日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


武田豊樹ら競輪祭出場へ 出場要件緩和で

 競輪関係3団体で構成する特別競輪部会が、G1第56回小倉競輪祭(11月21~24日)出場要件の最低出走本数を24から18に引き下げたことが4日、明らかになった。出走本数不足で競輪祭出場が危ぶまれていた武田豊樹、村上博幸ら、自粛組にとっては大きな前進となる。

 昨年12月、選手会脱会を表明、その後謝罪して選手会に復帰した武田ら23選手は制裁措置となる5月からの競走自粛(6~12カ月間)を受け入れた。一部の選手は嘆願書提出によって、制裁期間が短縮され8月からレースに復帰していた。それでも選考期間(3~8月)の出走本数に満たない選手がおり、ルール上、競輪祭出場は絶望視されていた。しかし、ファン、施行者から強豪選手の競輪祭出場を求める声があり、超法規的措置ともいえる最低出走本数が削減された。参加選手は今月下旬の選手選考委員会で正式に決定される。

 [2014年9月5日10時29分 紙面から]

PR情報






日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