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ミャンマーの民主化リーダー 憲法改正訴え
11月29日 23時56分

ミャンマーの民主化リーダー 憲法改正訴え
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ミャンマーで、アウン・サン・スー・チー氏と並ぶ民主化運動のリーダーのミン・コー・ナイン氏が初めて日本を訪れて大阪で講演し、3年前に民政に移管したあとも政府には軍の影響力が強く残っているとして、軍の優位を規定した憲法を改正する必要があると訴えました。

ミャンマーで民主化を訴える学生運動を率いたミン・コー・ナイン氏は1988年に起きた大規模な反政府デモを主導したとして軍事政権に20年近く政治犯として拘束されていましたが、民政移管したミャンマー政府によっておととし釈放されました。
ミン・コー・ナイン氏は、29日大阪で開かれた講演会で、現政権の民主化の取り組みについて「世界には民主化したとアピールしているが、依然として軍の支配は続いている」と述べ、軍の影響力が強く残っていると批判しました。そのうえで、議会の4分の1の議席を軍人に割り当てるなど、軍の優位を規定した憲法を改正する必要があると訴えました。
このあとの記者会見でミン・コー・ナイン氏は「憲法改正に向けた訴えは、アウン・サン・スー・チー氏とも協力して、進めていきたい」と述べ、来年の総選挙に向けて大きな争点となっている憲法改正の実現に向けて、スー・チー氏と連携していく考えを強調しました。

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