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防衛省 水陸両用車導入を正式決定へ
11月30日 5時45分

防衛省 水陸両用車導入を正式決定へ
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防衛省は、離島防衛の強化のために新設される部隊に配備する予定の水陸両用車として、アメリカ海兵隊の主力装備で30年以上にわたって使われている「AAV7」を52両導入することを近く正式に決めることにしています。

防衛省は、沖縄県の尖閣諸島など南西地域の離島防衛を強化するため、長崎県佐世保市を中心に陸上自衛隊の「水陸機動団」を新設することにしており、この部隊などに今後5年間で水陸両用車を52両導入する計画です。
防衛省は、アメリカ海兵隊の主力装備である「AAV7」を試験的に購入するなどして、車種の選定を進めてきましたが、近く正式に「AAV7」の導入を決めることになりました。
「AAV7」は、全長およそ8メートル、重さは20トン余りで、ボートのように浅瀬を進み、そのまま上陸して戦闘を開始することができる機能をもっています。
防衛省は、この水陸両用車の導入によって、離島が侵攻された場合、速やかに上陸して奪回する能力を整備したいとしています。
「AAV7」はすでに30年以上使われ、アメリカ軍では新たな車両を開発すべきだという意見も出ていますが、防衛省の担当者は「離島防衛の強化は喫緊の課題で新たな開発を待っている余裕はない」と話しています。

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