ニュース 2014.09.27

3時になりました。
御嶽山噴火関連のニュースをお伝えいたします。
きょう昼前、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火し、気象庁は火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを、入山規制を示すレベル3に引き上げました。
その後も噴煙は上がり続けていて、気象庁は警戒を呼びかけています。
長野県の木曽消防署によりますと、午後2時半現在で、御嶽山で重傷者が1人、ほかにも7人がけがをして、それぞれ近くの山小屋で待機しているということです。
さらに長野県警察本部に入った連絡によりますと、山頂付近で3人が、灰や噴石に巻き込まれ、身動きが取れなくなっているという情報があるということです。
地面をはうように迫ってくる巨大な煙のかたまり。
御嶽山の山頂付近にいた登山者が、噴火直後の様子を撮影したと見られる映像です。
やばいね、これ。
下がる?もっと。
避難小屋ってどこにある?
避難小屋、どこ?
あそこだ、行こう。
行こう。
インターネットの動画投稿サイトに投稿されたこの映像では、複数の登山者が逃げる様子が映っています。
そしてその後、煙に包まれ、画面全体が暗くなりました。
何かがぱらぱらと降ってきているような音も聞こえます。
そして40分ほど前の映像です。
現在、午後2時20分です。
岐阜県下呂市側から撮影しています。
御嶽山までは17キロの地点です。
正午過ぎにヘリコプターが御嶽山の上空に来たときよりも、それから2時間たっていますが、明らかに噴煙の量は増えています。
岩が飛んでいるのも見えます。
大きな岩が、煙と共に高く噴き上がっているのも確認できます。
7合目にある山荘の人は次のように話しています。
雷かなと思うような、どんどんという音がね。
ごろごろっていうか、どんどんっていうか、そういう音が4、5回して、急に暗くなって、それで、硫黄の臭いがしまして。
あっ、これはちょっと噴火したのかなっていう感じがしました。
さらに画面中央に今、見えますでしょうか。
そして先ほど入ってきた映像です。
あっ、人の姿が見えます。
ちょうど画面中央に、人が歩いているのが見えます。
赤い服を着た、登山客でしょうか、人が歩いているのが確認できました。
手前の2階建ての建物に入っていきました。
さらに画面中央に、もう1人の姿が確認できます。
気象庁は、今回の噴火について会見を開きました。
本日9月27日に発生しました、御嶽山の噴火について、ご説明させていただきます。
御嶽山噴火警戒レベルを3、入山規制に引き上げてございます。
長野県、岐阜県の県境にございます、御嶽山では、本日27日の11時53分に、噴火が発生しました。
山頂付近の状況については、視界不良のため不明ですが、中部地方整備局が設置しました、たきこしのカメラにより、南側に噴煙が流れ下り、3キロメートルを超えたことを観測しております。
気象庁では、本日12時36分に、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1から3に引き上げてございます。
また、13時35分に降灰の予報も発表してございます。
噴火が発生したのは、平成19年の3月下旬、これはごく小規模な噴火でございましたが、それ以来になってございます。
御嶽山で噴火警戒レベルを3に引き上げたのは、平成20年3月に、噴火警戒レベルを導入して以降、初めてになります。
山頂火口から4キロメートルの程度の範囲では、噴火に伴う大きな噴石の飛散等に警戒していただきたいと思います。
対象の市町村としましては、そこに書いてございますように、長野県側では、王滝村、木曽町、岐阜県側では高山市、下呂市を対象の範囲としてございます。
警戒事項につきましては、火口から4キロメートル程度の範囲では、大きな噴石の飛散等に警戒してください。
風上側では、火山灰だけではなく、小さな噴石、火山れきという場合もございますが、それが遠方まで風に流されるおそれがあるため、注意してください。
爆発的噴火に伴う大きな噴石によって、窓ガラスが割れるなどのおそれがあるので注意してください。
今後ともまた噴火が発生する可能性がございます。
そこで4キロの範囲の中では、大きな噴石等に警戒していただきたいと思っております。
気象庁によりますと、午前11時53分ごろ、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火し、噴煙は山頂の火口から南側の斜面に、3キロ余り流れ下っているのが、監視カメラで確認されました。
気象庁は、午後0時36分に火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを平常の状態を示すレベル1から、入山規制を示すレベル3に引き上げました。
気象庁は、山頂の火口から4キロ程度の範囲では、噴石などに警戒が必要だとして、長野県の王滝村や木曽町、岐阜県の高山市と下呂市では、火口周辺の入山規制を行うなど、警戒するよう呼びかけています。
そしてけが人の情報が入っています。
長野県の木曽消防署によりますと、午後2時半現在で、御嶽山で重傷者が1人、ほかにも7人がけがをして、それぞれ近くの山小屋で待機しているということです。
さらに長野県警察本部に入った連絡によりますと、御嶽山の噴火で、山頂付近で、3人が灰や噴石に巻き込まれ、身動きが取れなくなっているという情報があるということです。
このため、消防の救急隊などが救助に向かっているということです。
また警察によりますと、山頂付近には、250人以上が取り残されていて、ほかにも複数のけが人の情報があるということです。
また警察によりますと、この噴火の影響で、御嶽山の9合目付近にいた人に、石が当たって、けがをしたということです。
けがの詳しい程度は分かっていません。
午後2時過ぎの段階で、御嶽山の山頂の山小屋に、100人程度が避難しているということで、警察では、機動隊の派遣の準備を始めているということです。
御嶽山の頂上付近にある山小屋の剣ヶ峰山荘にNHKが電話で取材したところ、電話に出た男性は、多くの人が山小屋に避難してきているが、何人かが山小屋の外で倒れている。
しかし、外に助けに行ける状況ではない。
