デヴィッド・ボウイの新曲が驚くほどジャジーでダーク
CDにして3枚組の最新のコンピレーション・アルバム「Nothing Has Changed」が、アメリカやイギリスなどで18日にリリースされたばかりのデヴィッド・ボウイ。
そこに「Sue (Or In a Season of Crime)」という新曲が収録されているんですけど、その曲がビックリするほど、ジャジーでダークなんです。それは昔なつかし、ヒッチコックの往年の名サスペンス映画や、フランスのギャング映画の大家、ジャン=ピエール・メルヴィル/アラン・ドロン主演の1960年代の作品なんかに使われるたら、ハマリすぎるくらいにハマりそう。しかも、このミュージック・ビデオが曲と同じくらいに暗いんです、これが。
ちなみにこのボウイの新曲は、ブラジル音楽界の大物、ミルトン・ナシメントが1972年に発表した代表曲「Caes」によく似ていると一部で話題になっています。奇しくもこれに気がついたのはブラジルのメディアではなく、フランスの新聞「ル・モンド」のジャーナリストだったんですけどね。
こういう話を聞くと、改めて、音楽には国境がない、ということに気付かされますね。で、盗作疑惑の真偽のほどは?
Jesus Diaz - Gizmodo SPLOID[原文]
(沢田太陽)
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