(オープニングテーマ)
(カラスの鳴き声)
(猫の鳴き声)
(吉本雅人)で…塾をもう1つ増やされそうでさお前らと遊ぶ時間減っちゃうかもな…。
(木下ともお)へ〜っ…。
え…?
(吉田由伸)なあ今日の2組との試合作戦はどうする?う〜ん「ホームラン打つ」でいこうぜ。
サッカーにホームランはねえよ。
ハハ…。
(菊川みつお)ねえねえ例のコース考えてみたんだけど…。
あああしたのオリエンテーリングか。
とにかくポイント回って早くゴールすればいいんだろう。
なあみつおお前週に何日塾に行ってる?3日だよ。
へ〜っ実はオレ塾増やされそうでさ。
ふ〜ん。
なるべく無駄なく回れるようにコースつくったんだ。
この印がチェックポイント。
(葉山より子)チェックポイントで出される問題ってクイズとかもあるらしいのよ。
葉山が行ってる商店街の塾にオレも通わされそうでさまいってんだ。
ふ〜ん…。
(鎌倉景子)私クイズ超得意!ほんと?う〜ん…。
心の声
(吉本雅人)塾の事が不安であしたのオリエンテーリングどころじゃないや…。
オレがこんなに落ち込んでるのにともおたち冷てえな…。
(本田先生)いいですか「走らない荒らさない協力する」。
お昼御飯もきちんととるのよ。
それではここからは各班ごとに5分間隔で出発です。
まず最初の班…はいスタート!吉本早くしろよ!あ…ああ…。
みつお最初のチェックポイントまだか?
(みつお)もうちょっと先だね。
(鼻歌)あっ!
(根津ユキオ)うん?どうだ?調子は。
オレたちなんかもうチェックポイント2つ回ったぜ。
え!?このオリエンテーリングもオレたち2組が頂きだな。
次はこっちだ!ううう…!オレたちもちんたら歩いてないで走っていこうぜ!駄目だよ。
え〜っ。
走ったら体力使うだけだろう。
今のところ遅れてるわけじゃないし急がなくても大丈夫だよ。
山道走ってけがでもしたらそれこそ遠回りよ。
根津たち行っちまうじゃねえか!心の声
(吉本)言えねえ…。
実は既に足を捻挫してるなんて。
塾の事が気がかりでボーッとしていたのがいけなかった。
山道でならともかく家の前で捻挫したなんて口が裂けても言えねえよ。
ちぇっお前らほんとに根津たちに勝つ気あんのかよ。
先行って遊んでようぜ。
おう!吉本も行こうぜ!え…?ああ…いや歩いた方がいいって。
つまんね〜やつ!オレ一番!
(由伸)「おんぶして次のチェックポイントまで行け」?誰か1人が5人をおんぶして歩いていくって事か?ペアを3組作ってじゃんけんで決めよう。
よしみつおやろうぜ!
(ともおみつお)じゃんけんぽん!あ…。
(由伸)ほら吉本じゃ〜んけん…。
ま…待て!うん…?心の声
(吉本)よしのぶかよ…。
なあ葉山かケリ子ペアを組もうぜ。
嫌よスケベ!より子じゃんけん。
心の声
(吉本)このじゃんけん人生で一番負けてはいけない勝負だ。
しかたない…!心の声
(吉本)見えた!
