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シゴトがうまくいくヒントがありそう!人気のコノ人に「シゴト」について聞きました

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今イチバン聞きたいこの人のシゴトのコト

俳優 岡田将生 Masaki Okada

Masaki Okada

おかだまさき1989年8月15日生まれ、東京都出身。2007年に映画『天然コケッコー』、ドラマ『生徒諸君!』などで注目を集める。以後、映画『告白』『悪人』『アントキノイノチ』『潔く柔く』、ドラマ『大河ドラマ 平清盛』『リーガルハイ』など数々の話題作に出演。14年は映画『偉大なる、しゅららぼん』『オー!ファーザー』、ドラマ『ST赤と白の捜査ファイル』の出演。現在は初めての舞台となる、Bunkamura 25周年記念『皆既食 –Total Eclips–』に出演中。15年公開の映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(主演)では本格アクションにも挑戦!

腹をくくりました。
役者としての覚悟が少し芽生えてきた、のかな

最新作の映画『想いのこし』で金と女に目がないサイテー男を演じ、新境地を開拓した俳優・岡田将生。
主演作が相次ぐも、本人は浮かれることなく足元を見つめ「どんな役も自然体で、自分らしく演じたい」と語る。
そんな彼の表情には、かつてのあどけなさは薄れ、大人の役者としての自信や余裕がうかがえる――。

想いを伝えることの
大切さを込めて

今回出演させていただいた映画『想いのこし』は、3年ほど前に原作を読み、それ以来ずっと演じてみたい作品でした。だから出演が決まったときは本当にうれしかったですし、いつも以上に力が入りましたね。主人公・ガジロウは、お金と女性がすべてという軽薄でどうしようもないヤツなのですが、不思議とどこか憎めない。そんな彼が周りの人たちの「想い」に影響されて、徐々に人間らしさを取り戻していきます。

僕自身、これまで純粋で真っ直ぐな役柄が多かったので、初めてこういう役を演じてみて、新鮮で楽しかったです。また不器用な性格や、肝心なときに素直になれないところなど共感できる部分も多々ありました。映画の見どころのひとつであるポールダンスのシーンは、共演の広末涼子さんらと猛特訓。みんなで励まし合いながらアザだらけになって頑張ったので、ぜひ注目してみてください。ほかにもウエディングドレス姿になったり……(笑) 今回の現場は初めて経験することが多く、とても刺激的でした。この作品には、想いを伝えることの難しさや大切さが込められています。観てくださる皆さんにそんなメッセージが少しでも響いてくれたらうれしいですね。とにかく笑って、泣けて、観ていて気持ち良くなれる映画です。


一緒の現場にいる人たちへの
リスペクト

このところ主演のお話をいただく機会も増えて、とてもありがたいのですが、同時に作品を背負うプレッシャーも感じています。特に映画は、わざわざ劇場に足を運んでお金を払って観ていただくものですから、なおさら「良いものをつくらないと観てもらえない」と、責任感を覚えます。そういう意識が芽生えてきたのは最近です。今までは、考えすぎると押し潰されそうになるので、あえて逃げてきましたが、今は腹をくくる、というか、それなりの覚悟を持ってシゴトをさせていただいています。やはりたくさんの人に観ていただきたいと思うし、観ていただくからには作品を気にいってもらいたい。そのためには、まず自分自身がその作品と真正面から向き合わないといけませんよね。とにかく自分のできることを100%出し切る。ようやくそういうスタンスでシゴトができるようになってきました。それともうひとつ、自分の中で成長したなと思えることは、周りの人たちとの関係性です。共演者やスタッフの皆さんに対して、以前は一歩引いていた部分もあったのですが、最近は自分から積極的にコミュニケーションを取るようにしています。たとえば現場で監督と意見交換をしたり、作品を撮っている最中は、それに関わっている人とばかり飲みに行ったり。今一番大切にしたいもの――それは現場で一緒にシゴトをしているすべての人たちです。日常のコミュニケーションがあれば、お互い助け合えるし、やりやすくなりますから。最近は、以前一緒にシゴトをさせていただいた監督さんから、再び声をかけていただく機会も増えてきました。うれしいことですよね、少しは認めてもらえているのかな、って。これからも人との繋がりは何より大切にしていきたいです。


今の自分の等身大の役を
自然に演じたい

もともと人前に出るのが苦手な性格で、それは場数をこなしてもなかなか慣れません。今でも作品に入る最初はすごく緊張します。前日は眠れないし、クランクインの瞬間は緊張で手汗がすごいんですよ。でもデビューして8年が経過し、演じることの楽しさがわかるようになってもきました。演じている最中に「あっ!今、自分が思い描いていた演技ができた」と、手応えを感じる瞬間がある。そんな瞬間は、素直に気持ちがいいし、やりがいを感じます。

いつも最初に台本を読んだときに感じた、インスピレーションを大切にしているんです。必要以上に役づくりをせず、感じたままに、自然体で臨んでいます。一番良くないのは、嘘っぽくなることでしょうか。年齢相応の役柄、ってありますよね。もう高校生の役はできないかもしれないけれど、今の自分にしかできない役もある。ごくごく普通のサラリーマン役なども興味がありますし、経験したことのない職業や境遇の人間も演じてみたいですね。これまで将来の目標を具体的に持たないようにしてきました。それは基本的に今も変わりませんが、でもあえて未来の自分に何かを期待するならば、10年後も20年後も自分自身が納得できる芝居をしていたいですね。変に慣れたり、すれたりせず、謙虚に常に新しいことに挑戦し続けていてほしいと思います。

©2014「想いのこし」製作委員会
史上最低のダメ男・ガジロウが、 4人の最期の想いを届けるため動き出す 映画『想いのこし』 11月22日(土)全国ロードショー

この世に想いを残して去る者と残されて生きていく者の決して交差するはずのない「想い」。原作は全国の書店員や書評家が大絶賛する『彼女との上手な別れ方』。監督は映画『ROOKIES ‒卒業‒』『ツナグ』など感動作を次々と生み出す平川雄一朗。意表をついたストーリーを、笑って泣ける極上のエンターテインメントに昇華させた。公式HP➡www.omoinokoshi.com
■監督:平川雄一朗 ■出演:岡田将生、広末涼子

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