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川内原発稼働差し止め仮処分申請 ２８日で審尋が終了
[11/28 18:46] 南九州３県の住民らが九州電力に対し川内原発を再稼働させないよう求めている仮処分申請で、双方の意見を聞く審尋が２８日で終了しました。仮処分を申し立てているのは、鹿児島、熊本、宮崎の住民ら２３人で、「地震によって重大な事故が起きるおそれがある」などとして川内原発を再稼働させないよう求めているものです。２８日開かれた４回目の審尋で住民側は「運用期間中に破局的噴火が起きる可能性は小さいとはいえず、要援護者の避難計画もできていない。」などと主張しました。これに対し九電側は「火山噴火で放射性物質の大量放出事故がおきる具体的危険性はなく、耐震性など含め川内原発の安全性は確保されている」と主張したということで、審尋は２８日で終了しました。住民側の弁護士によりますと年明け以降、裁判所が決定を出す見通しです。住民側の弁護団は「再稼働を前に決定を出してほしいと要望した。１月中の決定を期待している」と話しました。また、九電側は「地震や火山、避難計画など含め川内原発の安全性について十分主張した。裁判所にご理解いただけると確信している」と話しました。 |
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