(由伸吉本)じゃんけんぽん!よっしゃ〜!あっチェックポイントあったよ。
心の声
(吉本)ずっとこのままでもよかったんだけどな。
心の声
(吉本)何考えてんだうちの学校…。
よし行こうぜ!う…あっああ反対の脚でいけばいいのか。
心の声
(吉本)そんな単純な事に気付かないなんてどれだけ追い込まれてるんだオレ。
(みつお)今度は…これは楽勝ね!吉本もうケンケンしなくていいんだぜ。
え…あああ…。
心の声
(吉本)ずっとケンケンでもよかったんだけどな…。
(2人)ああっ!うん?お前らもそこの広場で昼飯か?オレたちは早くもポイント5つ回って余裕の休憩だ。
う〜っ。
休憩なしだ!先急ごうぜ。
(吉本)お…おい…。
弁当食べないのかよ。
え?フフフハハハ…!でさよしのぶ落ちてたヒモをミミズと間違えたんだ。
言うなよ恥ずかしいだろ。
(笑い声)
(吉本)ハハハ…。
ハァ…。
よし!弁当食い終わったし虫とりに行こうぜ吉本。
(吉本)ああいや…オレは休んでるよ。
う〜ん…じゃあオレたち行くぞ。
オレ一番!うわともおずるいぞ!おい。
あ…。
お前足どうかしたのか?えっ…。
な何だよ…。
朝団地でこけてたよな。
え…。
本部に戻って手当てしてもらえよ。
そんな大げさなけがじゃねえよ。
ふ〜ん…まあいいけど。
でもともおたちが察してくれるかもなんて思うなよ。
あいつらに期待するな。
心の声
(吉本)フン何言ってやがる。
オレがこの足の事気付いてもらいたいとでも…?吉本おっせ〜ぞ早くしろよ!心の声
(吉本)確かに根津の言うとおりともおたちが察してくれるなんて事はないか…。
うわっ!うん?吉本?な…何だよ…。
吉本もしかして…。
心の声
(吉本)ともお気付いてくれたのか…!別に気付いてほしかったわけじゃないけど…。
うんこしたいんだろ?え…。
オレ見張っててやるからそこでしちゃえよ。
駄目だよ吉本トイレでしなきゃ!そんなんじゃねえよ!いっくぜ〜!
(笑い声)心の声
(吉本)イテテテ…。
少し赤くなってるな…。
全く気付く気配なしか…。
う〜…う〜…。
なあ吉本何で葉っぱを赤く塗ってんだ?いや…何となく。
(景子)今度は虫のスケッチだって。
うっ…ハァ…。
お前の絵いやに腫れぼったいな。
そ…そうか?
(より子)「○○を埋めよ。
『千里の道も』」。
「捻挫から」だ!
(一同)うん?「人生山あり」。
「捻挫あり」だ!
(一同)うん?「捻挫も山のにぎわい」!
(一同)うん?だよな〜!そうそう!何それ?アハハハ…。
心の声
(吉本)なぜみんな気付かない…!いいや…別に気付いてほしいわけじゃないけど…。
大騒ぎするほどの捻挫でもないし…。
心の声
(吉本)何か違和感が…。
心の声
(吉本)そういえば今日ともおとケリ子が一度もけんかしてない…。
うわっ…!あっ!ちょっ…!あ…ああ…。
ヘヘ!ハァ…。
心の声
(吉本)ハァ…。
捻挫を気にして周りを見ていなかったけどあいつらがけんかしないのはこうして自然の中にいるからかもな…。
お互い心がおおらかになって相手の気持ちも理解し合えんのかな…。
ハァ…。
でもさ吉本穴埋めことわざ間違えすぎだよな。
スケッチも変な絵ばっかだし。
あれはねえよななあみつお。
ことわざは難しいのもあったしね。
(由伸)オレまだ腹減ってんだよな。
心の声
(吉本)でもオレの気持ちには誰も気付かないんだな。
そういえば…例の塾の話だけどなんか悩んでたよね。
え…ああ…。
塾なんか行かねえって親に言えよ。
お前と遊べなくなるの困るぜ。
でも塾行く事は悪い事じゃないわ。
私頭いいから習字以外習う必要ないってママが言ってた。
誰か弁当余ってない?無理やり行かされても身につかないよね。
初めは無理やりでもだんだんと…。
心の声
(吉本)今一番気付いてもらいたいのはその件じゃねえ…!母さんこれ買って!
