島康彦、中田絢子
2014年11月30日05時00分
秋篠宮さまは30日、49歳の誕生日を迎え、これに先立ち、お住まいの宮邸で紀子さま(48)とともに記者会見した。
来年、戦後70年となることについての質問に、幼少時より天皇、皇后両陛下から度々戦争の話を聞いてきたと紹介。長男悠仁(ひさひと)さま(8)らお子さま方も折々に両陛下から戦争について聞くことがあり「非常に大切な機会」と述べた。紀子さまも「戦争と慰霊について考える時間を大切にしていきたい」と話した。
来月成人を迎える次女佳子さま(19)については、「私とちょっと性格も似ているところがある」と打ち明け、以前は口論になると「かなり激しい口論、応酬になった」と振り返った。だが、年月がたつほどに「的を射たことを指摘してくれることが意外と多い」と気付いたといい、「娘に言われたことをある程度きちんと意識に留めておきたい」と笑顔で語った。
皇族方の外国公式訪問については、国賓として位置づけられる天皇陛下と異なり、目的があいまいになる可能性があると指摘。実際、訪問先で「目的は観光旅行ですか」と聞かれたエピソードを披露したうえで、外交関係を樹立した節目の記念行事といった「核になるものがあるべきではないか」との考えを示した。(島康彦、中田絢子)
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