ラーメンスープの出汁は圧倒的に、歴史的に豚と鶏であり、鰹節、鯖節などの節系、貝などの魚貝も多く使われていますが、1000軒に1軒くらい、魚のあらから出汁を取るお店があります。
鯛料理真魚(まを)@新橋、昼は鯛ラーメン、夜は鯛ラーメンと鯛料理を提供されるお店です。
魚のあらといっても殆どが鯛ですので、「鯛ラーメン」「鯛出汁ラーメン」は同義、「あら出汁ラーメン」は鯛と鯛以外のあら出汁に豚ガラ出汁や鶏ガラ出汁を加えていることが多いです。
鯛ラーメンは有名店が限定メニューで提供することも良くありますが、レギュラーメニューで扱っているラーメン屋さんは都内ならばここと銀笹@銀座くらいでしょうか。
メニューは鯛出汁の一種類だけで、アレンジとして辛口、冷製、香る醤油鯛拉麺、味わい塩拉麺、麺の量を半分にしたハーフが用意されています。
店内はカウンター6席に4人掛けテーブル3卓、券売機は無く、口頭注文後会計となります。
ラーメン屋であり夜は飲める、のか、夜営業がメインだけどランチタイム営業もしているのか、どちらとも言えません。
というのは、開店当初から昼も夜も鯛ラーメンを販売されていますし、店主さんは和食職人ではなくイタリアンシェフ、夜営業のメニューは鯛づくしなんですけどね。
程なくして辛口鯛拉麺“真魚”(鯛飯付)900円が各テーブルに乗せられて運ばれてきました。
四川風と説明された辛めのスープ、先に鯛出汁の味わいが昇ってきて、続けて辛さ、辛さは唐辛子だけのようですが、かなり辛いです。
一般的には鯛出汁の旨味を昇らせる為に塩気を利かせるものですが、こうやってきましたか。
ここまで辛いと辛さに弱い人だと鯛出汁の旨味が分かりにくいかも知れませんが、私にとってはかなりいい感じでとても美味しい。
麺は浅草開化楼の細麺、バランスはちょっと足りないきがしますが、ゆっくり食べたらちょうどいい感じです。
トッピングはゆで卵、タケノコ、葱、鯛のムニエル、茹でホウレン草。
鯛飯は程よい塩気で炊きあげられていて、一口、二口、食べたところでスープを注ぎ入れておじや風にして頂きました。
卓上調味料に中国山椒が用意されていて、店員さんに勧められたので食べ終わる直前に振ってみましたが、これがまたいい。
いいけど辛さはさらに強くなるので、辛さに自身が無いと厳しいかも知れないですね。
塩味や醤油味も食べてみたいなぁ、ご馳走様でした。
中目黒の目黒川がイルミネーションで大変なことになっているらしい。
電車の中からもよく見える青い光、誰かが撮ってアップしてくれるだろうから、それで楽しむことにします。
同じぐるなびメシコレキュレーターのなゆさんがオープンに関与されたニクノヒ@中目黒(ホームページ)、プレオープンのレセプションにお誘いを受けましたので、参加してきました。
お誘いは直前だったので、幾つかの先約を断らなければならないコトになってしまいましたが、まあ、よくあることなので。
お店は11月29日(イイニクノヒ)にグランドオープンされるとのことで、気軽に楽しめる焼肉バルを提案していくとのこと。
相性を最重要視したワインを用意し、もちろん日本酒も、そしてビールは赤星、おお、飲み物メインで焼肉はつまみなのか。
店内壁側では二人の男性が焼き肉を焼いて振る舞っていましたが、片方はお店のプロデュースをされた坂井謙介さん、おお、テレビでしか見たことがない人が目の前にいるとびっくりして声が掛けられません。
大きなブロックを切り分けて淡々と焼かれていて、何度も何度も頂きに行ってしまいました。
シャンパーニュも用意されていましたが、先ずは生ビールで。
焼き肉屋の生ビールだからと何にも気にしないで飲みましたが、これがまた実に美味しい、なんでこんなに美味しいのかというと、ちゃんと管理されているから。
ハチノス、センマイなどのホルモンの刺し、コリコリという食感ではない柔らかい噛み応えです。
焼肉を食べていると奥の厨房からウリの料理が運ばれてきますが、写真を撮るより飲んだり食べたりするのが忙しくて中々。
肉巻きライス、って言うのかな、お寿司の握りを肉で巻いてあって、いっせいのせ、で写真を撮ったら、いっせいのせ、と全員で一気に食べてしまいました。
そして、彼女セレクトのインポートワイン、肉をそれなりの値段に抑えてあるのに、ワインを高くしたのでは、という配慮ではなく。
美味しい肉を美味しいワインで楽しむという、単純な理由。
飲み過ぎ必須、ですな。
その場で一緒になった人と瞬間的に仲良くなってしまう性格ですので、すぐに盛り上がってしまい。
こういう会は圧倒的に女性が多いけど、今夜は六対四くらいの割合、女性とも男性とも盛り上がってしまい。
盛り上がってしまって飲み食いよりもお喋りが忙しく、写真を撮っている余裕がありません。
気が付いたらサッポロビールの部長さんと意気投合してしまい、ローストビーフ(?)なのかヒレタタキか分かっていませんが、殆ど手を付けずに。
いやいやいい店を紹介して頂きました。
次回はプライベートで(っていつもプライベートでしょ)伺いたいと思います。