東証1部中間決算 円安を追い風に過去最高を記録

11/21 22:31
東京証券取引所の1部に上場する3月期決算企業の中間決算が出そろい、円安を追い風に、輸出関連企業で業績の上振れが目立ったことから、純利益と経常利益の合計は、過去最高を記録した。
証券会社の集計によると、東証1部上場の3月期決算企業の中間決算は、経常利益の合計が前の年の同じ時期から10.3%増えて、およそ22兆6,050億円、純利益は6.5%増えて、およそ14兆3,070億円で、ともに過去最高の水準となった。
円安が進んだことで、自動車や電気機器といった輸出関連企業を中心に、業績の上振れや、通期見通しの上方修正が目立った。
一方で、消費税率引き上げの反動で、小売業では、純利益が前の年の同じ時期を8%下回ったほか、円安による原材料費の高騰で、食品関連企業は、小幅な伸びにとどまるなど、業種によって、明暗が分かれる結果となった。

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