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 茅ケ崎市の木村竹彦副市長が10月、姉妹都市締結のため出張中の米ハワイ州でサーフィン中に亡くなった問題で、服部信明市長が28日会見を開き、現地での検視結果が判明し、溺死(できし)だったと発表した。また、事故直後「プライベートな時間の事故」としていたのを一転させ、「公務だった」と説明した。

 木村副市長は、姉妹都市締結を終えた翌日の朝、ホノルル市のワイキキビーチでサーフィン中に亡くなった。服部市長によると、このサーフィンは、締結を祝して在ホノルル日本総領事館から提案があり、事前に日程に組み込まれた公務という。事故後の会見では、総領事館と発表について調整していなかったため、明らかにできなかったなどと話した。

 また、事故や発表の不備で市民の混乱を招いた責任を取り、来年1月分の市長給与を半減する条例案を、開会中の12月議会に追加提案するという。