過去の放送内容
ロングセラーのヒミツ大解剖!「学校編」
学校のロングセラー「試験に出る英単語」
続いて、学校のロングセラーがあるということで伺ったのは「青春出版社」!
ここにある学校のロングセラーを「青春出版社」の武田さんに聞いてみました!
武田さん:「試験に出る英単語」!これがロングセラーになっています!
こちらが、受験生に愛され続ける「試験に出る英単語」!1967年に発売され、累計1488万部のロングセラーです!
実際、今でも売れているのか?本屋さんにお話を伺ってみると…
本屋さん:置いているだけで売れてくれるので非常にありがたい商品ですよ!
では、なんでそんなに売れているのでしょうか?
本屋さん:1つの単語に、1つの和訳というのが原則となっておりまして、効率的に単語を覚えられるんです!
そんなロングセラーの著者は、1955年から13年間、都立日比谷高校の英語教師だった森一郎先生!
その頃、入試に必要な英単語は1万語とされていましたが、先生は「これでは多すぎる!」と徹底的に分析し、試験に出題されやすい1274語に絞り込んだのです!
そしてズバリ「試験に出る英単語」として出版し、大ヒット!
さらに、大きなポイントが…
武田さん:この本が出るまでは“ABC順”に単語が並んでいたのですが、初めて“試験に出る順”で単語を載せたのが画期的でした!
その“試験に出る順”の1番目最初に載っている単語は「intellect」!覚えている人もいるのでは!?
◆ロングセラーのヒミツ「40年以上変化なし」
発売以来43年、CDが付いて少し大きくなりましたが、デザインはほぼ変わっていません!
もちろん中身も変わっておらず、1975年に時事的な単語をわずか6語追加しただけ!
そして1997年には、赤い暗記用シートが付きました。
しかし、試験問題は毎年変わり、もしかしたら試験を出す人がわざと載っていない単語を使うこともあるのでは?という疑問も浮かびますが…
森一郎先生曰く「この本以外から試験を出そうとしても、それでは英文が作れない!」とのこと!!
そこで、受験のプロである予備校の先生に聞いてみると…
先生:試験にでる英単語は、ホントに試験に出るんですよ!よくまとめてあるんです!普遍的な本ですよ!
とプロも絶賛!
森先生の作った「試験に出る英単語」は、43年経った今も名作なんです!