(コナン)
三毛猫大尉の飼い主をめぐる騒動の末本当の飼い主とわかった益子さんのもとに大尉を訪ねていくと…
(大尉)ニャ〜!
(隣の住人)あれ?なんだこの猫。
おじさん!どうかしたの!?
(隣の住人)あっいやこの猫ケガしてるわけでもなさそうなのに足に血が…。
《ってことはまさか益子さん…》《まさか…》
秋風さわやか夏バテ飛ばして粋でいなせな推理ショウ!
探偵団と密室トリック!カワイイ三毛猫の秘密とは!?
たった1つの真実見抜く見た目は子供頭脳は大人その名は名探偵コナン!
益子さ〜ん!?大丈夫なら返事して!益子さ〜ん!!
(管理人)ボボウヤただ寝てるだけかもしれないよ?ドアロックも掛かってるし。
でもお隣さんは変な音聞いたんだよね?あああ。
何かがぶつかるような大きな音が…。
それに益子さんの飼い猫の足に血がついてる。
中で何かあったんだよ!灰原救急車呼んでくれ。
(灰原)わかった!オメーら糸とか持ってねぇか!?
(光彦・元太・歩美)えっ!?あとテープとか針金とか。
(歩美)毛糸ならあるよ!
(元太)俺もバンソウコウなら。
(光彦)クリップありました。
でもこんな物で何をするんですか?このドアロックを開けるんだよ!まずはドアロックのU字型のバーに糸を結んで結び目がバーの先端にくるようにバンソウコウで固定する。
その糸をクリップに通してクリップをドアの内側に固定すれば…準備OK。
後はドアを閉めて一気に糸を引っ張れば…。
あ〜開いた!お隣さんの部屋ってどこ?そそこだけど…。
《じゃあ隣に一番近い…入って左!》おおいコナン!?《奥の部屋か!》ハッ!
(佐藤)事故ね。
(高木)ええ。
(佐藤)ベッドの上にイスを立てて蛍光灯を取り替えようとしバランスを崩してサイドテーブルにゴツン。
私もたまにやるけどベッドの上って安定しなくて危ないのよね。
(高木)そんなことやらないで下さいよ!佐藤さんのベッドのマットレス高級品でフカフカなんですから!なんで知ってるんですか?佐藤刑事のベッドのこと。
寝たことあんのかよ?あいや…。
歩美も佐藤刑事ん家にお泊りした〜い!そんなヨタバナよりどうなの?この部屋の家主の容態。
あああ。
手術は済んだんだけど意識不明の重体らしいよ。
まあ意識が戻ったら感謝してくれるわよ。
ドアロックをすぐに開けてくれたコナン君のお陰で助かったんだから!いやその前に…。
意識が戻ったら教えてくれると思うよ。
誰が自分を襲ったかってことをね。
お襲ったって…。
ここれって事故じゃないのかい?だってイスが掛け布団の上にのってるよ!ベッドの上にイスを立てるなら布団ぐらいめくると思わない?それにホラ益子さんスリッパの片方履いたままだよ!ベッドやイスの上に乗るならスリッパ脱ぐんじゃないかなぁ?そそうね…。
それにさ〜床で割れてるのが取り替えようと外した古い蛍光灯だと思うけど端っこが全然黒ずんでないよ?まるで新品みたいにね。
ということは益子さんをこの寝室で突き飛ばして重傷を負わせた誰かが事故に見せかけるために細工をしたのね。
隣の住人が不審な音を聞いてこのマンションの管理人が来るまで1時間近くかかったそうだからトリックを仕掛ける時間は十分にあったでしょうしね。
ししかし…玄関の鍵は合い鍵が1つしかないそうで2つともリビングの棚に置いてありましたしそれに玄関のドアロックはどうやって…。
そんなのもう解けちゃってるわよね?コナン君!ドアロック外から外せたんだから掛けるぐらい…。
あいやそこまではまだ…。
(元太)おい見ろよ!誰か映ってるぞ!
(歩美)ホントだ〜!
(高木)ちょっと君たち!何を勝手に!インターホンです!ここのインターホン1階のエントランスで呼び鈴鳴らした人の映像が録画されるようになっていて。
映ってるわよ。
私たちが来る前の1時間の間に3人も。
音声も録音されててちゃんと自分で名前も言ってたから住所録と照らし合わせればどこの誰だかわかるんじゃない?2人でちちくり合ってる暇なんてないわよ!
