一方、自宅の捜索では、女児のわいせつ写真やDVDなどはいっさい見つかっていないという。写真や映像ではなく、自分の手による感触がすべてだったようだ。
宮内被告はエレベーターの管理会社に勤務し、マンションやビルで点検などを行っていた。妻と大学生、高校生の2人の息子がいる。逮捕されるまで、家族は異常な性癖にまったく気付いていなかったという。
昨年11月下旬、神戸地裁尼崎支部で開かれた公判。宮内被告は落ち着いた様子で証言台に立ち、検察官が述べる追起訴事実を静かに聞き、「間違いありません」とこたえた。黒のトレーナーに白いラインが入った黒のジャージー姿。線が細く、おとなしそうな容貌で、髪は襟足まで伸びきっていた。
被害に遭った女児の父親は「1年でも2年でも長く刑務所に入ってほしい」と厳罰を求めているという。