三年間花月ができなかった。
社中のトラブルで10人が何だかわからないが何の挨拶もなく来なくなった。
花月の日に私の具合が悪くなったからというが、
事実は違う。
たった一人の生徒さんと私のトラブル。
社中の跡取りを決めたことが反感を呼んだらしい。
これ以上書くのは辛く、
花月も家内も私もやれなかった。
明日は三年ぶりの花月だが、
生徒さんが集まらなくて私と家内が入ってする。
前にもあったが、久しぶりである。
帰って楽しみになったねと労わり合う。
どこでも代が代わると上級の生徒さんは離れる。
新しい人になじめないのと、
誘い合っていってしまう。
いけなくはないが人間と人間である。
一言お世話になったとか今までの40年間にはあったので、
2人で悲しみは尽きない。
何が原因でも5年、10年と共に学んだ同士である。
いくら現代がドライであるといっても、
家内はいろいろ連絡したり、贈り物までしてもなしのつぶてで、あの人たちは宇宙人よと捨て台詞。
最後に皆さん揃って、
お免状を郵送するように郵送代まで送ってくる。
私の心は壊れた。
みんな地元で目と鼻の先。
郵送?
北海道ではあるまいし。
歩いてたって会うのだから。
着信拒否、
歩いてあってもあっち向いてと息子に言う親は、これからどんな育て方をする。
まあ!
心配でたまらない。
調べていくととんでもないことになっているらしいが助けようがない。
私たちの脳裏にはまだ彼らが夢で出てくる。
慰めは冬のソナタであったが、今はアンナである。
家内も、私も暮れの構えに入り頑張っている。
人世いろいろだまだまだ」たくさん通ってきてくれる生徒さん。
これから新しくお稽古を始める方々、
明日は花月。
私も久しぶりに立ったり座ったり、
このところ足を鍛えている。
もう茶室のお掃除からお道具、抹茶まで今回は私が準備。
この作務も自分を鍛えるためである。
無心に精一杯!