(佐藤)もぉ!高木君が余計なこと言うから。
(高木)すすいません…。
《テーブルの上に包装紙と古めのキャリーバッグ。
本当にあの三毛猫を誰かにプレゼントしようとしてたんだ》《包装紙にテープと折り目がついてて所々破れた跡があるってことは包んであったのを誰かが一回開けたのか?》《ん?テープやハサミはあるのにそばのゴミ箱も空だしなんでないんだ?アレが…》わりとすぐに見つかったわね。
インターホンに映ってた3人。
ええ。
でも被害者の部屋に招き入れられたのは最初に来た1人だけで2人目は玄関口で対応され3人目は玄関の扉の前で呼び鈴を鳴らしても返事がなかったから帰ったと言ってますから3人とも怪しいですよね。
(佐藤)そうね。
1人目の来客中に2人目が来た場合を考えると2人目の客が帰った後でなら1人目にも犯行は可能だから…。
そういえば君たちがエントランスのインターホンを鳴らした時は益子さんは?そんなもん鳴らさなかったぞ!鳴らそうと思ったけどちょうど外出する住人がいたから扉が開いた隙に入ったのよ。
急に行って驚かそうと思ってさ!アポはとってありましたし。
部屋番号も聞いてたしね。
そそっか…。
(露口)ええ…確かに今日益子さんとお会いしてリビングで紅茶をご馳走になりましたよ。
レコードの1曲分だから…10分ぐらいいたかしら。
レコード?ええ…私ビンテージもののジャズのレコードをコレクションしてて益子さんが私の探してたレコードを見つけてくれたっていうから受け取りに来たついでに1曲聴かせてもらったの。
あなたが来てる間に呼び鈴は鳴りましたか?さあ…ヘッドホンで聴いてましたので。
あ悪いけどちょっとトイレ借りていいかしら?ええかまいませんよ。
それじゃあ…。
ニャ?シッシッ!
(水を流す音)ちょっとボウヤ!どうして使い終わったら明かりを消さないの?すいません!あっ私無駄遣いを許せなくてつい…オホホホッ。
(麻生)さっきも言ったように玄関口でお話しただけなので部屋の中には入ってません。
アポなしでしたし。
なんかお客様がいらっしゃったみたいで。
益子さんにはなんの用で?実は私…益子社長の会社をクビになってそれで社長に最後の挨拶をと。
(佐藤)まさか文句を言いに来たわけ?いえその逆です!クビになったのは私の大ポカが原因ですしそれに社長には新しい仕事先を世話して頂いたのでそのお礼もかねて。
(大尉)ニャー。
ん?あらかわいい猫ちゃん。
抱かせてくれる?うん!かわいい!大ちゃんシッポ振って喜んでる!あらホント。
ニャー。
お姉さんは猫とか飼ってないの?ええ親が動物嫌いだから。
私は好きなんだけどね…。
(漆屋)何度も言わせないでくれ。
確かに私は玄関までは来たがこの呼び鈴を何度押しても彼が応答しなかったからあきらめて帰ったんだよ!じゃあどうやってマンションの中に?1階のエントランスのインターホンを押した時は開けてくれたんだよ!無言だったから開けたのが彼かどうかはわからんがな。
(高木)益子さんとはどういうご関係で?彼とは大学時代からの付き合いだよ。
同じ年にデビューした作家仲間だし。
まあ彼の小説はさっぱり売れずに早々に諦めてしまったようだが。
かく言う私も売れたのは最初だけで…。
今思えば鞍替えした彼の方が正解だったかもしれんな。
それでここへは?小説のアイディアを2人で練りに。
煮詰まった時には前からよく付き合ってくれたからな。
(大尉)ニャー。
んっ…。
その猫をよそにやってくれ。
うっとうしい。
おじさん猫嫌いなの?ああ。
今朝も近所の野良猫に引っかかれて。
バンソウコウならここにあるぞ。
あっ…。
ニャ。
心配無用だ!もう手当ては済んでるよ。
(元太)ありがとう。
(漆屋)まあこの猫が例の小説よろしく名探偵なら話は別だがね。
う〜んインターホンを鳴らしたのは露口さん麻生さん漆屋さんの順で合っているんですが隣の住人が不審な音を聞いた時間があやふやで1人に絞れませんねぇ。
やっぱり益子さんの意識が戻るのを待つしかなさそうね。
いいえそれを待つまでもなさそうよ。
え?ほら…。
ん?はっ!
(歩美)《イタズラっ子の顔だ!!》
(目暮)それで?隣の住人が不審な音を聞いた頃被害者の家にやって来たというのはあの3人かね?ええ…。
しかしなあ…。
玄関の扉は鍵もドアロックも掛かっていたんだろ?本当に事件なのかね?あはい…現場の状況が事故じゃないとココナン君が…。
でそのコナン君は部屋の中かね?いえ何か買い物があると言って…。
ただいま〜!
