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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
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【ゴルフ】彩香 飛ばして首位発進 ロングすべてバーディー2014年11月28日 紙面から
◇リコーカップ<第1日>▽27日、宮崎市・宮崎CC(6428ヤード、パー72)▽晴れ、気温18・4度、風速3・5メートル▽賞金総額1億円、優勝2500万円▽28選手(うちアマ1人)▽観衆2366人 ツアー屈指の飛距離を誇る渡辺彩香(21)=ユピテル=が7バーディー、1ボギーで、コースレコードにあと1打と迫る66をマーク。6アンダーで単独首位発進した。今年3月、第4戦でツアー初優勝を飾った思い出の宮崎で、今週は国内メジャー初Vに挑戦だ。1打差5アンダー2位にイ・ナリ(韓国)、4アンダー3位に香妻琴乃(22)=サマンサタバサ=が続き、大会史上初のアマチュア参戦を果たした勝みなみ(16)=鹿児島高1年=は2オーバー23位と出遅れた。 飛ばしている。4番358ヤード、ゆるやかな打ち上げのパー4。渡辺の放ったドライバーショットは、他のツアー上位選手の平均的な第2打地点をゆうに30ヤードは超えた。 「ピンまで残り80ヤード。サンドウェッジで3メートル弱につけてバーディーでした」。このほか4つのパー5をすべてバーディーに仕留めるなど、合計7バーディー。「トラブルになったのは15番ぐらい。ショットは安定してたし、2〜3メートルの微妙なパットが入ってくれた」。15番パー4ではティーショットを右の林へ曲げ、4オン1パットのボギーとしたが、66。65ならコースレコードだったと知らされても「まああと3日間、頑張ります」と落胆など見せなかった。 前週の最終日後半は、7バーディー29で回る好調ぶりだった。「シーズンラスト5試合ぐらいになってちょっとずついい感じになってきた」。2週前の伊藤園レディスに入る前には、石井明義コーチに見てもらいながらじっくり調整。ドライバーショットは「ちょっとインパクトでヘッドが下から入りすぎる。もう少し上から入れるように」、アイアンショットで「悪い時には頭が動く。絶対に頭の位置を動かすな」と、2つのアドバイスを受けたという。 これでショットの最終調整が完了。パッティングでも、部門別ランキング1位を走っていた「春先(4〜5月)の感じが戻ってきた。パターの芯で打ててます」と全開だ。 開催地・宮崎は今年3月アクサレディスで念願のツアー初優勝を飾った験のいい場所。今週も8カ月前と同じホテルに泊まり、同じ公園で体をほぐしている。「暖かいんで、チョ〜幸せ! あとツアー中は“禁肉”してるんですけど、試合が終わったらV副賞でいただいた宮崎牛の残りをおなかいっぱい食べたい」。初Vに始まり、全米女子オープン&全英リコー女子オープンと海外メジャーを経験。密度濃い充実した時間となったプロ3年目。その締めくくりに国内メジャー初制覇を目指す。 (月橋文美) PR情報
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