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自宅庭に同級生の遺体 男逮捕 複数のごみと一緒に埋める

 茨城県河内町生板の住宅庭に男性の遺体が埋められているのが見つかり、県警は29日、死体遺棄容疑で、住人の無職菅生博容疑者(63)=貸金業法違反罪で起訴=を逮捕した。

 県警によると、遺体は7月26日から行方が分からなくなっていた河内町猿島、元同町職員の農業荒井貞男さん(63)。菅生容疑者とは中学の同級生だった。菅生容疑者は「そのようなことはしていません」と否認している。

 菅生容疑者は7月26日当日に「荒井さんと会った」と周囲に話しており、県警は死亡の経緯を知っている可能性があるとみて、殺人などの容疑も視野に捜査する。司法解剖して死因も調べる。

 県警は関係者の話から11月28日、庭を掘り起こすなどして捜索し、深さ約1メートルの土中から遺体を発見した。一部が白骨化し、半袖シャツと長ズボンを着ていた。遺棄したとされる時期は不明。捜査関係者によると、遺体は複数のごみと一緒に埋められており、菅生容疑者は穴を掘ってごみを埋めたことは認めているという。

 県警や知人の話によると、荒井さんは7月26日夜、「外に出てくる」と言って自宅から徒歩で出かけ、不明になった。同27日、家族が警察に届け出た。

 菅生容疑者は「(7月26日に荒井さんを)車で迎えに行って、公園で降ろした。その後、連絡がない」と周囲に話していた。2人は同級生でつくるゴルフサークルに所属。夏以降、菅生容疑者の庭が整地され、プランターで囲まれたという。

 菅生容疑者は、2008年以降、茨城県内の男性3人に無登録で計約4230万円を貸し付けたとして、貸金業法違反(無登録営業)容疑で逮捕、起訴されていた。

 2人と同級生だった無職女性(63)は「荒井さんは運動神経がよく、活発な人だったのに。ショックです」と話した。

[ 2014年11月29日 22:04 ]

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