 ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】鹿賀丈史
音楽
【テーマ音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

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