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物流業界で人手不足 年度内に行動計画
12月1日 22時01分

貨物トラックなどの物流業界で荷動きが活発になったことなどで人手不足が大きな課題となるなか、国土交通省は若者の就業促進や物流の効率化に向けて具体的な行動計画を今年度中にまとめることになりました。

1日開かれた物流業界の人手不足対策を話し合う検討会には、国土交通省の担当者のほかにトラックや海運などの業界団体の代表が出席しました。
この中で国土交通省からは、景気の緩やかな回復に伴って荷動きが活発になっていることから運転手が不足していることや、トラック業界で働く人のうち30歳未満の割合はおよそ10%にとどまり、高齢化が進んでいることなどが報告されました。
そのうえで国土交通省は、人手不足を解消するために、女性が働きやすい職場環境の整備に向けた指針を作ることや、学生向けに物流業界でインターンシップを開くことなどを提言しました。
さらに、物流の効率化に向けて、トラックに代わり鉄道や船を活用することや、同じトラックで複数の企業の商品を載せて運ぶ共同配送を促進することが必要だとしています。
検討会では今後、人手不足対策について議論を進め、国土交通省はその指摘を踏まえて具体的な対策や数値目標を盛り込んだ行動計画を今年度中にまとめることにしています。

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