丸田祥三の rail song

2014-11-26

和光大学総合文化学科より、「カメラ・レンズ入門」は強制的に休講にすると…


和光大学総合文化学科の教授たちから、

11月6日の授業終了後・午後6時から、翌日7日の午前6時まで、

何と12時間にも及ぶ退職強要。

正直のところ心底怖かったです。

今後、私は和光の講師を辞めさせられ、

私の授業「カメラ・レンズ入門」は講師未定のまま休講にする予定とのこと…

私自身本当に驚いておりますが、状況をご説明いたします。


■11月6日の授業の後、総合文化学科のA教授とB教授から、

朝の6時まで、和光大学の講師を辞めるよう、説得されました。

6日の夜6時から、翌7日の朝6時まで、

(特に深夜2時過ぎから約4時間ずっと) 辞めるよう言われ続けました。


…深夜2時までは、A教授らのただならぬ気配を案じた学生たち数人が、

残ってその場に立ち会ってくれていたのです。

しかし夜も遅いので、2時頃には学生たちには帰って頂きました。

その2時以降のA・B両教授の言動は正直かなりキツいものでした。


私は「会話内容を録音させてほしい」、と何度も頼みました。

しかし2人の教授は録音を頑なに拒んだ上に、

私に対し「スマホを寄越しなさい」(記録を取らせない為?)とまで言ってきました。

A教授は昨年、『特定秘密保護法案 に反対する教員有志による声明』 ( http://ul.lc/55rj )

のまとめ役をされた教授だったのですが。まったく矛盾した姿勢でした。


私・丸田の授業姿勢や、授業運営の手腕への評価は高いそうです。

ですが「総合文化学科の教授たちに対する敬意のない態度が不愉快だ」

「教授たちは皆、アナタのことが嫌いなんですよ」というのが退職勧告の理由でした。

まったく納得できないことでしたので、抗議しましたが、

非常勤講師には反論する権利は無いそうで、

私は退職、「カメラレンズ入門」は休講に、その先は未定、というのが、

A教授とB教授のお考えで、異議は一切認めない、ということでした。


ですが、それでも異議を唱え続け、朝六時に物別れに終わりました

「私は本業がどんなに多忙でもこの4年間、1回も休講していない、そういった点は評価されないのか?」

と言うと、

「それは休講の多い教授陣へのアテツケですか?」とB教授はムッとしたように言い放ちました。

心の通じる相手ではありませんでした。


■とにかく私は和光大学を辞めさせられ、

少なくとも来年度の「カメラ・レンズ入門」は休講、

と総合文化学科の23人の教授・准教授が (私がまったく知らない間に) 勝手に決めてしまったそうです。


それに対して抗議は続けますが、

何故そんな横暴なことをされるか、A教授たちの理屈が私には全然分かりません。


■そもそも私は、和光大学総合文化学科の23人の教授陣の大半に、一度も会ったことがありません。

私を嫌うA教授ら一部のネガキャンに惑わされているとしか思えません。

学科会や教授会非常勤講師の虚偽の噂を流された場合、参加資格のない非常勤講師には反論の場がありません。

本当に無茶苦茶な話です。


■A教授のお考えは、(※学生に伝えるな、と言われておりますが)

