1. ボックス型計測器を使わずにLabVIEWを評価する場合
LabVIEW計測器ドライバファインダを使ってシミュレーション計測器ドライバをインストールします。
注:計測器ドライバファインダを使用するにはインターネットに接続できる環境が必要です。
- LabVIEWを起動します。
- 「ヘルプ」→「計測器ドライバを検索」 を選択し、計測器ドライバファインダを起動します。
- 「製造元」の項目で 「Simulation」を選択します。
- 「検索」をクリックします。
- 検索結果のウィンドウで、「Simulated FGen Instrument Driver(シミュレーションFGen計測器ドライバ)」を選択します。
- 「インストール」をクリックします。
- 「他のドライバをインストール」 を選択します。
- 検索結果のウィンドウで、「Simulated Scope Instrument Driver(シミュレーションスコープ計測器ドライバ)」を選択します。
- 「インストール」をクリックします。
2. 既存のボックス型計測器を使ってLabVIEWを評価する場合
LabVIEW計測器ドライバファインダを使って既存の計測器専用のドライバをインストールします。
計測器ドライバネットワーク(IDNet)のコミュニティでは、数多くのLabVIEW計測器ドライバが無償で提供されており、実質的にほぼすべての計測器に対応していると言えます。一貫性のあるドライバAPI(Application Programming Interface)を使用できるので、計測器ごとに異なる下位レベルのコマンドについて学ぶ必要はありません。LabVIEW計測器ドライバファインダを使えば、開発環境から直接、わずか数秒で、必要なドライバをインストールすることができます。
注:計測器ドライバファインダを使用するにはインターネットに接続できる環境が必要です。このセクションで示す画像は、ダウンロード可能な計測器ドライバの一例に対応したものです。実際には、お手持ちの計測器に対応するドライバを検索することが可能です。
- LabVIEWを起動します。
- 「ヘルプ」→「計測器ドライバを検索」 を選択し、計測器ドライバファインダを起動します。
- お手持ちの計測器の製造元を選択します。
- 型番など、検索用のキーワードを入力します。
注:計測器が接続されている場合には、「計測器をスキャン」を選択する方法も使用できます。
- 「検索」をクリックします。
- 検索結果のウィンドウで、お手持ちの計測器 を選択します。
- 「インストール」をクリックします。
- 追加で別の他社製計測器も使用する場合には、このインストールのプロセスを繰り返してください。
3. LabVIEW計測器ドライバファインダでは、お手持ちの計測器専用のドライバが見つからなかった場合
IDNetを使って、お手持ちの計測器専用のドライバをインストールします。
注:計測器ドライバファインダから入手できないドライバもあります。LabVIEW計測器ドライバファインダでドライバが見つからなかった場合、IDNetで検索してください。IDNetでもドライバが見つからなかった場合には、ドライバの開発をご依頼ください。このセクションで示す画像は、ダウンロード可能な計測器ドライバの一例に対応したものです。実際には、お手持ちの計測器に対応するドライバを検索することが可能です。
- ウェブブラウザを起動し、IDNet(http://ni.com/idnet)にアクセスします。
- お手持ちの計測器に関連するキーワード(メーカ名、型番)を入力するか、画面左側の絞り込み検索条件を使って、お手持ちの計測器専用のドライバを検索します。
- 検索結果の中からお手持ちの計測器名を選択してください。すると、「Instrument Driver Network」 のページに移動します。
- 「Go to Driver Page(ドライバのページに移動)」をクリックします。
- LabVIEWの最新バージョンに対応する「Download Driver Now(ドライバをダウンロード)」をクリックします。
- 選択した計測器ドライバを含むZIPファイル(ドライバのフォルダ)がダウンロードされます。
- ディスク上にダウンロードされたZIPファイルにアクセスします。
- ZIPファイルを解凍し、C:\Program Files\National Instruments\LabVIEW XXXX\instr.libにファイルを展開します。
- すでにLabVIEWを起動している場合には、いったん終了し、再起動してください。それにより、ドライバが関数パレットにインストールされます。