乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未、初主演映画の充実した撮影を語る
シネマトゥデイ 11月29日(土)5時0分配信
映画『苦役列車』などの山下敦弘監督がメガホンを取った異色作『超能力研究部の3人』で、映画初主演を果たした乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が、撮影時の心境やエピソードを明かした。
【動画】『超能力研究部の3人』予告編
乃木坂46の5枚目のシングル「君の名は希望」のミュージックビデオ内のオーディションから生まれた同作は、物語の進行と共に三人の素の部分も切り取るというフェイクドキュメンタリー。画期的なアイドル映画でもある本作で主演を務める三人は、超能力とUFOに真剣に取り組む女子高生を好演。秋元のキスシーンや生田が「死ねー!」と叫ぶ衝撃的なシーンにも注目だ。
初めての映画主演に秋元は、「最終日は達成感というよりは、終わるのが寂しくて悲しくなって朝から泣いていたら、キャストの方が心配して励ましてくださったのがうれしかった」と充実した表情。生田は「撮影中はずっと悩んでいて、どういう映画になるのかなって不安のほうが大きかった」と不思議なコンセプトゆえに混乱したという。橋本は「監督はオーディションのときは物静かな方だったのですが、現場ではたくさんアドバイスをくださいました。現場を熱くしてくれる監督で感動しました」と監督への信頼を語った。
また、劇中には告白シーンやキスシーンといった恋愛要素もチラホラ。「憧れていたのは、高校生で、制服を着て、町の商店街でコロッケを買って一緒に食べること」と素朴な夢を語った秋元。生田は「わたしは生活力があまりなくて、料理ができなかったり、方向音痴だったりするので、頼りになる人で引っ張ってくれる人がいいな」と理想のタイプを明かした。橋本は「わたしはひと昔前の恋愛がしてみたい。文通とか遠距離恋愛とかに憧れます」とコメント。
三人の女優としての未来が気になるところだが、そんな三人が今後挑戦してみたい役を尋ねてみると、橋本は「わたしは悪役がいい」と悪役へ関心を示した。生田は「今だからできる役がいいな。何かを目指している役とかを演じてみたい」と等身大の役に興味がある様子。そして、秋元は「いじめられっ子をやりたい。どこまで耐えられるか試したい」とそれぞれが静かなる闘志をみなぎらせた。(取材・文・写真 福住佐知子)
映画『超能力研究部の3人』は12月6日より全国公開
最終更新:11月29日(土)5時0分
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