これが一度しか走らなかったトヨタ7の生音!【TGRF2014】
メーカ系ファン感謝イベントの魅力と云えば、伝説の名車を目の当たりに出来るところ。今回のTGRFでは、トヨタ7のエンジンウォームアップ(暖気)シーンに立ち会えました。
今回展示/走行を行ったトヨタ7は70年に登場したマシン。搭載されるエンジンは5L(4986cc)水冷V8・32バルブで590psといわれています。
トヨタ7は当時のFIA車両規格グループ7に準じて作られた2シータースポーツカーでトヨタ初の自社開発プロトタイプレーシングカーです。
今回公開されたのは、いくつかのモデルが有るトヨタ7のうち、5リッターNA(自然吸気)エンジンを積んだ、(社内コード578A)と呼ばれるモデルです。
6台制作され、ターボエンジン搭載が前提でしたが、青いカラーリングのこのマシンのみNAエンジンを搭載しました。ターボエンジン搭載車の事故とオイルショックで一度だけデモ走行をしただけでお蔵入りとなった悲運のマシンですが、グランツーリスモシリーズにも登場したりと、今でも人気の有る1台です。
TGRFではデモンストレーション走行も行いました。来年もナマでこの音を聞きたいですね。
(川崎BASE)
これが一度しか走らなかったトヨタ7の生音!【TGRF2014】(http://clicccar.com/2014/11/29/279699/)