(佐藤)コナン君!何を買ってきたの?益子さんの部屋からなくなってた物だよ!なくなってた物?それはこれだよ!ラッピング用のリボン!リボンを結んだら余った端をハサミで切って長さをそろえるからゴミ箱にリボンの切れ端がなかったってことはハサミは用意してたのにたまたま長さがピッタリだったんじゃないかな?中身は使い古したキャリーバッグだしテープもあったからお店じゃなく益子さんが自分で包んだ物だろうしね。
ししかし…一体それがなんだって言うんだね?寝ボケてるの?現場から消えたってことは犯人が何かに使ったに決まってるじゃない!ね寝ボケ…?たとえば部屋を密室にして事故に見せかけるため…とかね。
とにかく実験してみよ!本当に出来るかどうか!まずはドアロックを掛ける方法!ドアロックとドアの隙間にリボンを引っ掛けるように通してリボンの両端を持ったまま外に出てドアを閉める…。
あとはリボンの両端を引っ張るだけ。
いいぞ光彦!
(探偵団バッジ:光彦の声)了解!引っ張ってください!オウ!
(目暮・高木・佐藤)か掛かった!次は鍵を掛ける方法。
ドアを開けてドアロックが掛かっているのを確かめた後リボンを引き抜いてリボンの真ん中に結び目を作る!結び目作りました。
その結び目が引っ掛かるように鍵のつまみの隙間にリボンを通して…。
リボンの端を外に出してドアを閉め…。
外からリボンを斜め上に引っ張れば。
すすごい…。
本当にリボンで鍵が…。
ん?だがドアロックの時と違ってリボンが引き抜けないんじゃ?おい!力いっぱい引っ張れよ!あああ…。
でもドアは閉まってますから結び目が引っ掛かって…。
おかしいなぁ。
うまく行くはずだったのに…。
う〜ん。
《しょせん子供の浅知恵か…》あなたたちがここに入った時こんなリボンはなかったのよね?ええ…。
何もなかったよ。
じゃあこのリボンで鍵を掛ける方法は無理だね。
うん…リボンが残っちゃうもん。
誰かが部屋の内側からこのリボンを引き抜いてどこかに持ってってくれたらいいのにな〜。
え?誰かがって中には被害者だけで。
今も意識不明なんだぞ?《しゃ〜ね〜な…》ほらあっちよ。
がんばって!そのままリボン動かしててくれ。
オウ。
ん?ニャ〜。
ニャ?ニャ。
あっ!ね猫が…。
くわえて持ってった!!追え!ははい。
本棚の裏側?ニャッ。
ここがこの猫の宝の隠し場所か…。
ん?あありました!!さっきのリボンとは別のもう1本のリボンが!!結び目も付いてますし間違いありませんね!うむ…。
問題は誰がそのリボンでトリックを仕掛けたのかね。
猫に詳しい人物の犯行だとは思いますけど…。
(目暮)ああ…その猫がリボンを持って行くだけじゃなくどこかに隠すことを知っているほどにな。
じゃあもしかして眼鏡をかけたお姉さんかも…。
大ちゃんお姉さんにだっこされてシッポ振ってたから!いや犬と違って猫がシッポを振るのは嫌がってる時。
それを知らなかった麻生さんは猫に詳しくないんじゃないか?じゃあ大ちゃんは飼い主を傷つけた悪い人間だから嫌がってた。
だったら自分から抱かせてなんて言わねぇよ!ひっかかれるかもって思うだろうし…。
でも残る2人はやけに節電を気にしていた露口さんと元太君がポケットから落とした物を拾ってくれた漆屋さんだけど。
どっちも癖というか思わず出ちゃう行動よね?ええ…。
でもさ〜あの時元太バンソウコウやハンカチやペットボトルのフタを落としたのに…。
拾ってくれたのってペットボトルのフタだけだったよね?そういえばそうだけど…でもなんで?んじゃ試してみる?ほらっ。
ニャ。
そっか!このコはペットボトルのフタも大好きなのね!なるほど…猫がそれをくわえて宝物の隠し場所に持って行ってしまったら…。
トリックに使ったリボンが見つかってしまうと恐れた訳か…。
まあ現場にあった物を使った突発的な犯行のようですし…。
手袋をしてなかったのならそのリボンから指紋が出るでしょうしね。
よ〜し漆屋さんに再度事情聴取だ!ねえ?どこであの小説家が怪しいと思ったの?やっぱり大ちゃんがあの人にシッポを立ててたからかしら?あれはうれしい時や甘えてる時の親しい人にしか見せない仕草だから。
まあそれもあるけど1階のインターホンを鳴らしたら誰かが扉を開けてくれたって言った時点で犯人だとにらんでたよ。
