【楽天】島内、200万円減の2800万円で更改「仕方ない」
2014年11月29日19時37分 スポーツ報知
楽天の島内宏明外野手(24)が29日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円減の2800万円でサインした。「ダウンしても仕方ないと思っていた」と、納得の表情で話した。
3年目の今季は、66試合に出場し、215打数52安打2本塁打18打点、打率2割4分2厘だった。昨年9月に左肩関節唇を損傷した影響で、開幕は2軍スタートと出遅れた。しかし8月に入ると、中堅のレギュラーにほぼ定着。「恐怖の9番打者」として優勝に貢献した昨年より成績は下がったが、大谷から今季1号を放つなど持ち前のパンチ力は見せた。「肩の状態を100%にして、来年はもっといい結果を残したい」と、飛躍を誓った。
今年は母校の石川・星稜高が、県大会決勝で0―8の9回に9得点でサヨナラ勝ちし、夏の甲子園出場を決めたミラクルが全国的に話題となった。明大も東京六大学野球秋のリーグ戦で2季ぶり37度目の優勝。「僕ももっといい姿を見せられるように頑張りたい。優勝して、笑ってオフを迎えたい」と島内。後輩たちに刺激を受けて巻き返す。