藤井裕介
2014年12月1日05時10分
韓国の金鍾徳(キムジョンドク)文化体育観光相は30日、2012年に長崎県対馬市で韓国の窃盗団に盗まれた2体の仏像の返還問題について、「司法の判断が終わっていない。司法の判断を尊重しなくてはならない」との考えを示した。また、韓国から日本に持ち出された文化財の返還を協議する機関の設置を、日本側に提案したことも明らかにした。横浜市で開かれた日中韓文化大臣会合後の記者会見で述べた。
仏像の1体については、「元の所有者」を主張する韓国の寺が、日本に渡った経緯が判明するまで韓国政府が日本に返さないよう求める仮処分申請をし、地元の裁判所が認めている。
昨年、当時の文化体育観光相が「日本に返さなければならない」との見解を示したが、金氏は「公式の見解ではない。司法の判断が終わっていない段階でそういった決定はできない」と話した。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
朝日新聞デジタルをフォローする
PR比べてお得!