え?もしも開けたのが犯人ならその時はまだ部屋の中。
これから玄関口でトリックを使って密室を作らなきゃいけないのに誰かを部屋の前に呼び寄せるなんて考えられねぇからな。
いかにも…彼を突き飛ばして大ケガを負わせたのは私です。
しかしあんなトリックをよくとっさに…。
昔そういうミステリーを書いたことがあったので…。
実は今日彼に金をせびりに来たんです。
本当は明日会う約束だったんですけど…。
今朝彼が電話でいい贈り物を用意したと言うので。
いてもたってもいられなくて今日来てしまったというわけですよ。
でも渡されたのは慌てて包んだような包み紙の中に入った使い古したペットのキャリーバッグ!しかも入っていたのはあの三毛猫ですよ!?その上今日はまだ渡せないとかもったいぶってニヤニヤしてるし。
そもそもあの猫は私が拾ってきた野良猫だというのに…。
じゃあ最初はおじさんが飼ってたの?ああ…仔猫の頃半年ぐらいだけ。
彼の嫁さんがペットロスしてしょげてたから譲ったんだよ。
まあ譲って正解だったよ。
その後小説がぱったり売れなくなって猫の世話をしてる場合じゃなくなったから…。
代わりに彼の会社は右肩上がりだったようだがな…。
なのに彼はそんな私にあんな野良猫を押しつけようとしたんだ。
そう…私が解いたリボンをくわえて寝室に駆け込んだあの猫を抱えながら彼はこう言ったよ。
(益子)この猫がいれば大丈夫!元々君の猫なんだから…。
君の方が飼い主に相応しいよでも大ちゃんはすごい猫なんだよ!三毛猫の雄は希少種でめったに生まれなくて…。
すっげ〜高ぇんだぞ!!ええっ!?でも益子さんがおじさんに猫を返そうとしたのはお金のためじゃなくあの猫が幸運を呼ぶ招き猫だったからじゃないかな。
(歩美)よかったね!大ちゃんの飼い主のおじさん退院したんでしょ?
(光彦)ええ…後遺症もないそうです。
んであの猫どうなったんだ?結局ポアロの梓さんが飼うことになったらしいぜ。
・ミャ〜!・あれ?大ちゃん?ウソ…また野良猫さんになっちゃったの?でもなんかちっちゃくねぇか?柄はそっくりですけど。
(舎川の孫娘)ほら!帰るよムギ!ミャー!
(舎川の孫娘)もぉ〜おば〜ちゃん。
キャリーバッグのフタ開けちゃダメじゃない!
(舎川)ごめんね窮屈そうだったから…。
あのおばあさん確か…。
《めでたしめでたしってか?》2014/09/27(土) 18:00〜18:30
読売テレビ1
名探偵コナン「招き三毛猫の事件(後編)」[字][デ]
頭から血を流して倒れている益子が発見され、佐藤刑事は蛍光灯を取り替えようとして転倒した事故と判断。だがコナンは何者かが事故に見せかけ、偽装工作した事件と推理。
詳細情報
声の出演
江戸川コナン:高山みなみ
吉田歩美:岩居由希子
小嶋元太:高木渉
円谷光彦:大谷育江
灰原哀:林原めぐみほか
番組内容
コナンたちは大尉に会いに行き、寝室で頭から血を流して倒れている益子を発見。部屋はドアの鍵、ロックもかかっている密室状態。佐藤刑事、高木刑事は現場の状況から蛍光灯を取り替えようとして転倒した事故と判断。だが、コナンは突き飛ばして重傷を負わせた、事故に見せかける偽装工作をしたと推理する。この後、スナックママの露口、元社員の麻生、小説家の漆屋が部屋を訪ねていた事が判明する…。
制作
【原作】
青山剛昌(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
【監督】
山本泰一郎
【キャラクターデザイン】
須藤昌朋
【音楽】
大野克夫
【制作】
ytv
トムス・エンタテインメント
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/conan/
音楽
【オープニング曲】
「Greed」KNOCKOUTMONKEY
【エンディング曲】
「無敵なHEART」倉木麻衣
おしらせ
【ytvアニメ情報】
http://www.conan−movie.jp/
金田一少年の事件簿R★土曜夕方5:30
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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