「1人の人間として素直に向き合う」―偉い人と話すときはどうすればいい? ホリエモンが徹底解説


 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。ここでホリエモンが、偉い人と話すときに緊張しない秘訣を語っています。

 目上の相手と接するときは、つい体がこわばってしまうもの。いつも堂々としているホリエモンにも、コミュニケーションが苦手な時期はあったそうです。一体、どのようにして緊張を克服したのでしょうか?

「コミュ障の克服には数を積むしかない!」

 「堀江貴文のQ&A vol.405〜偉い人に萎縮しない方法!?〜」で取り上げた質問は、「営業部に移動することが決まりました。友人と話すときは問題ないのですが、偉い人と話すと緊張しています。どうすれば良いでしょうか?」というもの。

 この質問にホリエモンは、「場数しかないよ。とにかく慣れること」と回答。ホリエモンも昔は、好みの女性と話すときには緊張したそうです。しかし、苦手意識を克服した今、教訓として挙げたのは「とにかく場数を積むことが大切」ということ。

1人の人間として素直に向き合っては?

 一方、話題のダイエット療法「吉川メソッド」発案者の吉川朋孝さんは、有名人とも多く接している自身の経験を基に、「自分は自分以上でも以下でもないので、嫌われることを恐れるな」とアドバイスします。まず相手に対して純粋に興味を持ち、そこから会話を始めるのが良いそうです。

 その上で相手の長所を褒めたり、気になる部分を質問したりすれば、気分がよくなってどんどん話をしてきてくれるとのこと。このような方法を実践できれば、偉い人が相手でも自然と会話が弾みそうですね。立場が違うからといって委縮したり自分を大きく見せたりはせず、1人の人間として素直に相手に向き合うのが最も大切なのかもしれません。

 「堀江貴文のQ&A vol.405〜偉い人に萎縮しない方法!?〜」では、ホリエモンと吉川朋孝さんがコミュニケーション能力の向上法を話します。コミュ障の克服法は人それぞれ。彼らのアドバイスから、自分に合った方法を取り入れたいですね。



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起業家と政治家、想いは同じ 交わることのない両者が日本の将来をめぐり激論


 ベンチャー企業が上場するニュースが話題となり、スタートアップバブルと言われる昨今だが、まだまだ日本は起業がしやすい環境とは言えない。そのような日本の起業環境の改善を目的に、スタートアップコミュニティ「creww」とGoogleが10月15日に共催したオープンディスカッション・イベントが「CHANGE: Startup meets Policy」だ。

 参加したのは実際に政策を考えている政治家と、活躍中の起業家たち。起業をしやすい環境を巡って、一体どのような議論がなされたのだろうか?

パネリスト

福田峰之氏 自民党衆議院議員
石井芳明氏 経済産業省経済産業政策局新規産業室新規事業調整官
伊地知天氏 Creww株式会社 Founder & CEO

モデレーター

東後澄人氏 freee株式会社 取締役

起業家、政治家がそれぞれの立場から意見を交わす


 今回のイベントの特徴は、パネリストだけでなく、総勢70名近くの起業家、政治家が議論を交わすオープンディスカッションだということ。参加者がそれぞれの立場や経験から発言した。

 例えば、起業家マインドを身に着けさせるために義務教育の段階から起業について教育すべきという起業家からの意見に、衆議院議員の福田氏は「本当に教育で起業家精神が身に付くの?」と疑問を呈す。

 福田氏も大学では起業に積極的なゼミに所属していたのだが、同期のほとんどは大企業に就職したという。こうした経験から、そもそも起業家マインドは教えたところで身に付かないと考えているそう。

 これに対しcrewwの伊地知氏は起業はエデュケーションよりラーニングだ」と話す。ノウハウを習うより、実際に起業家の姿勢を見るのが一番のマインド形成になるのだ。freeeの東後氏は、インターンシップ生を見ていると、そのすさまじい成長スピードにとにかく驚かされると言う。発言者のそれぞれに濃いバックグラウンドがあるため、一言一句に強い説得力がある。

政治家と起業家による大激論!


 政治家と起業家という立場の違いならではの激論もあった。「ビジネスに詳しいエンジェル投資家を増やすために、M&AなどのEXITを増やすべきでは?」という話題だ。

 最近ではDeNAがiemoを買収したように、新規事業を始める代わりにその分野に強いベンチャー企業を買収する手法が注目されている。とはいってもまだまだ大企業の腰は重く、政府はM&Aを円滑にする制度を検討中のようだ。

 しかし、「制度では現状は変わらないんじゃないか」と真っ向から反対する意見が飛び出す。制度は何のためにあるのか、新しい流れはどうやって生み出すのかを巡って、一時はマイクの受け渡しが間に合わないほどに。

 最後には、「ものを動かすなら、まずどこからなのかを改めて考えないと。起業家を動かすには、根本的には儲かるか面白いか。このどちらかを考えなければならない。政治家が闇雲にベンチャーを作っても、みんな不幸になるだけだよ」と福田氏。

 この激論に会場は騒然としながらも、どこか納得したような様子。これだけでも今日のイベントが有意義なものであったことが分かる。

討論から制度が変わるかも!?


 お互いの意見は双方に新しい視点となったようだ。中でも、日本にスタートアップビザ制度(有望な起業家に長期間の居住権を与える制度)を求める起業家からの意見には、経済産業省の石井氏が「政策のベースとして考えてみよう」と前向きな反応を示した。このイベントがきっかけで本当にスタートアップの環境が変わるかもしれない。

 普段はあまり関わりがない起業家と政治家だけに、意見がぶつかり合うことも多かった本イベント。しかし、こうして互いの違いを確認することが、これからの起業家支援政策のためには欠かせない一歩だったのではないだろうか?

