2014/11/29 21:57
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新しい旅の形、もうキャンピングカーではなくはサイクルキャンパーの時代
新しい旅の形、もうキャンピングカーではなくはサイクルキャンパーの時代!デンマーク生まれのすごいやつ!
自転車で旅をするときに困るのが宿泊だ。余裕があれば宿泊施設を利用することができるが、昔ながらのランドナーなどを利用した旅自転車での移動では、寝袋やテントなどかなりの重装備で移動することになる。これは万国共通であり、誰もが自転車での旅を敬遠しがちになる要因となっていた。
しかしもっと手軽に自転車で旅行を!と思い立ったデンマーク人のマッズ・ヨハンソンがその夢を具現化したのが”ザ・ワイド・パス・キャンパー”だ。車体はバイクトレーラーヒッチで引っ張る形となり、ファイバーグラス製で重さは45kg程度となっている。また本体は折りたたんでコンパクトになる構造となっており、似たようなタイプで自動車でけん引するキャンパーに比べて大幅に軽量にできている。
設置はきちんと固定用の脚がついており、まずは片側の2本の脚で地面にきっちりと固定した上で本体を広げる形となる。そしてもう片側の脚も地面に固定すればガッチリと安定するのだ。中は広々としており、対面式(2対2)で座れるテーブルと椅子の状態から、それらを収納すればダブルベッドへと早変わりする。またオプションでソーラーパネルなど、様々なものも用意されている。
現地での価格は日本円で25万円ほどなのだが、では日本でこれで走ることは可能なのだろうか?現行道路交通法で言えば可能という回答を頂いたが、実際にはそのサイズなどを見ないとなんとも言えないという回答が返ってきた。ただ似たような形状の大型配送用リヤカーが普通に販売、運行されている事を考えれば、問題はないだろう。ただひとつ確実なのは、牽引をしている時点で自転車扱いではなくなり車両となるため、自転車通行可の歩道での走行はできなくなる。
紅葉から冬へと移り変わる美しい季節、本格的キャンパーでとはいかなくても、ちょっとした季節を感じる日帰りの自転車旅に出てみてはいかがだろうか。
H.Moulinette
『自転車で簡単に牽引 ©MJ』 |
『展開も簡単 ©MJ』 |
『中は快適 ©MJ』 |
現地での価格は日本円で25万円ほどなのだが、では日本でこれで走ることは可能なのだろうか?現行道路交通法で言えば可能という回答を頂いたが、実際にはそのサイズなどを見ないとなんとも言えないという回答が返ってきた。ただ似たような形状の大型配送用リヤカーが普通に販売、運行されている事を考えれば、問題はないだろう。ただひとつ確実なのは、牽引をしている時点で自転車扱いではなくなり車両となるため、自転車通行可の歩道での走行はできなくなる。
『これが新しい旅の形になるか? ©MJ』 |
H.Moulinette