蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事
【芸能・社会】ジョニー大倉さん死去 肺がん闘病中に肺炎併発…62歳2014年11月28日 紙面から
ロックバンド「キャロル」の元メンバーで、俳優としても活躍したジョニー大倉(じょにー・おおくら、本名大倉洋一=おおくら・よういち)さんが19日午後5時56分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。62歳。川崎市出身。葬儀・告別式は非公表。喪主は長男賢一(けんいち)さん。後日お別れの会を開く予定。 「キャロル」でともに活動をしたロック歌手の矢沢永吉(65)は27日、「非常に残念。心からお悔やみ申し上げます」とのコメントを寄せた。 大倉さんは、矢沢らとともにリーゼントヘアに革ジャンのスタイルで4人組バンド「キャロル」を結成。ギターとボーカルを担当した。1972年のデビューから75年に解散するまで「ルイジアンナ」「ファンキー・モンキー・ベイビー」などを大ヒットさせた。その後、ソロシンガーなどで音楽活動を続けた。 キャロル解散は、矢沢との確執が引き金ともされる。大倉さんは、2004年に自叙伝「キャロル夜明け前」を出版した際に「矢沢永吉の栄光の全ては認めます。ただしキャロルに関しては言いたいことがある」などと語っていた。 一方、映画やテレビドラマでも個性派俳優として活躍。81年の「遠雷」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞に選ばれたほか、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」、柴田恭兵(63)と共演した「チ・ン・ピ・ラ」、北野武監督「3−4x10月」などの映画に出演した。 所属事務所によると、大倉さんは2013年5月下旬に肺に15個のがんが見つかり入院。医師から余命2週間の宣告を受けるが、抗がん剤治療でがんは2個に減少した。最大15センチあったがんは2センチまで縮小、14年4月13日に東京・銀座でステージに立ち、復帰した。 しかし、8月上旬に容体が悪化し再入院。9月6日のバースデーライブではステージに立つことがかなわず「自分には、まだやりたいことがあります」とビデオメッセージをファンに送った。 10月中旬、併発していた肺炎が悪化。11月19日午後に容体が急変し、帰らぬ人となった。 賢一さんは「父ジョニー大倉は『もう一度ステージに立ってみなさんの前で歌いたい』と最期まで希望を捨てず頑張ってまいりましたが、残念ながら願いかなわず、力尽きました。今まで支えてくださった多くのファンの皆さま、関係者の皆さまに、父に代わって厚く御礼申し上げます」としている。 ◆親交があった歌手・俳優のミッキー・カーチス(76) 「キャロルのメンバーが一人欠けてしまったのは非常に残念。最後に会ったのが昨年の銀座でのライブだったが、今までのライブで一番良かったので、ジョニーにそう伝えたら喜んでいた。まじめで頑張り屋で自分のことが大好きな、チャーミングなやつだったよ。ご冥福をお祈りします」 ◆編集者・ライターの内田正樹さん 「ニューミュージック全盛時に、メジャーシーンに出てきた最初のロックンロールバンドがキャロル。ジョニー大倉さんは主に作詞でバンドに貢献し、代表曲『ルイジアンナ』『ファンキー・モンキー・ベイビー』誕生に大きな役割を果たした。晩年にライブを開くなど精力的に活動され、キャロルで出てきたときのスタイルを生涯守り続けた」 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|