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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】松井稼 ビックリ2年契約 現状維持の年俸1億6000万円2014年11月30日 紙面から
不惑イヤーを迎えるベテランが異例の複数年契約を勝ち取った。国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留した楽天の松井稼頭央内野手(39)が29日、仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の年俸1億6000万円で2年契約を結んだ。 交渉後の会見に臨んだ松井稼の表情には、自然と笑みがこぼれた。「予想していなかった。本当にありがたい」。今季は規定打席をクリアし、日本球界に復帰した11年以降では自己最高となる打率2割9分1厘をマーク。10月に39歳を迎えたが、年齢を感じさせない存在感を示した。 球団側の評価が反映された契約だ。安部井チーム統括本部長は「彼は長打を打てる数少ない日本人野手。走塁面でも若手に負けていないし、まだまだ衰えていない。チームリーダーとしての人間性も含め、必要な選手ということ」と説明した。 今季は定位置の遊撃でスタートし、三塁、そして左翼とポジションを移した。この日の交渉では退路を断って「外野手登録」を志願。「外野手一本。覚悟を持って勝負させてください」と自らの決意を伝えた。 何歳になっても挑戦する姿勢を失うことはない。例年、自宅のある米ロサンゼルスで行う自主トレ。今年は初めて陽岱鋼(日本ハム)の申し出を受け12月に一緒に汗を流すことを快諾した。「僕は何でも聞きます。盗めるものは盗みたい」と貪欲だ。 来季の目標は明確。残り80本と迫った日本通算2000安打よりも、チームの巻き返しだ。「この仙台でもう一度、優勝したい。それをできるチームだと思っている」。『生涯楽天』を誓う主将は心機一転のシーズンを見据えた。 (井上学) (金額は推定) PR情報
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