休日は昼まで寝てしまう、そんな方はいませんか。一見、寝すぎるのは溜まった疲れを癒し、身体に良いように思うかもしれません。しかし、そうではないのです。
ここでは、寝すぎることの身体への悪影響について考えてみたいと思います。
寝すぎると、頭痛がしたり、余計に疲れを感じるということはありませんか。
寝ているときは、人間、リラックスして血管が拡張します。この拡張した血管が脳の神経を圧迫し、頭痛を引き起こすと言われています。さらに、長時間同じ姿勢でいることで、筋肉が凝り、これがだるさや疲れにつながるのです。
寝すぎたために、その日の夜、眠れないなんてことはありませんか。これは寝すぎることで、体内時計が狂い起こります。
日曜に寝すぎて、その日寝つきが悪ければ結局、寝不足になってしまいます。週のはじめから寝不足というのはつらいですよね。
最近の研究では、長すぎる睡眠が記憶力や意思決定力といった脳の機能に悪影響を与えることも分かりつつあります。
特に、中年を越えてからの寝すぎには注意を要するという記事もありました。
中年以降の長すぎる睡眠は、心疾患やうつ症状の発症頻度も増加させると考えられている。
「寝すぎ」がもたらす脳の異変が明らかに 肥満や糖尿病も - ライブドアニュース
他にも、糖尿病患者が最も少ないのは7時間睡眠の人たちなど、睡眠についての研究は日夜進んでいます。
以上、寝すぎるのも身体に良くないという話をしてきました。かといって、短かすぎる睡眠も、もちろん身体に良くないです。
個人にあった適正な睡眠時間を保つようにしましょう。とくに、休みの日は、平日より多く寝たとしても2時間以内にとどめておきましょう。もし、2時間じゃ足りないというのであれば、普段の睡眠時間があなたにとって短い可能性があります。
日本人の寿命は、80歳を越えています。適切な睡眠時間をとることで、長きにわたって、健康でいましょう。
- 寝すぎは疲れる
- 寝すぎると体内時計が狂う
- 寝すぎが脳に悪影響したり糖尿病の発症率を上げるという研究も
- 寝すぎるのは2時間以内に
それでは、またお会いしましょう!
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快眠セラピスト/睡眠環境プランナー*三橋美穂の睡眠情報サイト『スリーピース・カフェ』