屋根には飛んできた噴石で穴が開いている所もあると話していました。
また、9合目にある石室山荘の男性によりますと、午後2時現在、山荘のスタッフが付き添って、登山者153人を急いで下山させていますが、新たに47人が下山し始めているということです。
下山している人たちは、いずれも黒沢口と呼ばれる場所に向かっているということです。
山荘の男性の話では、頂上付近にはけが人が1人いて、山荘の関係者が付き添っているということです。
長野県立木曽病院では、医師や看護師など5人で作る災害派遣医療チーム、DMATを出動させ、けが人の救助に当たるということです。
御嶽山の噴火で、気象庁は、火山灰が降る可能性がある範囲を示す降灰予報を発表しました。
それによりますと、噴煙の高さは雲に遮られて不明だとしたうえで、火口からの高さが3000メートル程度だった場合、これから夕方にかけて、長野県の中部や南部、岐阜県の一部、それに、山梨県の一部などに火山灰が降る可能性があると予想しています。
続いて、地元の対応です。
御嶽山の噴火を受けて、長野県は午後1時20分、危機管理部長を本部長とする警戒対策本部を設置しました。
御嶽山のふもとにある長野県王滝村によりますと、午後1時過ぎ、山小屋から登山者の下山が開始されたという連絡を受けて、ふもとの田の原地区にマイクロバス4台を出して、救助に向かっているということです。
また午後2時半過ぎに登山者の安否を確認するための現地本部を、田の原地区に設置し、職員8人を派遣して、情報の収集を進めているということです。
さらに警察庁は午後1時20分に、災害対策室長をトップとする災害情報連絡室を設置し、現地の警察などと連絡を取り合って、情報収集や確認を進めています。
また御嶽山の山頂の山小屋には、100人程度が避難しているということで、警察では機動隊の派遣の準備を始めているということです。
ではここからは、社会部災害担当、加藤記者と共にお伝えいたします。
加藤さん、先ほど気象庁の会見がありましたけど、まずこのポイントをまとめてください。
まず御嶽山ですけれども、このちょうど岐阜県と長野県の県境に位置しています。
NHKのヘリコプターの映像等から確認しますかぎりでは、こちらの方向から剣ヶ峰の南の辺り、この辺りで噴火が見られたというふうに考えられます。
南の辺りから噴火が見られた?
先ほどの気象庁の会見でも、11時53分に噴火が発生したという話が、説明がありました。
その際に、噴煙が上がっただけではなくて、噴煙は一部南側の斜面を流れ下ったという情報もあります。
この現象、まだどういった現象だったのか、火砕流かどうなのかということについては不明だというふうに、先ほど記者会見では説明していました。
それからその会見の中で、噴火に先立ちまして、11時41分に火山性の微動が確認されたという説明もありました。
火山性の微動というのは、地下のマグマの動きに伴うものだというふうに、一般的に考えられていますけれども、その微動は今も続いていると。
NHKの先ほどのヘリコプターの映像等から確認するかぎりでも、今も噴煙を上げ続けているという状況ですので、今もこの現場では、火山の活動は今、活発に続いているということが言えるのではないかと思います。
そして、噴火からおよそ30分余りたった午後0時36分に、気象庁は火口周辺警報を発表して、周辺の4キロには立ち入らないようにということを、先ほど、情報として発表しています。
整理しますと、11時41分に微動があったと。
そして11時53分に噴火が確認されたということですね。
そして先ほどのカメラマンのリポートから、まだ噴煙が高く上がり続けているということがありましたが、こういった映像からどんなことが言えそうですか?
ご覧になって分かるように、まだ雲がだいぶかかっていますので、詳しい状況はよく分からないんですが、雲を一部突き破るようにして、噴煙が上がっているのが確認できるかと思います。
それから、噴煙の色が白または灰色、灰色に近い白だと思うんですけれども、勢いよく上がっていると思います。
ちょっと高さがはっきりと分かりませんが、山頂からかなり高い所まで行くと、噴煙が横に流されてますので、そこまで行ったところで、噴煙は1回、上昇をやめて、あとは風に流されている状況だと思います。
火口の山頂付近では、山小屋にも先ほど、火山灰が積もっている映像ありましたけれども、これだけ噴火が続いていますので、周辺では当然ながら、火山灰が降り続いているものというふうに考えていいかと思います。
今回、非常に突然の噴火だったという印象なんですけれども、これ、前兆はなかったんでしょうか。
気象庁の先ほどの会見でもありましたけれども、御嶽山では9月の10日ごろ、中旬ごろから、火山性の地震が増加していると。
1日で、多いときで80回ぐらい増加しているという情報がありました。
こういったものは、基本的に火山の活動に伴うものだということはいわれるんですけども、御嶽山では、過去にも地震が増加するというケースが何度もありまして、必ずしも明確に、じゃあ、今回、噴火を予測できるだけの変化だったかといわれたら、なかなか難しい状況だったかもしれませんね。
これから気をつけるべきこと、また今後の推移、なかなか難しいとは思うんですけれども、どんなことが言えそうですか?
火山の噴火というのは、今後の予想がなかなか非常に難しいというところがあります。
昭和54年にも規模の大きな噴火が起きているんですけれども、このときは噴火が続いたことがあります。
今後も火山活動に注意するということと、それから周辺には立ち入らないということを、念頭に置いていただきたいと思います。
社会部災害担当の加藤記者と共にお伝えいたしました。
お伝えしていますように、きょう昼前、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火し、気象庁は火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを入山規制を示すレベル3に引き上げました。
生字幕放送でお伝えします2014/09/27(土) 15:00〜15:15
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

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