(木下哲子)安くしてくれないかね。
(佐山真雪)ハァハァ…。
ちょっと待てよ姉ちゃん。
それオレのだろ。
(佐山真理)兄貴最近かぶってないからいいじゃん。
姉ちゃんのにおいつくから嫌なんだよ。
ちぇっ何よそれ。
兄貴のケチ!佐山君ちってどっちが上なんだ?お互い「姉ちゃん」「兄貴」って呼んでるよな。
双子だろ?双子でもどっちかが上だろ。
へ〜っそうなのか。
佐山お前宿題やってきた?おう。
見せて見せて。
しかし佐山が羨ましいよ。
何が?双子の姉ちゃんだよ。
宿題写させてもらってるんだろ。
そんなわけねえだろ。
え?じゃあこれお前がやったの…?じゃあいいや。
くっ…。
(6年1組の担任)こないだのテスト返すぞ。
(一同)え〜っ!心の声
(佐山真雪)双子が羨ましいだと…?双子で得した事なんて一度もない。
え〜と佐山って子はこのクラスかな?お〜い佐山!うん?おお君か。
君の描いた絵が市の展示会に出る事が決まってな。
わあすげ〜じゃん!それ多分オレじゃないです。
下の名前何です?え?あっ2組の佐山さんか〜!わあ〜!真理ちゃんすごいじゃん!ほんとほんとすごいね〜!うんすごいすごい!でもいろんな人に見られるのか〜。
フン。
(金子)うん?お前の姉貴リレーの学校代表に選ばれたんだってな。
らしいな。
(金子)頭も良くて絵もうまくてスポーツ万能か。
(真雪)オレ見てると信じられないか…?
(金子)うっ…いやぁ…。
(真雪)無理するなよ。
オレだってあいつと血がつながってる事を信じられねえんだから。
(真雪)お互い嫌な姉ちゃんを持つと苦労するよな。
佐山君とこどっちが上?姉ちゃんに決まってる。
でも向こうも「兄貴」って呼んでるじゃん。
何年か前から姉ちゃんが勝手にそう呼び始めたんだ。
正真正銘姉ちゃんが姉でオレが弟だ!
(佐山の母)真理ちゃんはお姉ちゃんでしょう。
今日は我慢してね。
いただきます。
大体双子なのに私がちょっと早く生まれただけでお姉ちゃんなんて納得いかない。
(佐山の母)ううん。
実はね生まれたのは真雪の方が先なんだよ。
(2人)え…?
(真理)じゃじゃあ何で…?
(佐山の母)「一姫二太郎」ってよく言うでしょう。
なんとなく姉弟がいいかなって。
「なんとなく」で私を姉にしたの?嫌よもう!私姉やめる。
真雪の事今日から「兄貴」って呼ぶからね!え…?出来がいい姉ちゃんから「兄貴」って呼ばれるんだぞ。
ほとんど嫌みだ。
スタートラインも素質も同じ2人がわずか12年でここまで差が開いちまった。
お前にオレのつらさが分かるか?うん。
うそつけ!「それより今はアイス」って顔だ。
こうやって無防備に机に放り出しておける点を取ってみてえ。
…ったく姉ちゃんいつも散らかしっぱなしで…。
何やってんだオレ。
心の声
(真雪)オレだって努力していないわけじゃないけど本当に双子なのか疑ってしまう事がある。
来週の校内マラソン大会は負けねえからな…。
ハッハッハッハッ…。
心の声
(真雪)絶対姉ちゃんに一矢報いてやる!アハハ…。
あっ!ちぇっ6年が使ってる。
(吉本)よそ行こう…。
うん…。
(金子)よ〜し同点のランナーが出た!イェ〜イ!あっ…佐山もう後がないんだ。
デッドボール狙いで。
ばか野郎!オレで決めてやる。
えっ…。
あ〜っ…。
ストライク。
ハァ…あんな絶好球を…もう駄目だ。
ハァ…。
あっ!タイムタイム!代打だ佐山に代わって佐山姉!うん?おい佐山姉は2組だろきたね〜ぞ!
(金子)双子なら同一人物みたいなもんだろ。
なあ頼むよ!頼む!おいちょっと待てよ…。
う〜ん…1回だけなら。
おい!
