STAP細胞:理研、小保方氏の実験30日に終了

毎日新聞 2014年11月28日 23時02分(最終更新 11月29日 09時54分)

 理化学研究所は28日、STAP細胞の有無を調べる検証実験のうち、小保方晴子氏による実験を当初の予定通り30日で終えると明らかにした。

 実験の結果はデータがまとまり次第公表する方針。しかし実験データの解釈に時間を要する可能性があり、公表時期は未定としている。

 小保方氏は実験の終了後、検証チームを率いる相沢慎一氏らの指導を受けながら、得られたデータの整理や解析を担う。

 検証チームは8月、小保方氏らが発表した論文に記載された手法では、STAP細胞は再現できていないとする中間報告を発表。当初から進捗(しんちょく)状況にかかわらず11月末で小保方氏の実験を打ち切るとしていた。(共同)

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