和光大がつまらなくなったのは、学生の質が下がったせいだ。教員たちは頑張ってきたのに…」 というもので、

それに対して私が、 「和光大がつまらなくなったのは、教員の質が下がったからで、学生は昔も今も変わっていない」

と以前反論したことが最も気に障ったようでした。


私はそれ以外にも教授たちの態度に対する具体的な批判を何度か口にしたことがあります。

が、私が和光大生として在学していた時代は、盛んに教員同士が批判しあっており、

それは主義主張の異なる教員たちが集まる大学としてはまったく健全な姿に思えました。


ところが6日の深夜

教授陣を批判をしたり、A教授と異なる意見を持つ丸田が和光にいると、

A教授のような考えの教授たちのモチベが下がる、だから辞めてほしい、

とA教授はハッキリそう仰っしゃいました。 信じ難いことですが。


■しかし私が和光大生だった約30年前と比べても、学生のポテンシャル絶対にさがっていない、

今も私はそう思っております。


私の授業を楽しみにしてくれている学生は大勢おり、来年度ぜひ受講したい、と言ってくれる学生も

沢山いるのですが、そんな旨のことを申しても、A教授たちはまったく意に介さない、といった様子でした。


■じつは過去の「カメラ・レンズ入門」の受講者たちも、

「前からA教授はこの授業がお気に召さなかったようだが、それは何故か?」と質問してくることがありました。

確かに私がこの授業を私が始めた4年前から、

A教授は「この授業では他学科の所有するギャラリーは使うな」とか「大学内のスタジオは私の許可なく使うな」とか、

(※実際はアッサリ使えました)よく難癖めいた意見をされ、私も受講生の一部も迷惑しておりました。


■A教授が私を叩きはじめたキッカケは、

4年前、A教授からの再三の誘いで、私が和光大学の教員をやることになった際、

「君の実績に見合った待遇にする」と言っていた筈が、

実際の私の月給は「2万数千円」で、

私が「これでは和光大学の総合文化学科はブラック企業と同じです」と抗議したところ、


A教授は「月給の額は、単に言い忘れたにすぎない、それ以外まったく記憶にない」と。

そして「言い忘れに関しては謝ったのだから、自分たちをブラック企業呼ばわりしたことを撤回し、謝罪しろ」

と逆ギレされ、かなり恫喝めいたことも言われました、

そんな出来事以来のことです。


※こういったことでA教授は、私の授業への意地悪を始められた訳ですが、

随分酷いマネをされる、と思います。

なぜなら、授業への意地悪でもっとも被害を被るのは、私ではなく、学生たちですから


■結局、11月6日、7日以降、A、B両教授からは何の連絡もありません。

私は今後、どう抗議しても強制的に辞めさせられ、4年掛かりで育てた私の授業「カメラ・レンズ入門」は

来年度は教授たちの独断により休講ということになってしまうのでしょうか。

http://d.hatena.ne.jp/malta1964/20141120/1416495368

http://d.hatena.ne.jp/malta1964/20141118/1416270331

http://d.hatena.ne.jp/malta1964/20141118/1416270013

上のリンク先をご覧ください。私の授業の受講生は本当に頑張っております。そして、

来年度受講したい、という希望者はすでに大勢おります。

それでも和光大学総合文化学科は「強権発動」に踏み切るのでしょうか?


■今後ことの成り行きは、一切公開しようと思います。

このような内容を、ネット公開するのはいかがなものか、とお思いの方もいらっしゃると思います。

A教授とその他数名の教授・准教授によるハラスメントは、和光大の恥になると思い、

4年間外部には言わずに我慢して参りました。

が、7日朝、一晩掛かりの恫喝の末、A教授は私にこう言ったのです。

「大学内で、私たちのことを誰かに相談しても無駄です。すべての教職員は私に通じていて、

誰に相談しても会話内容は全部私の耳に入るんです」と笑みを浮かべておられました。

この発言で、私は今回の件、そして今までのパワハラ非常勤講師苛めの件を、外部に伝えるべきだと思いました。

私の母校・大好きな和光大学の恥ずべき点など公にしたくはありませんでしたが、ご理解頂けましたら幸いです。


□学生の皆さんに、これだけは申し上げたいと思います。

今の和光大学(特に総合文化学科) は様々な難問を抱え、手放しで良い学校とは到底いえない状況です。

でも、だからこそ学生の皆さんには学ぶことも多い、有益な場なのだと思います。今後も頑張りましょう。

和光大生のポテンシャルは決して下がっていない、ということを残る二ヶ月で証明してください。

私も精一杯のことはしたいと思います。

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