(歓声)
(金子)よっしゃ〜!逆転サヨナラだ。
ねえ兄貴悪かったって言ってるでしょう。
やめろよ。
もうオレの事「兄貴」って呼ぶな。
出来のいい姉と悪い弟それでいいじゃねえか。
兄貴は出来悪くないよ。
そう思い込んでるだけ。
(真雪)うそつけ。
成績は下の中。
そして見ろこのスイング。
分かったか?これがへなちょこスイングだ。
絶望的なまでの出来の悪さだ…。
(ドアが開く音)
(真雪)ただいま〜。
あれ?父さん今日早いね。
待ってたのよ。
(2人)うん?
(佐山の父)夕飯にしよう。
(真理)どうしたの?このごちそう。
(佐山の父)ああ実はな…。
(2人)子供ができた!?もうすぐ弟か妹ができるんだ。
お前らも母さんの事助けてくれよ。
オレ弟がいいな。
おいおいまだ早いよ。
なあ母さん?ほんと。
う…。
なあ姉ちゃん弟か妹ができるのうれしくないのかよ。
あんなにふてくされてたら母さんに悪いぜ。
もうすぐ私本当の姉になっちゃうのよ。
このまま兄貴をごまかし続けて本当の妹になろうと思ってたのに。
姉ちゃんは姉ちゃんだよ結局。
兄貴に私の気持ちが分かるわけ…。
いや双子なら私の気持ち分かってくれてもいいじゃない!ううっ…!やめろよ!分かれよ!分かるかよ!ハァハァハァハァ…。
(一同)ハァハァ…。
ハァ…。
ハァハァハァハァ…。
おつかれ!ハァハァ…。
姉ちゃんは…姉ちゃんはいるか?いや…まだだ!ハッ!くっ!心の声
(真雪)勝った!恐らく人生初勝利!いや…おかしい…。
姉ちゃんがこんなに遅いはずない。
まさか…。
おい佐山!うん…?姉ちゃん。
うん?兄貴。
どうしたの?戻ってきたの?あ…。
うっ…。
まあな…。
思い出した。
うん?昔からいつもオレ姉ちゃんの心配ばかりしていたっけな…。
なのに姉ちゃんはオレに構わずすくすく育って…。
オレが駄目なのはそのためだったのかな…。
(真理)兄貴は全然駄目じゃないって。
助けに来てくれるし。
少なくとも私より兄貴になる素質あるよ。
それ以外の勉強とかスポーツとかの素質は全部姉ちゃんにいったのか…。
今度生まれてくる弟か妹にも兄貴が兄貴って言い聞かせるから。
何だか言いくるめられてる気がするけど…。
もう好きにしろよ。
(エンディングテーマ)「団地ともお」お楽しみに!2014/09/27(土) 09:30〜09:55
NHK総合1・神戸
アニメ 団地ともお(62)「苦しい時には何を出すのかなともお」ほか[字]
苦しい時には何を出すのかなともお/双子ってどっちが上なんだともお
詳細情報
番組内容
▽「苦しい時には何を出すのかなともお」:通う塾を増やされそうなことに悩む吉本。みんなに分かってもらおうと話すが、反応はイマイチ。不安なまま翌日のオリエンテーリングに参加した吉本に、さらなる危機が!▽「双子ってどっちが上なんだともお」:お互いに『姉ちゃん』『兄貴』と呼び合う双子の佐山真雪と真理。運動も勉強も得意な真理から『兄貴』と呼ばれることが嫌な真雪。しかし、真理にも悩みがあった。
出演者
【声】三瓶由布子,坂本千夏,牧野由依,利根健太朗,田村睦心,武田華,生天目仁美,藤村歩,一杉佳澄,アサコ,矢野亜沙美,植竹香菜,能登麻美子,箭内仁,長克己,千葉繁,中村秀利,大塚芳忠
原作・脚本
【原作】小田扉,【脚本】山田隆司,田辺茂範
監督・演出
【監督】渡辺歩
音楽
【音楽】長谷川智樹
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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