見えた!放送1か月以上前の収録で私の予知能力を発揮してみました。
どうですか?当たってますか?な〜んて!ごめんなさい。
ただのあてずっぽうです。
もし当たっていたとしても超能力じゃありません。
でも超能力あったらいいですよね。
手を触れずに物を動かし目に見えないものを知覚する。
100年以上の議論と実験。
今何がどこまで分かっているのか?アメリカ超能力部隊の極秘研究とは?2回シリーズで超能力の実態に迫る第1弾。
うわぁ!超能力者たちが起こす奇跡はどう解明されてきたのか?
(鐘の音)人類には未知の力が存在するのか否か。
この議論が盛んになったのは19世紀後半以降イギリスロンドン。
物質の重さをなくす事で物や自らを浮かび上がらせる…霊の形を実体化させる…「霊媒」と名乗る人々が発揮する不思議な現象について未知の力だと認める者トリックとして疑う者など賛否両論が飛び交った。
やがてこうした動きは日本にも上陸。
最初に大きな話題となったのが九州熊本の「千里眼婦人」…千里眼とは透視能力。
御船は封筒や箱の中にある紙に書かれた文字を手に持つだけで言い当てる事ができた。
更に翌年には四国で頭にイメージした映像を写真乾板に映し出す念写の長尾郁子が現れた。
この常識を超えた現象に対し東京や京都の帝国大学の学者たちが検証実験に挑んだのだ。
しかし御船は透視する際に後ろを向き手元が学者から見えないようにしてしまう事が多く…。
一方長尾の念写実験は自宅で行われ写真乾板を箱に入れるところから始まるのだが…。
長尾は実験を始める前になぜかその箱を別の部屋に置くように指示。
誰も近づかないよう求めるなど不審な行動が多かった。
見えない所でトリックを仕込んでいるのではないか?多くの学者は疑うが本人が力を発揮するにはこの段取りが必要と訴えれば従わざるをえない。
この様子に世間は千里眼は手品だと断定。
しかしトリックの確実な証拠が見つかったわけでもなく謎が残る幕切れであった。
半世紀の後科学技術が発達した時代。
1970年代以降超能力を巡る環境は大きく変わる。
テレビでの超能力番組の登場だ。
例えばスプーン曲げ。
スプーンを持った手の様子はテレビカメラの前で隠される事なく最後まで映し出される。
体の中の状態を外から見るだけで言い当てる…分かりました。
あなたが抱えているのは心臓の病気ですね。
行方不明の人の居所を突き止める超能力捜査では解決の経過が克明に紹介される。
大きな木が見えます。
被害者はその近くの家にいるはずです。
そう思われがちなのだが…。
実際に超能力番組の収録に立ち会った経験を持つSF作家の山本弘さんに話を聞いてみた。
山本さんが関心を持ったのは透視能力を持つという少女が人の体の中の状態を次々に言い当てる番組だった。
その女の子の出てる番組をテレビで見てますと百発百中で当たってるんですよ。
要するに…僕はテレビで見て「うわぁすごいな」と。
「この子こそ本物かもしれないな」とか思いましてテレビ局からお呼びがかかったんで出かけていって実際実験に立ち会ったんですよ。
ところが番組の収録に参加してみると少女が相手の体の状態を指摘する様子は放送されたものよりもはるかに時間がかかっていたという。
そのディレクターさんから教えられたのが…要するに彼女は人間の体内のその人の悪いところだけをピタリと言ってるんじゃなくて上の方から順番に…いわゆる「コールド・リーディング」というやつで相手の反応を見てると正解だと分かっちゃう。
「コールド・リーディング」とは何気ない会話をしながら相手の表情やしぐさなどの反応を観察し…それ自体は優れた技術だが決して超能力などではない。
かつて超能力の代名詞だったスプーン曲げ。
これも別の方法で再現できると語るのは…僕は超能力は使わないです。
科学的に再現するだけなので。
例えばこのフォークもこすったりしないわけですよ。
手をかざすだけですね。
かざすと少しずつ形が変わってくるんです。
先端の部分なんですけど。
あ!う…浮いてきてる。
こうすると徐々に形が変わって元のフォークと比べてあげるとどれぐらい曲がってたかが…。
わあ!ほんとだ。
分かりやすいですね。
更に強く曲げるのであれば壁を押すようなイメージなんですがこのまま…。
おお…ああ〜!ゆっくり曲げてあげると…。
お〜すごい!おお〜!このまま90度ぐらいまで。
触ってもらうと硬さはでもそのままなんですよ。
熱くもないですし。
あとは例えばですけど僕スプーンじゃなくてフォークを使う理由がここにあってこのまま振ると…。
おお!全部曲がりましたね。
開いてきます。
実はこのスプーン曲げとかあとフォーク曲げっていうのは3つポイントがあるんですよ。
1つ目は金属の性質を理解してどこが曲がりやすいのかって事を知ってる必要があるわけですよね。
例えばこのフォークだったら何となく直感的にこういう分厚い部分幅が広い部分は難しそうだけど細い所は楽そうだなとか。
2つ目は筋肉の効率のいい使い方です。
そうすると僅かな力でもこういう強烈な変化を与える事ができる。
でも今フォークは触ってなかったと。
手をかざしただけで曲がるはずがないと。
