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【ゴルフ】遼 兄妹タッグで69 首位に3打差13位2014年11月28日 紙面から
◇カシオ・ワールドオープン<第1日>▽27日、高知県芸西村、Kochi黒潮CC(7315ヤード、パー72)▽晴れ、気温18・7度、風速1・7メートル▽賞金総額2億円、優勝4000万円▽108選手(うちアマ6人)▽観衆2426人 国内ツアー4連戦目の石川遼(23)=カシオ=が好発進した。5バーディー、2ボギーの3アンダー、69で回り、首位に3打差。前週に続いて妹の葉子さん(西武台千葉高3年)をキャディーに従え、今季2勝目を目指す。ツアー2勝の大学院生プロで、初の医学博士プロを目標にする横田真一(42)=サクセスプロ=ら3人が首位に立った。 兄妹タッグ2週目。兄は妹に試練を課した。前週はバッグを軽量タイプにしたが、27日はふだん使っているツアーバッグに替えた。2キロ以上重い。しかも、今週のコースは山あり谷ありで起伏が激しく、初日は夏を思わせるような暑さ。葉子さんは「(中身を)軽くしてくれているとは思いますが…」と言いながら、懸命に兄の後ろをついていった。 兄はスタートの10番を取り、18番パー5はイーグル逃しのバーディー。最終9番では300ヤードのドライバーショットから残り80ヤードを30センチにつけた。初日は出遅れることが多いが「今週は徐行運転ではなく、バーディーをガツガツ取っていこうかなと。スコアに不満はない。シャフトを軟らかくしたドライバーのタイミングが合うようになって、いい感じになってきた」と手応えを語った。 妹の仕事ぶりについては「本当に頑張ってくれている。ほかの選手やキャディーさんに迷惑をかけないだけで完璧」と言いつつ「前週から合わせて、やらかしそうになったのが2回。今日もグリーン上で一緒に回った岩田寛さんのラインを踏みそうになって、勘弁してほしいな、と」と証言。それでも、プレー後の練習場でも打席で構える兄にかいがいしくボール出しをする妹に「かなり重たそうなので」と、2日目は軽量バッグに戻してもいいと話した。 前週は松山英樹が優勝。その際、松山は用具使用契約先の主催大会だっただけに、絶対勝ちたかったと口にした。その晴れ姿を目の前で見た石川は「悔しくないわけがない」とライバル心を燃え上がらせた。今週は自身の所属先の主催大会。妹のサポートにも応えたい。モチベーションが高まる要因は、いくつもそろっている。 (大西洋和) PR情報
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