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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【ゴルフ】孔明、2打差3位浮上 勝って賞金王決める2014年11月29日 紙面から
◇カシオ・ワールドオープン<第2日>▽28日、高知県芸西村、Kochi黒潮CC(7315ヤード、パー72)▽晴れ、気温20・4度、風速1・4度▽賞金総額2億円、優勝4000万円▽108選手(うちアマ6人)▽観衆2576人 賞金ランク1位の小田孔明(36)が初の賞金王へ一歩前進。67で回って通算8アンダーに伸ばし、前日の13位タイから3位タイに急上昇した。約1700万円差で追う藤田寛之(45)=葛城GC=は予選通過ぎりぎりの60位タイに低迷しているだけに、差を広げるチャンスだ。片山晋呉(41)が64のコースレコードをマークし、通算10アンダーで単独首位に立った。 小田孔が悲願に向かってV圏に浮上した。「ショットはいいけどパットが相変わらず入らなかった」と言いながらも、2つのチップインが、首位と2打差への上昇を後押しした。 まずは3番435ヤードのパー4。ピンまで約140ヤードという状況から打ったピッチングウエッジでの第2打は「完璧と思ったのが戻ってきたのでイライラしていた」が、残り約10ヤードからサンドウエッジでの第3打がカップインしてバーディー。10番570ヤードのパー5では、ピンまで284ヤードの第2打を3番ウッドで花道へ運び、29ヤードをアプローチウエッジの転がしでカップイン、イーグル奪取となった。「チップインが2回もあったのでラッキーだった。同組の2人から『先輩、(グリーンに)乗らない方がいいじゃないですか』と言われて、そうかなと…」。したり顔で振り返った。 胃腸の調子が思わしくなく、おかゆ生活を続けていた。「食べないと力が出ない」と嘆いていたが、前夜はようやく普通の食事に戻した。焼き肉店へ行き、牛タンとサラダにおじやを食べた。ただ、「ちょっとおなかがびっくりしたんでしょうね」。朝は下痢状態で、4回くらいトイレに行ったというが、「それでまた腹が減った」。昼にはパンを食べた。完全復調とはならなかったものの、食べられるようになったことで状況は少しずつ好転し、初日よりも飛距離がアップした。 賞金王レースで小田孔を追う藤田がぎりぎりでの予選通過。「そこらへんを見ていると油断するので、人のことはどうでもいい。優勝してしまえばそれで終わりと思っている」。2008年と09年に連覇した得意の舞台で、夢をかなえる。 (櫛谷和夫) PR情報
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