それが3つ目の大きなポイントで錯覚です。
ええ!?人はすごく錯覚しやすい生き物なんですよ。
僕はその錯覚をあるいは超能力を演じる人たちっていうのはそれを利用して相手の頭の中に超能力を作ってるだけにすぎない。
更にスプーンに触れなくても…。
グラグラしてるように見えるんですよね。
ほんとに軟らかくなるとここから…。
おっ!アハハハ!わあ!?きれいに折れてるというか…。
今一切触れてなくて折れたように見えたと思うんですけど実際は触れてます。
触れてるし折れるように十分合理的な理由というか証拠があるんですよ。
DaiGoさんが言うにはあくまで物理と心理学を使ったテクニック。
でももしこれを超能力だとして見せられたら私たち素人は信じてしまいそうです。
あのねテレビに出てる超能力者に関してはほとんど信用できないです。
立ち会ってる人たちがどれだけ監視してるか要するに超能力者がインチキを使ってる場合目が行き届いていないといくらでもトリックなんて使えちゃいますから。
科学の専門の世界で超能力を巡る衝撃的な発表が行われた。
権威あるとされる科学雑誌「ネイチャー」が超能力実験についての論文を掲載したのだ。
内容はアメリカスタンフォード研究所が行った透視実験について。
被験者はユリ・ゲラー。
当時スプーン曲げによって世界的に話題を巻き起こしているさなかだった。
実験者がイラストを描くとゲラーがそのイメージを読み取り絵に表す。
第三者が両方の絵を照らし合わせると偶然とは思えないほど一致したという。
ついに科学界が超能力を認めたのかと話題になったが実は「ネイチャー」編集部は掲載にあたって次のような見解も載せていた。
つまり今回の実験はトリックや不正を防ぐには不十分であり掲載されたからといって…科学者たちの超能力者研究は更に続く。
1995年アメリカ政府が極秘の超能力研究を行っていた事を示す報告書が発表された。
過去20年アメリカ軍を中心に見込みがある者を集め透視能力を軍事利用するための研究実験をしていたというのだ。
特定の個人を捜す実験も行いました。
例えばリビアのカダフィー大佐。
彼の移動先を私たちはアメリカから遠隔透視して突き止めました。
その結果爆弾も落とす事ができた。
そう聞いています。
ある遠隔透視者は核兵器の類いを全て感知できました。
核に関わるものは緑色に光って見えたのです。
一般に「スターゲイト計画」と呼ばれるこのプロジェクトが始まったのは1970年代アメリカとソ連が東西冷戦の緊張状態にあるさなか。
スパイが入り込めない…実験の中心人物は旧ソ連領の軍事施設を遠隔透視した時の事をこう語る。
1時間余りをかけて施設の配置図を明らかにしました。
施設の一番の特徴は強大なクレーンです。
建物の上にあり移動用の車輪が人の倍もある巨大なものでした。
これは施設の全体図です。
実物と一致しました。
建物の上に確かにクレーンがあります。
こうした20年にわたる研究実験をCIAの依頼で第三者機関が調査したのがこの報告書だ。
しかしその評価は超能力が実在する証明には程遠いものだった。
つまり遠隔透視の実験結果がどこまで正確で軍事利用に有効か…したがってこれ以上国の予算をつぎ込む必要はない。
そう判断されスターゲイト計画は終了した。
特別な超能力者たちの実験研究。
それはトリックを完全に防ぐための「厳密性」と実験結果が本当に超能力を示しているかを判定する「客観性」で常に壁にぶつかってきた。
しかしこうした困難の先に科学者たちは人類の未知の力を検証するための別の可能性を見いだそうとしたのである。
特別な超能力者のスーパーパワーを確かめようとした試みは客観的な検証が難しいという事で科学的に認めにくいようです。
そうした試行錯誤の後に超能力研究がたどりついたのは…次回はそんな方向へと変わっていった超能力研究の最前線に迫ります。
お楽しみに!2014/09/27(土) 22:30〜22:50
NHK総合1・神戸
幻解!超常ファイル「超能力は実在するのか?(1)“超能力者”の謎に迫る」[字]
超能力の謎・2回シリーズの第1回。世間をにぎわせた超能力者の力に迫る。明治日本“千里眼”騒動の行方は?アメリカ軍極秘実験の結論は?「○○が認めた実力」は本当?
詳細情報
番組内容
物質を触れずに動かし、肉眼では見えないものを透視する、未知の力・超能力。今、何がどこまでわかっているのかを紹介する2回シリーズ。第1回は、“超能力者”の不思議な力が、どのように研究・解明されてきたかに迫る。明治時代、日本で議論の的となった「千里眼」実験とは?テレビに登場する奇跡の力、その舞台裏は?アメリカ軍が行った極秘実験の結論は?世間で噂の「○○が認めた実力」は本当?【ナビゲーター】栗山千明
出演者
【ゲスト】メンタリスト…DaiGo,【司会】栗山千明,【語り】中田譲治
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
アニメ/特撮 – その他
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