140回超える性的暴行 男に無期懲役
日本テレビ系(NNN) 11月27日(木)21時21分配信
暴力団員を装って女性20人に140回以上の性的暴行などを繰り返した男の裁判員裁判で大阪地裁は、27日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。判決によると、無職の中西康浩被告(50)は2006年から6年半にわたり中学生を含む20人の女性に対し合計140回以上の性的な暴行、さらに強盗などを行った。中西被告は被害女性の個人情報を入手し巧みな話術で女性が暴力団組織に狙われていていると信じ込ませた上、「海外に売り飛ばす」「口外すると友達や家族を殺す」などと脅迫して従わざるを得ない状況に追い込み犯行を繰り返していた。
27日の裁判員裁判の判決で大阪地裁は「犯行は、被害者の尊厳を踏みにじる極めて卑劣なものである」として、求刑通り中西被告に無期懲役を言い渡した。
最終更新:11月28日(金)1時19分