MatroxのAMD GPU搭載ビデオカード「C」シリーズが国内販売

　ジャパンマテリアル株式会社 グラフィックスソリューション部は、加Matrox製のAMD GPU搭載ビデオカード「C」シリーズを12月5日に発売する。価格はオープンプライス。

　店頭予想価格は、Mini DisplayPortを6基備えた「C680 PCIe x16/J」が11万円前後、Mini DisplayPortが4基でLowProfile対応の「C420 LP PCIe x16/J」が9万円前後の見込み。

　いずれも9月にMatroxが正式発表した製品。Matrox独自のWindows用デスクトップ管理ソフトウェア「PowerDesk」を搭載しており、複数のディスプレイをまたがってデスクトップを1つにする「Stretched」、複数のプロジェクタ投影時の重なりを消去する「Edge Overlap」、ディスプレイのベゼルを非表示に補正する「Bezel Management」などが利用可能。

　1ディスプレイあたりの最大解像度は、C680が4,096×2,160ドット@30Hz(6ディスプレイ)または4,096×2,160ドット@60Hz(3ディスプレイまで)、C420が2,560×1,600ドット。冷却機構は前者がファン付きヒートシンク、後者がパッシブヒートシンク。搭載メモリはGDDR5 2GB。

　C680では、2枚を専用のケーブルで接続し、全てのディスプレイのリフレッシュレートを同期させられるフレームロック機能を備える。