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選手会長村田、小さな命を救う「支援の輪が広がればいい」

2014年11月29日6時0分  スポーツ報知
  • 笑顔でラウンドする村田

    笑顔でラウンドする村田

 巨人・村田修一内野手(33)が、新生児医療の支援を目的としたチャリティーゴルフを開催することが28日、分かった。プレーごとに寄付金を募り、支援に充てていく。12月上旬、千葉県内のゴルフ場で行う予定だ。

 豪華メンバーで“小さな命”を救う。今季終了後、選手会長の一声で、同級生の杉内、久保、実松、加藤をはじめ、片岡、大竹、坂本、沢村ら14選手が集結。寄付金は「ホールインワンしたら」「ワンオンできなかったら」と細かく徴収。チーム内の親睦に終わらせず、新生児医療発展のために助力していく。「これだけの人数が集まる機会はなかなかない。体を動かすだけでなく、子供たちのためにもなれば」と村田は説明した。

 長男・閏哉(じゅんや)くん(8)が未熟児だったことがきっかけで、横浜(現DeNA)在籍時からNICU(新生児集中治療室)施設への寄付金支援や慰問を行ってきた。さらに、子供たちを球場に招待するなど積極的に支援している。「新生児医療の現状を、できるだけ多くの方々に知ってもらいたい。支援の輪が広がればいい」と選手会長は熱く語った。

 この日の納会ゴルフではスコア97で「ボールを打つのは向いていない」と嘆いたが、来季への準備も進めている。今季は打率2割5分6厘、21本塁打、68打点。来季に向けてキャッチボール、体幹トレ、素振りなどで始動している。

 「年齢的にも、もっと上を目指せる。進化しないといけない」。野球のため、小さな命を救うため―男・村田がオフもフルスイングを続ける。(小谷 真弥)

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