「また10年後に、今ここに居るメンバーで話し合ってみたい。この場所から数年後には、何十億も売り上げる社長だって生まれているかもしれない」という福田氏の挨拶に大きな拍手が巻き起こり、「CHANGE: Startup meets Policy」は終了した。

 crewwのホームページでは、今回の議題について多くの人からの意見を募集している。興味がある人は、応募してみてはいかがだろうか。

年明けに第2回を開催するという話も出ているようだ。

イベント概要はこちら!



今回のテーマについてのご意見募集はこちら!



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「芸能人向けなことが強みだね」―AKBと話せるトークライブアプリ755の魅力をホリエモンが語る!


 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。その中でホリエモンが、自身も開発に携わったトークライブアプリ「755(ナナゴーゴー)」がヒットしている理由を語っています。

 755は、ホリエモンとサイバーエージェント社長の藤田晋さんが共同で立ち上げた、著名人の会話を覗けるトークライブアプリ。AKB48など750人近くの芸能人の会話を覗けるということで、話題を集めています。開発者のホリエモンから見た755のヒットの要因とは、いったい何なのでしょうか?

芸能人誘致にアメブロの担当者を起用!

 「堀江貴文のQ&A vol.404〜ユーザーを増やす!?〜」で取り上げた質問は、「最近755がすごく普及していますが、どのようにしてユーザーを集めたのでしょうか?」というもの。

 この質問にホリエモンは、「755はサイバーエージェントとの合弁会社なので、アメーバブログの芸能人担当だった人に芸能人を誘致してもらっている。他には、秋元康さんや見城徹さんにも協力してもらっているね」と回答。

 アメーバブログも755と同じく、多くの芸能人が参加したことで話題を集めたサービス。アメブロの担当者が多くの芸能人を誘ったことで芸能人の利用者が増え、それを目当てに一般ユーザーも増加したのです。

芸能人に優しいトークアプリ!?

 ホリエモンは、芸能人に755を継続して使ってもらえている理由は、755が芸能人に優しいアプリだからだと語ります。755は、芸能人がネットを使うときに一番のネックとなる炎上が発生しづらい仕組みになっているそうです。

 例えば、Twitterでは全てのユーザーが対等なため、芸能人と一般人が際限なく会話をすることで炎上が発生します。ところが、755では野次馬コメント(芸能人のコメントに対する一般人のコメント)にさらにコメントを返すことができません。芸能人と一般人がお互いにコメントを飛ばしあうことはできないので、芸能人も安心してコメントができるとホリエモンは話します。また、全てのコメントが監視されていることも芸能人の安心感を高めているそうです。

 「堀江貴文のQ&A vol.404〜ユーザーを増やす!?〜」では、ホリエモンが話題のアプリ755の強みを徹底解説。開発者本人による解説を聞くことで、ホリエモンがどういった意図で755をリリースしたのかも分かるかもしれません。


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KDDIの新ポータル構想「Syn.」が目指す世界は一体、何なのか? 仕掛け人・森岡康一氏が語る!


 11月18日〜19日に開催されたスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo 2014」。2日目のセッションには、KDDIの新ポータル構想「Syn.」の仕掛け人、森岡康一氏が登壇し、「Syn.」が目指す世界を語った。

アプリを検索してインストール出来ない人の方が圧倒的に多い

 「Syn.」が発表された時、ネットリテラシーの高い人達から「スマホのポータルサイトは必要ない」といった声が多く挙がった。しかし、森岡氏はこう語る。

 「PCには、問題解決の入り口となってくれるポータルサイトがあったが、スマートフォンにはそういった入り口がない。この会場にいる人は、自分でアプリを検索してインストールすることは当たり前のように出来るかもしれないが、日本全体を見るとそれを出来ない人の方が圧倒的に多い」

 「Syn.」のターゲットはスマホを初めて使うような人たちであり、彼らにインターネットサービスを届けるのが目的のようだ。また、森岡氏は「ポータルサイトを作る意識は全くない」と語り、あくまでも1つのインターネットサービスであることを強調した。

「中心のないポータル」=山手線


 また、「Syn.」が目指す「中心のないポータル」をいまいち理解できていない人も多いのではないだろうか? 森岡氏は、山手線を例に「中心のないポータル」の世界観を説明してくれた。

 「駅がたくさん点在している中、それを繋ぐものが今までなかった。今は、そこに線路を敷いた段階。また、必ず山手線を使ってくれと主張するものではなく、地下鉄やバス、タクシーなどを使ってもらっても構わない。ただ、山手線を使うと少し便利に感じるというもの。もっと言うと、最寄駅を便利にしようという感じ」

将来的にはオープン化していきたい

 話は「Syn.」の将来についてまで。現段階では、13のサービスが「Syn.」の構想に参画しているが、今後多くの人が知っている大手企業も参画してくるという。

 また森岡氏は、「将来的にはオープン化していきたいと思っていて、ユーザーがカテゴリの中から自分の好きなものをセッティングできるようになればいい」と語るなど、「Syn.」の今後の展開を少し伺わせた。

 ただし、きちんとステップを踏んで「Syn.」を進化させていくという。いきなり、ユーザーがカスタマイズできるようにするとネットリテラシーが高い人向けのサービスとなってしまうため、まずは単純な設計にして多くの人に「Syn.」を浸透させていくそうだ。

 年明けからは、DMP(データマネジメントプラットフォーム)に各サービスのデータを収集、蓄積し、コンテンツにフィードバックしていく。今後の「Syn.」の動きが非常に楽しみだ。



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